ホスレノールチュアブル錠250mg/ホスレノールチュアブル錠500mg
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作成又は改訂年月
** 2013年8月改訂(第8版)
* 2011年4月改訂
日本標準商品分類番号
87219
日本標準商品分類番号等
効能又は効果追加承認年月(最新)
**2013年8月
国際誕生年月
2004年3月
薬効分類名
高リン血症治療剤
承認等
販売名
ホスレノールチュアブル錠250mg
販売名コード
2190029F1026
承認・許可番号
承認番号
22000AMX02371
商標名
Fosrenol Chewable Tablets 250mg
薬価基準収載年月
2008年12月
販売開始年月
2009年3月
貯法・使用期限等
貯法
室温,気密容器に保存
使用期限
外箱に表示
注意
取扱い上の注意の項参照
規制区分
処方せん医薬品注)
注)注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
成分・含量
1錠中,ランタン250mg(炭酸ランタン水和物として477mg)含有
添加物
デキストレイト,軽質無水ケイ酸,ステアリン酸マグネシウム
性状
色・剤形
白色~わずかに黄味を帯びた灰白色の錠剤(チュアブル錠)
外形(識別コード)
直径(mm)
13
厚さ(mm)
4.8
重さ(mg)
1,042
販売名
ホスレノールチュアブル錠500mg
販売名コード
2190029F2022
承認・許可番号
承認番号
22000AMX02372
商標名
Fosrenol Chewable Tablets 500mg
薬価基準収載年月
2008年12月
販売開始年月
2009年3月
貯法・使用期限等
貯法
室温,気密容器に保存
使用期限
外箱に表示
注意
取扱い上の注意の項参照
規制区分
処方せん医薬品注)
注)注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
成分・含量
1錠中,ランタン500mg(炭酸ランタン水和物として954mg)含有
添加物
デキストレイト,軽質無水ケイ酸,ステアリン酸マグネシウム
性状
色・剤形
白色~わずかに黄味を帯びた灰白色の錠剤(チュアブル錠)
外形(識別コード)
直径(mm)
18
厚さ(mm)
5.1
重さ(mg)
2,084
一般的名称
炭酸ランタン水和物チュアブル錠
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
**慢性腎臓病患者における高リン血症の改善
用法及び用量
通常,成人にはランタンとして1日750mgを開始用量とし,1日3回に分割して食直後に経口投与する.以後,症状,血清リン濃度の程度により適宜増減するが,最高用量は1日2,250mgとする.
用法及び用量に関連する使用上の注意
1.
本剤投与開始時又は用量変更時には,1週間後を目安に血清リン濃度の確認を行うことが望ましい.
2.
増量を行う場合は増量幅をランタンとして1日あたりの用量で750mgまでとし,1週間以上の間隔をあけて行うこと.
3.
本剤は噛み砕かずに服用すると溶けにくく,腸管穿孔,イレウスを起こした例の中には噛み砕いていない例もあるので,口中で十分に噛み砕き,唾液又は少量の水で飲み込むよう指導すること.なお,噛み砕くことが困難な患者(高齢者等)には,本剤を粉砕して投与することが望ましい.[「重大な副作用」,「適用上の注意」の項参照]
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
重度の肝機能障害のある患者[重度の肝機能障害を有する患者における使用経験がない.本剤は主に胆汁中に排泄されるため,胆汁排泄が著しく低下しているおそれのある重度の肝機能障害患者では,注意深く観察すること.]
2.
活動性消化性潰瘍,潰瘍性大腸炎,クローン病,腸管狭窄のある患者[本剤の主な副作用は消化器症状のため,これらの疾患に影響を及ぼすおそれがある.]
3.
腸管憩室のある患者[腸管穿孔を起こした例が報告されている.]
4.
腹膜炎又は腹部外科手術の既往歴のある患者[イレウスを起こした例が報告されている.]
5.
消化管潰瘍又はその既往歴のある患者[症状が悪化又は再発した例が報告されている.]
重要な基本的注意
1.
本剤は血中リンの排泄を促進する薬剤ではないので,食事療法等によるリン摂取制限を考慮すること.
2.
**本剤の投与にあたっては,定期的に血清リン,カルシウム及びPTH濃度を測定しながら慎重に投与すること.血清リン及びカルシウム濃度の管理目標値は学会のガイドライン1)等,最新の情報を参考にすること.低カルシウム血症及び二次性副甲状腺機能亢進症の発現あるいは発現のおそれがある場合には,ビタミンD製剤やカルシウム製剤の投与あるいは他の適切な治療法に切り替えることを考慮すること.
3.
2週間で効果が認められない場合には,他の適切な治療法に切り替えること.
相互作用
併用注意
(併用に注意すること)
薬剤名等
テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン,ドキシサイクリン等)
ニューキノロン系抗菌剤(レボフロキサシン水和物,塩酸シプロフロキサシン等)
臨床症状・措置方法
上記薬剤の吸収が低下し,効果が減弱されるおそれがあるので,本剤服用後2時間以上あけて投与すること.
機序・危険因子
ランタンと難溶性の複合体を形成し,上記薬剤の腸管からの吸収を妨げることが考えられる.
薬剤名等
甲状腺ホルモン剤(レボチロキシンナトリウム水和物等)
臨床症状・措置方法
上記薬剤の吸収が低下するおそれが