中等度 n=8 199.55
(203.63±42.33) 2930.17
(3090.3±868.6) 34.93
(36.0±11.0)
中等度 n=8
健康成人との比(%)
[90%信頼区間] 111.53
[89.10-139.60] 167.59
[135.78-206.86] 136.19
[103.59-179.06]
高度 n=8 186.39
(191.63±49.07) 2603.17
(2833.3±652.3) 26.26
(29.8±11.0)
高度 n=8
健康成人との比(%)
[90%信頼区間] 104.17
[82.10-132.18] 148.89
[119.10-186.13] 102.41
[76.61-136.89]
幾何最小二乗平均値(算術平均値±標準偏差)
健康成人:Ccr>80mL/min,軽度:50≦Ccr≦80mL/min,中等度:30≦Ccr<50mL/min,高度:Ccr<30mL/min
腎機能障害者における単回経口投与時の薬物動態パラメータ
腎機能障害の程度 Cmax
(ng/mL) AUC0-43hr
(ng・hr/mL) t1/2
(hr)
健康成人 n=8 192.69
(195.75±43.28) 1568.38
(1569.5±345.5) 17.41
(18.3±5.7)
末期腎不全罹患者 n=8 211.26
(219.00±118.91) 1826.06
(1820.9±285.4) 22.85
(23.6±5.8)
末期腎不全罹患者 n=8
健康成人との比(%)
[90%信頼区間] 109.64
[82.30-146.06] 116.43
[98.10-138.19] 131.20
[98.26-175.18]
幾何最小二乗平均値(算術平均値±標準偏差)
健康成人:Ccr>80mL/min,軽度:50≦Ccr≦80mL/min,中等度:30≦Ccr<50mL/min,高度:Ccr<30mL/min
肝機能障害者における単回経口投与時の薬物動態パラメータ
肝機能障害の程度 Cmax
(ng/mL) AUC0-∞
(ng・hr/mL) t1/2
(hr)
健康成人 n=8 200.58
(185.88±84.65) 1610.10
(1548.8±209.1) 21.95
(24.8±6.4)
軽度 n=8 251.64
(229.25±86.16) 2348.28
(2207.9±790.0) 26.69
(27.9±7.1)
軽度 n=8
健康成人との比(%)
[90%信頼区間] 125.45
[97.07-162.14] 145.85
[122.13-174.17] 121.56
[94.13-156.99]
中等度 n=8 276.24
(247.63±112.95) 2566.69
(2418.9±505.8) 30.21
(30.9±6.6)
中等度 n=8
健康成人との比(%)
[90%信頼区間] 137.72
[106.56-177.99] 159.41
[133.49-190.37] 137.59
[106.54-177.68]
幾何最小二乗平均値(算術平均値±標準偏差)
軽度:Child-Pugh分類で合計スコアが5~6,中等度:Child-Pugh分類で合計スコアが7~9
**臨床成績
1. 単独療法
(1) プラセボ対照二重盲検比較試験(用量設定試験)
食事療法及び運動療法で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者(324例)を対象に,テネリグリプチンとして10mg,20mg,40mg又はプラセボを1日1回12週間投与した.テネリグリプチンはプラセボに比べ,投与開始初期よりHbA1c値(NGSP値)を有意に低下させ,血糖コントロールを改善させた17).
(2) プラセボ対照二重盲検比較試験(検証的試験)
食事療法及び運動療法で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者(203例)を対象に,テネリグリプチンとして20mg又はプラセボを1日1回12週間投与した.テネリグリプチンはプラセボに比べ,投与開始初期よりHbA1c値(NGSP値)を有意に低下させ,血糖コントロールを改善させた18).
(3) 長期投与試験
食事療法及び運動療法で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者(151例)を対象に,テネリグリプチンとして20mg又は40mg(増量時)を1日1回52週間投与した.テネリグリプチンは投与開始初期よりHbA1c値(NGSP値)を有意に低下させ,52週時における投与開始からのHbA1c値(NGSP値)の変化量(平均値±標準偏差)は-0.63±0.67%であり,52週にわたって安定した血糖コントロールが得られた.52週までの低血糖症の副作用発現率は,2.6%(4例/151例)であった19).
2. スルホニルウレア系薬剤又はチアゾリジン系薬剤との併用試験
(1) プラセボ対照二重盲検比較試験
食事療法及び運動療法に加えてグリメピリド(194例)又はピオグリタゾン(204例)で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者を対象に,テネリグリプチンとして20mg又はプラセボを1日1回12週間投与した.テネリグリプチン併用投与はグリメピリド単独投与又はピオグリタゾン単独投与に比べ,HbA1c値(NGSP値)を有意に低下させ,血糖コントロールを改善させた20,