ダラフィル
(アドシルカ)
臨床症状・措置方法
これら薬剤の血中濃度が上昇し,視覚障害,低血圧,持続勃起及び失神等の有害事象が起こる可能性がある。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
8.
薬剤名等
ブロナンセリン
(ロナセン)
アゼルニジピン
(カルブロック)
リバーロキサバン
(イグザレルト)
臨床症状・措置方法
これら薬剤の血中濃度が上昇し,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
9.
薬剤名等
トリアゾラム
(ハルシオン)
ミダゾラム
(ドルミカム)
臨床症状・措置方法
これら薬剤の血中濃度が上昇し,重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(鎮静作用の延長や増強又は呼吸抑制等)が起こる可能性がある。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
併用注意
(併用に注意すること)
1. 薬剤名等
アミオダロン塩酸塩
ベプリジル塩酸塩水和物
ジソピラミド
フレカイニド酢酸塩
リドカイン塩酸塩
メキシレチン塩酸塩
プロパフェノン塩酸塩
キニジン硫酸塩水和物
臨床症状・措置方法
これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の血中濃度をモニタリングすることが望ましい。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
2. 薬剤名等
シクロスポリン
タクロリムス水和物
テムシロリムス
臨床症状・措置方法
これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の血中濃度をモニタリングすることが望ましい。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
3. 薬剤名等
クロナゼパム
エトスクシミド
臨床症状・措置方法
これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,患者の状態を注意して観察することが望ましい。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
4. 薬剤名等
パロキセチン塩酸塩水和物
アミトリプチリン塩酸塩
イミプラミン塩酸塩
ノルトリプチリン塩酸塩
トラゾドン塩酸塩
臨床症状・措置方法
これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用時にこれら薬剤を増量する場合は慎重に行い,患者の状態を注意して観察することが望ましい。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
5. 薬剤名等
コルヒチン
臨床症状・措置方法
コルヒチンの血中濃度が上昇する可能性があるため,腎機能障害又は肝機能障害を有する患者には投与を避けること。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
6. 薬剤名等
アムロジピンベシル酸塩
ジルチアゼム塩酸塩
フェロジピン
ニカルジピン塩酸塩
ニフェジピン
ベラパミル塩酸塩
臨床症状・措置方法
これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。これら薬剤と併用する場合は,患者の状態を注意して観察することが望ましい。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
7. 薬剤名等
フルチカゾンプロピオン酸エステル
(吸入剤,点鼻剤)
臨床症状・措置方法
フルチカゾンの血中濃度が上昇し,血清コルチゾール濃度が低下する可能性がある。長期間併用する場合は,他剤への変更を考慮すること。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
8. 薬剤名等
アトルバスタチンカルシウム水和物
臨床症状・措置方法
アトルバスタチンの血中濃度が上昇する可能性がある。アトルバスタチンカルシウム水和物と併用する場合は,最少量から投与し,安全性を観察しながら増量すること。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
9. 薬剤名等
サルメテロールキシナホ酸塩
臨床症状・措置方法
サルメテロールの血中濃度が上昇し,QT延長,動悸及び洞性頻脈等の心血管系有害事象の発現リスクが上昇する可能性がある。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
10. 薬剤名等
ペルフェナジン
リスペリドン
臨床症状・措置方法
これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の減量を考慮すること。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
11. 薬剤名等
*シルデナフィルクエン酸塩
(バイアグラ)
タダラフィル
(シアリス,ザルティア)
臨床症状・措置方法
これら薬剤の血中濃度が上昇し,低血圧,失神,視覚障害及び持続勃起等の有害事象が増加する可能性がある。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
12. 薬剤名等
クロラゼプ酸二カリウム
ジアゼパム
エスタゾラム
フルラゼパム塩酸塩
ゾルピデム酒石酸塩
臨床症状・措置方法
これら薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,これら薬剤の減量を考慮すること。また,患者の状態を注意して観察することが望ましい。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
13. 薬剤名等
ボセンタン水和物
臨床症状・措置方法
ボセンタンの血中濃度が上昇する可能性がある。本剤と併用する場合は,ボセンタン水和物の減量を考慮すること。
機序・危険因子
コビシスタットのCYP3Aに対する阻害作用が考えられる。
14. 薬剤名等
ダサチニブ水和物
ラパチニブトシル酸塩水和物
エベロリムス
ブデソニド
エプレレノン
トルバプタ