p; 1.28
[1.16, 1.41] 1.52
[1.37, 1.68]
ヒドララジン
1、5日目に5mg1日1回 1日目初回に1200mg、2回目に400mg、2~4日目に400mg1日2回、5日目に400mg1日1回 14 1日目 0.73
[0.67, 0.81] 0.87
[0.78, 0.97]
ヒドララジン
1、5日目に5mg1日1回 1日目初回に1200mg、2回目に400mg、2~4日目に400mg1日2回、5日目に400mg1日1回 14 5日目 0.79
[0.71, 0.88] 0.91
[0.82, 1.01]
注11)外国人データ
注12)ノルエチンドロン
注13)エチニルエストラジオール
臨床成績
*(外国人データ) A型又はB型インフルエンザウイルス感染症患者を対象として、プラセボを対照とした第I/II相試験[本剤を1日目は1回1800mgを1日2回、2日目から5日目は1回800mgを1日2回経口投与(1800mg/800mg BID)及び本剤を1日目初回は2400mg、2回目及び3回目は1回600mg、2日目から5日目は1回600mgを1日3回経口投与(2400mg/600mg TID)注14)]を実施した。主要評価項目である罹病期間注15)について、プラセボ群(88例)と本剤1800mg/800mg BID群(101例)との対比較では、統計学的に有意な差が認められたが(p=0.01、Gehan-Wilcoxon test)、本剤2400mg/600mg TID群(82例)との対比較では、統計学的に有意な差は認められなかった(p=0.414、Gehan-Wilcoxon test)。
注14)本剤の承認用法及び用量は、「1日目は1回1600mgを1日2回、2日目から5日目は1回600mgを1日2回経口投与」
注15)インフルエンザ主要6症状(咳嗽、咽頭痛、頭痛、鼻閉、筋肉痛、全身倦怠感)及び発熱の持続時間
A型又はB型インフルエンザウイルス感染症患者を対象として、プラセボを対照とした第III相試験[本剤を1日目は1800mgを1日2回、2日目から5日目は1回800mgを1日2回経口投与(1800mg/800mg BID)注16)]について、主要評価項目をインフルエンザ主要症状罹病期間注17)と設定し、2試験(試験〈1〉及び試験〈2〉)実施した結果は以下のとおりであった。
(表参照のこと)
図3 主要評価項目注17)に係るKaplan-Meierプロット図
(ITTI集団、試験〈1〉)
図4 主要評価項目注17)に係るKaplan-Meierプロット図
(ITTI集団、試験〈2〉)
注16)本剤の承認用法及び用量は、「1日目は1回1600mgを1日2回、2日目から5日目は1回600mgを1日2回経口投与」
注17)インフルエンザ主要6症状(咳嗽、咽頭痛、頭痛、鼻閉、筋肉痛、全身倦怠感)及び発熱が「改善」するまでの時間。インフルエンザ主要6症状のすべてが消失あるいは軽度となり、かつ発熱が回復した状態を21.5時間持続した場合を「改善」と定義。
注18)Peto-Peto-Prentice検定
〈参考:国際共同第III相試験(成人)〉 A型又はB型インフルエンザウイルス感染症患者を対象として、オセルタミビルリン酸塩(1回75mg1日2回、5日間)を対照とした国際共同第III相試験(成人、承認用法及び用量とは異なる用法及び用量注19))を実施した[640例(日本467例、韓国55例、台湾118例)]。インフルエンザ主要症状罹病期間注20)の中央値[95%信頼区間]は、本剤群(377例)で63.1[55.5, 70.4]時間、オセルタミビルリン酸塩群(380例)で51.2[45.9, 57.6]時間であり、オセルタミビルリン酸塩群に対する本剤群のハザード比[95%信頼区間]は、0.818[0.707, 0.948]であり、本剤の有効性は示されなかった(p=0.007、log-rank test)。
注19)1日目初回は1200mg、1日目2回目は400mg、2日目から5日目は1回400mgを1日2回経口投与した。なお、本剤の承認用法及び用量は、「1日目は1回1600mgを1日2回、2日目から5日目は1回600mgを1日2回経口投与」
注20)治験薬投与開始後から7つのインフルエンザ主要症状[咳嗽、咽喉頭痛、頭痛、鼻閉、熱感、筋肉痛及び全身倦怠感]がすべて「改善」するまでの時間(すべてのスコアが「1」以下に達した時点)。患者日誌をもとに治験責任医師又は治験分担医師がスコア化したインフルエンザ症状が「1」以下となってから21.5時間以上そのスコアを維持した状態を「改善」と定義。
〈参考:海外第II相試験(成人)〉 A型又はB型インフルエンザウイルス感染症患者を対象として、プラセボを対照とした海外第II相試験[本剤を1日目は1回1000mgを1日2回、2日目から5日目は1回400mgを1日2回経口投与(1000mg/400mg BID)、本剤を1日目は1回1200mgを1日2回、2日目から5日目は1回800mgを1日2回経口投与(1200mg/800mg BID)及びプラセボを1日2回経口投与]注21)を実施した。インフルエンザ主要症状罹病期間注22)の中央値[95%信頼区間]は、本剤1000mg/400mg BID群(88例)で100.4[82.4, 119.8]時間、本剤1200mg/800mg BID群(121例)で86.5[79.2, 102.1]時間、プラセボ群(124例)で91.9[70.3, 105.4]時間であり、プラセボ群との対比較において、本剤群のいずれにおいても、統計学的に有意な差は認められなかった(p>0.05、Gehan-Wilcoxon test、検定の多重性はStep-down法で調整)。
注21)本剤の承認用法及び用量は、「1日目は1回1600mgを1日2回、2日目から5日目は1回600mgを1日2回経口投与」
注22)インフルエンザ主要6症状(咳嗽、咽頭痛、頭痛、鼻閉、筋肉痛、全身倦怠感)がすべて「改善」するまでの時間(すべてのスコアが「1」以下に低下した時点)及び発熱が20歳以上65歳未満の患者では38℃以下、65歳以上の患者では37.8℃以下を21.5時間以上維持した状態。
臨床成績の表
主要解析結果(ITTI集団)
試験〈1〉 試験〈1〉 試験〈2〉 試験〈2〉
本剤群
(301例) プラセボ群
(322例) 本剤群