lta;Cmax:投与前後の最高血漿中グルコース濃度の差]
血漿中グルコース濃度ならびにΔAUC、ΔCmaxのパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
ΔCmax(mg/dL) ΔAUC0-120min(mg・min/dL)
水なし ボグリボースOD錠0.2mg「サワイ」 44.6±18.7 2689.0±1340.7
水なし 標準製剤(錠剤、0.2mg) 43.8±21.0 2697.1±1343.7
水あり ボグリボースOD錠0.2mg「サワイ」 50.8±16.9 3238.1±1355.1
水あり 標準製剤(錠剤、0.2mg) 50.6±17.1 3315.7±1279.1
(Mean±S.D.,n=16)
ΔCmax(mg/dL) ΔAUC0-120min(mg・min/dL)
水なし ボグリボースOD錠0.3mg「サワイ」 53.4±19.1 3695.2±1467.9
水なし 標準製剤(錠剤、0.3mg) 55.5±21.0 3673.7±1513.9
水あり ボグリボースOD錠0.3mg「サワイ」 48.7±16.2 2939.0±1482.3
水あり 標準製剤(錠剤、0.3mg) 48.4±15.3 3049.8±1388.5
(Mean±S.D.,n=16)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
ボグリボース(Voglibose)
化学名
3,4-Dideoxy-4-[2-hydroxy-1-(hydroxymethyl)ethylamino]-2-C-(hydroxymethyl)-D-epi-inositol
分子式
C10H21NO7
分子量
267.28
融点
163~168℃
構造式
性状
ボグリボースは白色の結晶又は結晶性の粉末である。水に極めて溶けやすく、酢酸(100)に溶けやすく、メタノールに溶けにくく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくい。0.1mol/L塩酸試液に溶ける。
取扱い上の注意
・安定性試験
PTP包装(PTPシートをアルミピロー包装(乾燥剤入り))したものを用いた加速試験(40℃75%RH、6ヶ月)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。2)、3)
包装
ボグリボースOD錠0.2mg「サワイ」:
PTP:100錠(10錠×10)、500錠(10錠×50)、1,000錠(10錠×100)、1,050錠(21錠×50)
ボグリボースOD錠0.3mg「サワイ」:
PTP:100錠(10錠×10)、500錠(10錠×50)、1,000錠(10錠×100)、1,050錠(21錠×50)
主要文献及び文献請求先
主要文献
1)
陶易王他,医学と薬学,57(5),651(2007).
2)
沢井製薬(株)社内資料[安定性試験]
3)
沢井製薬(株)社内資料[安定性試験]
文献請求先
〔主要文献(社内資料を含む)は下記にご請求下さい〕
沢井製薬株式会社 医薬品情報センター
〒532-0003 大阪市淀川区宮原5丁目2-30
フリーダイヤル:0120-381-999
FAX:06-6394-7355
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
製造販売元
沢井製薬株式会社