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レミッチOD錠2.5μg(英文商标名 REMITCH OD TABLETS 2.5μg )(五)
2017-11-20 09:27:53 来源: 作者: 【 】 浏览:5721次 评论:0
sp; 13.68±3.65  3.17±1.34  126.03±38.10  5.90±1.10 

(平均値±標準偏差)

臨床成績

ナルフラフィン塩酸塩(カプセル)の成績を以下に示す。

〈血液透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉

(検証的試験)
既存治療抵抗性のそう痒症を有する血液透析患者337例を対象に、1日1回、14日間経口反復投与した際の有効性を、かゆみの指標であるVAS(Visual Analogue Scale)を用い、多施設二重盲検比較試験により検討した。その結果、投与前後でのVAS変化量において、2.5μg及び5μg投与群で本剤の有効性が確認された15)。

表8「2.5μg投与時の臨床成績」、表9「5μg投与時の臨床成績」参照。

(長期投与試験)
既存治療抵抗性のそう痒症を有する血液透析患者211例を対象に、1日1回、ナルフラフィン塩酸塩5μgを52週間経口反復投与した際の有効性を、VASを用い、オープン試験により検討した。その結果、投与前後でのVAS変化量において、有効性が確認された16)。

表10「長期投与時の臨床成績」参照。

ナルフラフィン塩酸塩の依存性について、精神依存及び身体依存を示す症例は認められなかった。また耐性が211例中5例に認められている16)。

**〈腹膜透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉

(一般臨床試験)
既存治療抵抗性のそう痒症を有する腹膜透析患者37例を対象に、ナルフラフィン塩酸塩2.5μgを2週間、続いて5μgを2週間経口反復投与した際の有効性を、かゆみの指標であるVASを用い、非盲検非対照試験により検討した。その結果、2.5μg投与期間2週目(LOCF※)における投与前後でのVAS変化量の平均値は24.93mm(90%信頼区間:18.67, 31.19mm)であり、90%信頼区間の下限値は、事前に設定されたVAS変化量の閾値(15.24mm)を上回った17)。
※LOCF:Last Observation Carried Forward
〈慢性肝疾患患者におけるそう痒症の改善の場合〉

(検証的試験)
抗ヒスタミン薬又は抗アレルギー薬による治療が奏効しない難治性のそう痒症を有する慢性肝疾患患者※316例を対象に、1日1回、12週間経口反復投与した際の有効性を、かゆみの指標であるVASを用い、多施設二重盲検比較試験により検討した。主要評価項目は、投与期間4週目(LOCF)のVAS変化量とした。その結果、投与前後でのVAS変化量において、2.5μg及び5μg投与群で有効性が確認された18)。

※原疾患が確定しており、肝臓の炎症が6ヵ月以上持続している又は画像診断により肝炎からさらに病態が進展した状態にあると判断された肝疾患患者

表11「2.5μg投与時の臨床成績」、表12「5μg投与時の臨床成績」参照。

(長期投与試験)
抗ヒスタミン薬又は抗アレルギー薬による治療が奏効しない難治性のそう痒症を有する慢性肝疾患患者※122例を対象に、1日1回、ナルフラフィン塩酸塩5μgを52週間経口反復投与した際の有効性を、VASを用い、オープン試験により検討した。その結果、投与前後でのVAS変化量において有効性が確認された19)。

※原疾患が確定しており、肝臓の炎症が6ヵ月以上持続している又は画像診断により肝炎からさらに病態が進展した状態にあると判断された肝疾患患者

表13「長期投与時の臨床成績」参照。

ナルフラフィン塩酸塩の依存性について、精神依存を示す症例は認められなかった。また、122例中、身体依存が1例、耐性が4例に認められている19)。

臨床成績の表

表8 2.5μg投与時の臨床成績

例数  平均VAS値
±標準偏差:
投与前
(mm)  平均VAS値
±標準偏差:
投与後
(mm)  共分散分析
(片側2.5%検定):
プラセボ群との差※
(mm)
[95%信頼区間]  共分散分析
(片側2.5%検定):
p値 
プラセボ群  111  73.78±11.47  58.55±22.06  -  - 
2.5μg投与群  112  76.71±11.79  52.19±23.71  9.13
[3.78, 14.49]  p=0.0005 

※投与前の平均VAS値を共変量とした共分散分析により調整済みの点推定値

表9 5μg投与時の臨床成績

例数  平均VAS値
±標準偏差:
投与前
(mm)  平均VAS値
±標準偏差:
投与後
(mm)  共分散分析
(片側2.5%検定):
プラセボ群との差※
(mm)
[95%信頼区間]  共分散分析
(片側2.5%検定):
p値 
プラセボ群  111  73.78±11.47  58.55±22.06  -  - 
5μg投与群  114  73.03±11.54  49.63±22.30  8.26
[3.05, 13.47]  p=0.0010 

※投与前の平均VAS値を共変量とした共分散分析により調整済みの点推定値

表10 長期投与時の臨床成績

投与前  2週目  4週目  12週目  24週目  36週目  52週目 
例数  211  208  198  184  163  155  145 
平均VAS値
±標準偏差
(mm)  75.22
±12.41  50.95
±24.38  47.17
±25.32  39.39
±25.83  33.60
±27.73  31.85
±24.91  30.87
±25.92 

(平均値±標準偏差)

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