7. 薬剤名等
薬効分類:精神神経用剤
パロキセチン塩酸塩水和物
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
18. 薬剤名等
薬効分類:精神神経用剤
フルボキサミンマレイン酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
19. 薬剤名等
薬効分類:精神神経用剤
モノアミン酸化酵素阻害剤
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
20. 薬剤名等
薬効分類:不整脈用剤
アミオダロン塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
相手薬剤の甲状腺機能異常の副作用により甲状腺機能が亢進すると本剤の作用が増強される。
21. 薬剤名等
薬効分類:不整脈用剤
プロパフェノン塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
22. 薬剤名等
薬効分類:不整脈用剤
キニジン硫酸塩水和物
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
23. 薬剤名等
薬効分類:高脂血症用剤
コレスチラミン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が腸管内で本剤を吸着し本剤の吸収を阻害する。
相手薬剤が本剤の腸肝循環を妨げる。
24. 薬剤名等
薬効分類:高脂血症用剤
シンバスタチン
フルバスタチンナトリウム
ロスバスタチンカルシウム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
25. 薬剤名等
薬効分類:高脂血症用剤
フィブラート系
ベザフィブラート
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の作用部位への親和性を増加させる。
26. 薬剤名等
薬効分類:高脂血症用剤
フィブラート系
クリノフィブラート
クロフィブラート
フェノフィブラート等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
27. 薬剤名等
薬効分類:高脂血症用剤
デキストラン硫酸エステルナトリウム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の抗凝固(抗トロンビン)作用による。
28. 薬剤名等
薬効分類:消化性潰瘍用剤
オメプラゾール
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
29. 薬剤名等
薬効分類:消化性潰瘍用剤
シメチジン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4等を阻害する。
30. 薬剤名等
薬効分類:鎮吐剤
アプレピタント
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を誘導する。
31. 薬剤名等
薬効分類:ホルモン剤
副腎皮質ホルモン
プレドニゾロン等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱又は増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が血液凝固能を亢進させ、本剤の作用を減弱する。
本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。
32. 薬剤名等
薬効分類:ホルモン剤
甲状腺製剤
レボチロキシンナトリウム水和物等
臨床症状・措置方法
甲状腺機能低下症の患者に相手薬剤を投与し甲状腺機能が正常化すると血液凝固能が低下し、見かけ上本剤の作用が増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤がビタミンK依存性血液凝固因子の異化を促進する。
33. 薬剤名等
薬効分類:ホルモン剤
抗甲状腺製剤
チアマゾール等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
甲状腺機能亢進症の患者に相手薬剤を投与し甲状腺機能が正常化すると血液凝固能が亢進し見かけ上の本剤の作用が減弱することがある。
併用する場合には病態の変化に応じて血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の副作用である低プロトロンビン血症が出血傾向を助長することがある。
甲状腺機能が亢進すると血液凝固因子の合成及び代謝亢進により本剤の作用が増強することがある。相手薬剤投与