AVASTIN((Bevacizumab(Genetical Recombination))アバスチン点滴静注用100mg/4mL/アバスチン点滴静注用400mg/16mL
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作成又は改訂年月
**2016年5月改訂(第17版)
*2015年12月改訂
日本標準商品分類番号
874291
日本標準商品分類番号等
効能又は効果追加承認年月(最新)
**2016年5月
国際誕生年月
2004年2月
薬効分類名
抗悪性腫瘍剤
抗VEGF注1)ヒト化モノクローナル抗体
注1)VEGF: Vascular Endothelial Growth Factor(血管内皮増殖因子)
承認等
販売名
アバスチン点滴静注用100mg/4mL
販売名コード
4291413A1022
承認・許可番号
承認番号
21900AMX00910
商標名
AVASTIN
薬価基準収載年月
2007年6月
販売開始年月
2007年6月
貯法・使用期限等
貯 法
遮光、2~8℃保存
*使用期限
包装に表示の使用期限内に使用すること
規制区分
生物由来製品
劇薬
*処方箋医薬品注2)
注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分・含有量(1バイアル中):有効成分
4mL中:ベバシズマブ(遺伝子組換え)注3) 100mg
成分・含有量(1バイアル中):添加物
4mL中:トレハロース240mg、リン酸二水素ナトリウム一水和物23.2mg、無水リン酸一水素ナトリウム4.8mg、ポリソルベート20 1.6mg
**注3)本剤は、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。製造工程の培地成分としてブタ由来成分(ペプトン)を使用している。
性状
剤形
注射剤(バイアル)
性状
澄明~乳白光を呈する、無色~微褐色の液
pH
5.9~6.3
浸透圧比
約1(日局生理食塩液に対する比)
販売名
アバスチン点滴静注用400mg/16mL
販売名コード
4291413A2029
承認・許可番号
承認番号
21900AMX00921
商標名
AVASTIN
薬価基準収載年月
2007年6月
販売開始年月
2007年6月
貯法・使用期限等
貯 法
遮光、2~8℃保存
*使用期限
包装に表示の使用期限内に使用すること
規制区分
生物由来製品
劇薬
*処方箋医薬品注2)
注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分・含有量(1バイアル中):有効成分
16mL中:ベバシズマブ(遺伝子組換え)注3) 400mg
成分・含有量(1バイアル中):添加物
16mL中:トレハロース960mg、リン酸二水素ナトリウム一水和物92.8mg、無水リン酸一水素ナトリウム19.2mg、ポリソルベート20 6.4mg
**注3)本剤は、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。製造工程の培地成分としてブタ由来成分(ペプトン)を使用している。
性状
剤形
注射剤(バイアル)
性状
澄明~乳白光を呈する、無色~微褐色の液
pH
5.9~6.3
浸透圧比
約1(日局生理食塩液に対する比)
一般的名称
ベバシズマブ(遺伝子組換え)注
警告
1.
本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては、本剤及び各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
2.
消化管穿孔があらわれ、死亡に至る例が報告されている。本剤の投与中に、消化管穿孔と診断された場合は、本剤の投与を中止し、適切な処置を行い、以降、本剤を再投与しないこと(「慎重投与」、「重大な副作用」の項参照)。
3.
創傷治癒遅延による合併症(創し開、術後出血等)があらわれることがある。
(1)
手術後の患者に本剤を投与する場合は、術創の状態を確認し、投与の可否を検討すること。大きな手術の術創が治癒していない場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合を除き、本剤を投与しないこと(「慎重投与」の項参照)。
(2)
本剤の投与中に創傷治癒遅延による合併症があらわれた場合は、創傷が治癒するまで本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと(「重大な副作用」の項参照)。
(3)
本剤の投与終了後に手術を行う場合は、本剤の投与終了からその後の手術まで十分な期間をおくこと(「重要な基本的注意」、「重大な副作用」の項参照)。
4.
本剤の投与により腫瘍関連出血のリスクが高まる可能性がある。脳腫瘍(脳転移を含む)を有する患者に本剤を投与した場合、脳出血があらわれるおそれがある。本剤の投与中に重度の出血があらわれた場合は、本剤の投与を中止し、適切な処置を行い、以降、本剤を再投与しないこと(「慎重投与」、「重要な基本的注意」、「重大な副作用」の項参照)。
5.
本剤の投与により、肺出血(喀血)があらわれ、死亡に至る例が報告されている。観察を十分に行い、肺出血(喀血)があらわれた場合は、本剤の投与を中止し、適切な処置を行い、以降、本剤を再投与しないこと(【禁忌】、「重大な副作用」の項参照)。
6.
脳血管発作、一過性脳虚血発作、心筋梗塞、狭心症、脳虚血、脳梗塞等の動脈血栓塞栓症があらわれ、死亡に至る例が報告されている。観察を十分に行い異常が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。動脈血栓塞栓症があらわれた患者には、本剤を再投与しないこと(「慎重投与」、「重大な副作用」の項参照)。
7.
高血圧性脳症又は高血圧性クリーゼがあらわれ、死亡に至る例が報告されている。これらの事象があらわれた場合は、本