製薬会社:日本ケミファ株式会社 |
643990112 |
2007-8 |
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この薬の作用と効果について
血液中のカルシウム濃度が異常に高くなった状態を改善します。 |
注射の前に確認すること
・次のような人は注射のまえに主治医に申し出てください:
以前に薬を飲んで、または注射を受けて、発疹やかゆみなどが出たことがある。
アレルギー体質である。気管支ぜんそく、またはその既往歴がある。
・この注射を行う期間:
症状をみながら投与の期間を決めていきます。
・注射の方法:
高カルシウム血症の場合;通常、1日2回朝晩に筋肉内注射または点滴静注します。
骨ページェット病の場合;通常、1日1回、筋肉内に注射します。
・その他: |
副作用について
・薬は人によって、目的の効果以外に、望ましくない作用が出る場合もあります。
◎次のような症状に気づいたら、すぐに主治医や薬剤師、看護師に申し出てください:
<ショック、アナフィラキシー様症状>
顔面蒼白、冷汗、立ちくらみ、めまい、息切れ、意識消失、呼吸困難、じんましん、全身にかゆみを伴った発赤、目や口唇周囲の腫れ、ふらふら感、動悸、息切れ、全身倦怠感、紅潮
<テタニー>筋肉の脱力感、筋力の減退、しびれ、手足の震え
<喘息発作>息苦しさ、喘鳴(ヒューヒュー音)
<肝機能障害、黄疸>体がだるい、食欲不振、はきけ、皮膚や白目が黄色くなる
<過敏症>発疹が出る、じんましん
◆次のような症状に気づいたら、早めに主治医や薬剤師、看護師に相談してください:
<顔面潮紅>顔がほてって赤くなる、<熱感>、<胸部圧迫感>、<動悸>、<吐き気>、<嘔吐>、<下痢>、<食欲不振>、<胸やけ>、<腹痛>、<めまい>、<ふらつき>、<頭痛>、<低ナトリウム血症>食欲不振、吐き気、嘔吐、けいれん、頭痛、意識障害、<低リン血症>食欲不振、筋力の低下、骨痛を伴う骨軟化症、<注射部位疼痛>、<むくみ>、<発熱>、<悪寒>、<全身倦怠感>
◇上記のほかに次のような副作用が出ることがあります:
<血圧上昇>、<血圧低下>、<口渇>、<口内炎>、<耳鳴>、<視覚異常>かすみ目、<しびれ感、口内しびれ感>、<注射部位の発赤・腫脹>、<そう痒感>かゆみ、<脱力感>、<咽頭部違和感>、<あくび>、<頻尿>、<発汗>、<赤血球減少>全身倦怠感、頭重、頭痛、めまい、耳鳴り、動悸、<乳房肥大>、<乳房痛>
・他にもからだの異常を感じたら、主治医や薬剤師、看護師に相談してください。 |
注射のあとに注意していただくこと
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