製薬会社:大鵬薬品工業株式会社 |
643130220 |
2004-11 |
一般名: |
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム |
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この薬の作用と効果について
・この薬は活性型ビタミンB2です。ビタミンB2欠乏症の予防及び治療、ビタミンB2の需要が増大し食事から摂取不十分な際の補給(消耗性疾患など)、ビタミンB2の欠乏または代謝障害が関与する病気(口内炎、湿しんなど)に用います。 |
注射の前に確認すること
・次のような人は注射のまえに主治医に申し出てください:
以前に薬を飲んで、または注射を受けて、発しんやかゆみなどが出たことがある。
・この注射を行う期間:
一定期間投与したあとで、症状を見ながら投与期間を決めていきます。(ビタミンB2の欠乏または代謝障害が関与する病気(口内炎、湿しんなど)については、効果がないのに月余に渡って漫然と使用しません。)
具体的な投与期間については、主治医にお聞きください。
・注射の方法:
通常、1日1~2回、皮下、筋肉内または静脈内に注射します。高用量の場合は点滴静注が用いられます。
・その他: |
副作用について
・薬は人によって、目的の効果以外に、望ましくない作用が出る場合もあります。
◎次のような症状に気づいたら、すぐに主治医や薬剤師、看護師に申し出てください:
◆次のような症状に気づいたら、早めに主治医や薬剤師、看護師に相談してください:
(頻度5%以上の副作用なし)
◇上記のほかに次のような副作用が出ることがあります:
<胸部不快感>(静脈内注射の場合、注射速度が速すぎると一過性に出ることがあります。そのような場合フラビンアデニンジヌクレオチド10mg 当たり1分以上を要して徐々に注射するか、輸液等で希釈して点滴静注されます。)
・他にもからだの異常を感じたら、主治医や薬剤師、看護師に相談してください。 |
注射のあとに注意していただくこと
・薬が尿中に排泄されるため、尿が通常より黄色くなることがありますが、心配する必要はありません。
その他
・薬の働きは代表的なものを記載しています。詳しいことは医師、薬剤師にご確認ください。
・副作用について記載されている症状は、患者様ご自身に早く気づいていただきたい、異常な症状(いつもとは違う症状)のことです。これらの症状は薬の副作用ではない場合もあります。 |
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