ALLOPURINOL Tablets(Allopurino)アロプリノール錠50mg「タナベ」/アロプリノール錠100mg「タナベ」
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作成又は改訂年月
**2017年10月改訂(第3版) D1
*2017年7月改訂
日本標準商品分類番号
873943
薬効分類名
高尿酸血症治療剤
承認等
販売名
アロプリノール錠50mg「タナベ」
販売名コード
3943001F2329
承認・許可番号
承認番号
22900AMX00043
商標名
ALLOPURINOL Tablets 50mg
薬価基準収載年月
*2017年6月
販売開始年月
2010年11月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
外箱,容器に使用期限を表示
基準名
日本薬局方
アロプリノール錠
規制区分
処方箋医薬品注)
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分・含量(1錠中)
日局 アロプリノール 50mg
添加物
乳糖水和物,結晶セルロース,トウモロコシデンプン,ヒドロキシプロピルセルロース,低置換度ヒドロキシプロピルセルロース,含水二酸化ケイ素,ステアリン酸マグネシウム
性状
剤形
素錠
色調
白色~微黄白色
外形
規格
直径(mm)6.5
厚さ(mm)2.2
重量(mg)100
識別コード
TG107
販売名
アロプリノール錠100mg「タナベ」
販売名コード
3943001F1667
承認・許可番号
承認番号
22900AMX00038
商標名
ALLOPURINOL Tablets 100mg
薬価基準収載年月
*2017年6月
販売開始年月
1978年4月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
外外箱,容器に使用期限を表示
基準名
日本薬局方
アロプリノール錠
規制区分
処方箋医薬品注)
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分・含量(1錠中)
日局 アロプリノール 100mg
添加物
カルメロースカルシウム,ステアリン酸マグネシウム,トウモロコシデンプン,乳糖水和物,ポビドン
性状
剤形
素錠(割線入)
色調
白色
外形
規格
直径(mm)8.0
厚さ(mm)3.5
重量(mg)210
識別コード
TA108
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
下記の場合における高尿酸血症の是正
痛風,高尿酸血症を伴う高血圧症
用法及び用量
アロプリノールとして,通常成人1日量200~300mgを,2~3回に分けて食後に経口投与する.
なお,年齢,症状により適宜増減する.
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
肝疾患を有するか,又はその既往歴のある患者〔肝障害が発現,又は増悪するおそれがあるので,投与する場合は定期的に肝機能検査を実施すること.〕
2.
腎機能障害のある患者〔高い血中濃度が持続するので,減量等を考慮すること.(「重要な基本的注意」の項参照)〕
3.
高齢者〔「高齢者への投与」の項参照〕
4.
メルカプトプリン水和物(6-MP)又はアザチオプリンを投与中の患者〔「相互作用」の項参照〕
5.
ペントスタチンを投与中の患者〔「相互作用」の項参照〕
重要な基本的注意
1.
本剤の投与により皮膚症状又は過敏症状が発現し,重篤な症状に至ることがあるので,発熱,発疹等が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと.〔「重大な副作用」の項参照〕
2.
腎機能障害のある患者では本剤やその代謝物の排泄が遅延し高い血中濃度が持続するので,投与量の減量や投与間隔の延長を考慮すること.特に腎不全患者に副作用が発現した場合は重篤な転帰をたどることがあり,死亡例も報告されているので,患者の状態を十分に観察し注意しながら投与すること.〔「慎重投与」の項参照〕
3.
急性痛風発作がおさまるまで,本剤の投与を開始しないこと.
4.
投与初期に尿酸の移動により,痛風発作の一時的な増強をみることがある(血中尿酸値を測定しながら投与し,治療初期1週間は1日100mg投与が望ましい).
5.
本剤投与中に痛風が増悪した場合には,コルヒチン,インドメタシン等を併用すること.
相互作用
併用注意
(併用に注意すること)
(1)次の医薬品の代謝または排泄を阻害するとの報告がある.
1. 薬剤名等
メルカプトプリン水和物(6-MP),アザチオプリン
臨床症状・措置方法
骨髄抑制等の副作用を増強する.
これらの薬剤の用量を1/3~1/4に減量すること.
機序・危険因子
本剤がアザチオプリンの代謝酵素であるキサンチンオキシダーゼを阻害する.その結果メルカプトプリン水和物(6-MP)の血中濃度が上昇する.
2. 薬剤名等
ビダラビン
臨床症状・措置方法
ビダラビンの作用を増強し,幻覚,振戦,神経障害等が発現したとの報告がある.
副作用の発現に注意すること.
機序・危険因子
本剤がビダラビンの代謝を抑制し,ビダラビンの作用を増強すると報告されている.
3. 薬剤名等
クマリン系抗凝血剤
ワルファリンカリウム
臨床症状・措置方法
クマリン系抗凝血剤の作用を増強するとの報告がある.
凝固能の変動に注意し,クマリン系抗凝血剤の投与量の減量あるいは投与間隔の延長を考慮すること.
機序・危険因子
本剤による肝代謝酵素活性の低下作用により,クマリン系抗凝血剤の代謝を阻害するためクマリン系抗凝血剤の半減期が延長すると報告されている.
4. 薬剤名等
クロルプロパミド
臨床症状・措