usmn;2.4
(平均値±標準偏差)
表4
(平均値±標準偏差)
投与群 |
Cmax
(ng/mL) |
tmax
(hr) |
AUCinf
(ng・hr/mL) |
t1/2
(hr) |
絶食下投与(N=16) |
2049.1±782.3 |
1.2±0.8 |
6538.3±1263.0 |
6.8±1.7 |
食後投与(N=16) |
1456.0±514.8 |
1.8±1.0 |
5321.6±910.4 |
6.3±1.5 |
臨床成績
1.
痛風を含む高尿酸血症患者202例を対象としたプラセボ対照無作為化二重盲検用量反応比較試験を行った。本剤10mg/日から投与を開始し、各群の固定維持用量(20、40、60又は80mg/日)まで用量を段階的に増量した。増量のタイミングは投与開始後2、6及び10週とし、これ以降16週まで用量を維持した。投与開始後16週時(各群の維持用量まで用量を段階的に増量した期間を含む)に、血清尿酸値が6.0mg/dL以下に到達した患者の割合(達成率)及び各投与期間での痛風関節炎の発現割合は、下表のとおりであった22)。
(表5参照)
(表6参照)
(注)本剤の承認された用法・用量における最大投与量は60mg/日である。
2.
痛風を含む高尿酸血症患者244例を対象としたアロプリノール対照無作為化二重盲検比較試験を行った。本剤10mg/日又はアロプリノール100mg/日を12日間投与し、その後、それぞれ40mg/日又は200mg/日に増量し44日間投与した。投与開始後8週の血清尿酸値変化率(主要評価項目)において、本剤40mg/日群のアロプリノール200mg/日に対する非劣性が示された(P<0.001:非劣性マージンは5%)。また、投与開始後8週の血清尿酸値6.0mg/dL以下達成率(副次評価項目)は、本剤40mg/日群82.0%、アロプリノール200mg/日群70.0%であった。各投与期間での痛風関節炎の発現割合は下表のとおりであった23)。
(表7参照)
(表8参照)
3.
血清尿酸値9.0mg/dL以上の痛風を含む高尿酸血症患者171例を対象とした長期投与試験を実施した。10mg/日から投与を開始し、投与開始後3週目に20mg/日、投与開始後7週目に40mg/日に増量した。投与開始後10週目の血清尿酸値が6.0mg/dLを超えていた場合は投与開始後15週目より60mg/日に増量し、血清尿酸値が6.0mg/dL以下の場合は40mg/日を維持した。投与開始後18週、26週、52週で血清尿酸値が6.0mg/dL以下に到達した患者の割合(達成率)は、40mg投与群では、それぞれ93.5、91.5、86.4%、また、60mg投与群では、それぞれ74.4、71.4、87.5%であった24)。
表5 投与開始後16週の血清尿酸値6.0mg/dL以下達成率
投与群 |
血清尿酸値
6.0mg/dL以下
達成率 |
プラセボ群との差 |
95%信頼区間
(%) |
プラセボ(38例) |
2.6% |
- |
- |
20mg/日(43例) |
46.5% |
43.9% |
28.1~59.6 |
40mg/日(41例) |
82.9% |
80.3% |
67.7~92.9 |
60mg/日(36例) |
83.3% |
80.7% |
67.5~93.9 |
80mg/日(41例) |
87.8% |
85.2% |
73.9~96.4 |
表6 痛風関節炎の発現割合