塩酸塩
4.90mg
(ピリドキシンとして)
(4.03mg)
シアノコバラミン
5.0μg
パンテノール
14mg
(パントテン酸として)
(15.0mg)
<添加物>
氷酢酸(pH調整剤)
1.382g
コハク酸(pH調整剤)
適量
下室液のK+濃度は、27mEq/L。
■混合時(1袋、2000mL中)
<糖質>
ブドウ糖
350g
糖濃度
17.5%
<電解質>
Na+※
100mEq
K+
54mEq
Mg2+
10mEq
Ca2+
10mEq
Cl-
100mEq
SO42-
10mEq
Acetate-※
107mEq
Citrate3-※
23mEq
Succinate2-※
24mEq
P
12mmol(373mg)
Zn
40μmol
<ビタミン>
チアミン塩化物塩酸塩
3.90mg
リボフラビンリン酸エステルナトリウム
4.6mg
ピリドキシン塩酸塩
4.90mg
シアノコバラミン
5.0μg
ニコチン酸アミド
40mg
パンテノール
14mg
葉酸
0.4mg
ビオチン
60μg
アスコルビン酸
100mg
ビタミンA油
3300ビタミンA単位
コレカルシフェロール
5.0μg
トコフェロール酢酸エステル
10mg
フィトナジオン
2mg
<アミノ酸>
総遊離アミノ酸量
60g
総窒素量
9.40g
必須アミノ酸/非必須アミノ酸
1.44
分岐鎖アミノ酸含有率
30w/w%
総熱量
1640kcal
非蛋白熱量
1400kcal
非蛋白熱量/窒素
149
※:添加物に由来するものを含む。
性状
<上室液>
性状
無色澄明
pH
約6.9(製造直後の平均実測値)
6.5~7.5(規格値)
浸透圧比
約3(生理食塩液に対する比)
<小室液>
性状
黄褐色澄明
pH
約5.9(製造直後の平均実測値)
5.5~6.5(規格値)
浸透圧比
約1(生理食塩液に対する比)
<下室液>
性状
無色澄明
pH
約4.5(製造直後の平均実測値)
3.8~4.8(規格値)
浸透圧比
約6(生理食塩液に対する比)
<混合時>
性状
黄色澄明
pH
約5.4(製造直後の平均実測値)
浸透圧比
約5(生理食塩液に対する比)
警告
ビタミンB1欠乏症と思われる重篤なアシドーシスが発現した場合には、直ちに100~400mgのビタミンB1製剤を急速静脈内投与すること。また、高カロリー輸液療法を施行中の患者では、基礎疾患及び合併症に起因するアシドーシスが発現することがあるので、症状があらわれた場合には高カロリー輸液療法を中断し、アルカリ化剤の投与等の処置を行うこと。
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
電解質代謝異常のある患者[電解質異常を助長し、症状が悪化するおそれがある。]
(1)
高ナトリウム血症の患者
(2)
高クロル血症の患者
(3)
高カリウム血症(乏尿、アジソン病、高窒素血症等)の患者
(4)
高リン血症(副甲状腺機能低下症等)の患者
(5)
高マグネシウム血症(甲状腺機能低下症等)の患者
(6)
高カルシウム血症の患者
2.
重篤な肝障害(肝性昏睡又は肝性昏睡のおそれ等)のある患者[アミノ酸の代謝が十分に行われないため、症状が悪化するおそれがある。]
3.
重篤な腎障害のある患者[水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。また、アミノ酸の代謝産物である尿素等が滞留し、症状が悪化するおそれがある。]
4.
アミノ酸代謝異常のある患者[投与されたアミノ酸が代謝されず、症状が悪化するおそれがある。]
5.
本剤又は本剤配合成分に過敏症の既往歴のある患者
6.
血友病の患者[出血時間を延長させるおそれがある(パンテノール含有のため)。]
効能又は効果
経口・経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質、カロリー、アミノ酸、ビタミン補給
用法及び用量
ネオパレン1号輸液
本剤は経中心静脈栄養法の開始時で、耐糖能が不明の場合や耐糖能が低下している場合の開始液として、あるいは侵襲時等で耐糖能が低下しており、ブドウ糖を制限する必要がある場合の維持液として用いる。
用時に上下2室の隔壁と上室内にある黄褐色の小室を同時に開通し十分に混合して、開始液又は維持液とする。
通常、成人には1日2000mLの開始液又は維持液を24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
なお、症状、年齢、体重に応じて適宜増減する。
ネオパレン2号輸液
本剤は経中心静脈栄養法の維持液として用いる。
用時に上下2室の隔壁と上室内にある黄褐色の小室を同時に開通し十分に混合して、維持液とする。
通常、成人には1日2000mLの維持液を24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
なお、症状、年齢、体重に応じて適宜増減する。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
菌血症の患者[カテーテルが二次感染巣となることがあり、敗血症さらには敗血症性ショックを起こすおそれがある。]
2.
脱水症の患者[本症には適切な水分、電解質管理が必要であり、本剤の投与により水分、電解質等に影響を与え、症状が悪化するおそれがある。]
3.
肝機能障害のある患者[代謝機能が低下している。]
4.
腎障害のある患者[水分、電解質等の調節機能が低下している。]
5.
重症熱傷のある患者[水分、電解質代謝等が著しく障害されている。]
6.
心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
7.
閉塞性尿路疾患によ