脈等)があらわれることがある。消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。
措置方法:「過量投与」の項参照。
機序・危険因子
本剤の腎排泄が抑制され、血中濃度が上昇するとの報告がある。
9. 薬剤名等
*利尿剤
トルバプタン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
ジギタリス中毒の症状(嘔気、嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。
措置方法:「過量投与」の項参照。
機序・危険因子
P糖蛋白質を介した本剤の排泄の抑制により、血中濃度が上昇するとの報告がある。
10. 薬剤名等
血圧降下剤
レセルピン系薬剤
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
ジギタリス中毒の症状(嘔気、嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。
措置方法:「過量投与」の項参照。
機序・危険因子
薬力学的相互作用により、伝導抑制の増強、徐脈の誘発があらわれることがある。
11. 薬剤名等
アンジオテンシンII受容体拮抗剤
テルミサルタン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
ジギタリス中毒の症状(嘔気、嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。
措置方法:「過量投与」の項参照。
機序・危険因子
機序は不明であるが、本剤の血中濃度が上昇するとの報告がある。
12. 薬剤名等
カルシウム拮抗剤
ベラパミル
ジルチアゼム
ニフェジピン 等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
ジギタリス中毒の症状(嘔気、嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。
措置方法:「過量投与」の項参照。
機序・危険因子
本剤の腎排泄が抑制され、血中濃度が上昇するとの報告がある。
13. 薬剤名等
HMG-CoA還元酵素阻害剤
フルバスタチン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
ジギタリス中毒の症状(嘔気、嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。
措置方法:「過量投与」の項参照。
機序・危険因子
機序は不明であるが、本剤の最高血中濃度の上昇が認められたとの報告がある。
14. 薬剤名等
HMG-CoA還元酵素阻害剤
アトルバスタチン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
ジギタリス中毒の症状(嘔気、嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。
措置方法:「過量投与」の項参照。
機序・危険因子
P糖蛋白質を介した本剤の排泄の抑制により血中濃度の上昇が示唆されている。
15. 薬剤名等
ポリスチレンスルホン酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
ジギタリス中毒の症状(嘔気、嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。
措置方法:「過量投与」の項参照。
機序・危険因子
腸内のカリウムイオンとのイオン交換により、血中カリウム値が低下するとの報告がある。
16. 薬剤名等
交感神経刺激剤
アドレナリン
オルシプレナリン
イソプレナリン 等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
ジギタリス中毒の症状(嘔気、嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。
措置方法:「過量投与」の項参照。
機序・危険因子
薬力学的相互作用により不整脈があらわれることがある。
17. 薬剤名等
プロトンポンプ阻害剤
オメプラゾール
ラベプラゾール 等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
ジギタリス中毒の症状(嘔気、嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。
措置方法:「過量投与」の項参照。
機序・危険因子
胃酸分泌抑制作用により本剤の加水分解が抑制され、血中濃度が上昇するとの報告がある。
18. 薬剤名等
副腎皮質ホルモン剤
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
ジギタリス中毒の症状(嘔気、嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。消化器・神経系自覚症状、心電図、血中濃度測定等必要に応じ観察するとともに腎機能、血清電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、甲状腺機能等の誘因に注意すること。
措置方法:「過量投与」の項参照。
機序・危険因子
副腎皮質ホルモンにより低カリウム血症が起こるためと考えられている。
19. 薬剤名等
ビタミンD製剤
カルシトリオ