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HANP FOR INJECTION(ハンプ注射用1000)
2013-11-15 14:48:58 来源: 作者: 【 】 浏览:2231次 评论:0

HANP FOR INJECTION(Carperitide(genetical recombination))
ハンプ注射用1000
--------------------------------------------------------------------------------
作成又は改訂年月

**2010年4月改訂(第13版、指定医薬品の廃止を含む)

*2008年1月改訂

日本標準商品分類番号

872179

日本標準商品分類番号等

再審査結果公表年月(最新)
*2007年12月

国際誕生年月
1995年1月

薬効分類名

α型ヒト心房性ナトリウム利尿ポリペプチド製剤

承認等

販売名
ハンプ注射用1000

販売名コード

2179400D1022

承認・許可番号

承認番号
20700AMZ00027
商標名
HANP FOR INJECTION

薬価基準収載年月

1995年3月


販売開始年月

1995年5月


貯法・使用期限等

貯法

10℃以下保存

使用期限

包装に表示の使用期限内に使用すること。


規制区分

劇薬

処方せん医薬品※

※注意-医師等の処方せんにより使用すること

組成

1バイアル中に次の成分を含有

有効成分

カルペリチド(遺伝子組換え) 1000μg

添加物

D-マンニトール 375mg、
グリシン 50mg、
pH調節剤

性状

用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤である。

pH注)

4.5~5.1
注)本剤1バイアルを日本薬局方注射用水10mLに溶解した時。

浸透圧比注)(生理食塩液対比)

約1
注)本剤1バイアルを日本薬局方注射用水10mLに溶解した時。

外観

白色の粉末ないし塊

一般的名称

注射用カルペリチド(遺伝子組換え)

禁忌

(次の患者には投与しないこと)

1.
重篤な低血圧、又は心原性ショックのある患者[本剤は降圧作用を有するため、その病態を悪化させる可能性がある。]

2.
右室梗塞のある患者[一般的に、右室梗塞のある患者に対して血管拡張薬や利尿薬を用いると、静脈還流が減少し、低心拍出状態を増悪させるといわれている。]

3.
脱水症状の患者[本剤は利尿作用を有するので、循環血漿量の減少している患者に投与した場合、その病態を更に悪化させる可能性がある。]

効能又は効果

効能又は効果/用法及び用量

急性心不全(慢性心不全の急性増悪期を含む)

本剤は日本薬局方注射用水10mLに溶解し、必要に応じて日本薬局方生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈し、カルペリチドとして1分間あたり0.1μg/kgを持続静脈内投与する。なお、投与量は血行動態をモニターしながら適宜調節するが、患者の病態に応じて1分間あたり0.2μg/kgまで増量できる。

使用上の注意

慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)

1.
低血圧の患者
[上記の患者に本剤を投与すると過剰の前負荷軽減、利尿効果が強く発現し、過度の血圧低下が起こる可能性が高い。]

2.
右房圧が正常域にある患者(例えば5mmHg以下の患者:過度の血圧低下が発現する可能性がある)
[上記の患者に本剤を投与すると過剰の前負荷軽減、利尿効果が強く発現し、過度の血圧低下が起こる可能性が高い。]

3.
利尿剤が投与されている患者[過剰の利尿により電解質異常、心室性不整脈(心室頻拍、心室細動等)、赤血球増加、血小板増加が認められることがある。]
[上記の患者に本剤を投与すると過剰の前負荷軽減、利尿効果が強く発現し、過度の血圧低下が起こる可能性が高い。]

4.
脱水傾向にある患者
[上記の患者に本剤を投与すると過剰の前負荷軽減、利尿効果が強く発現し、過度の血圧低下が起こる可能性が高い。]

5.
ネフローゼ症候群の患者[本邦で実施された臨床試験において尿蛋白が増加した例が認められた。]

6.
ヘマトクリット値が著しく高い患者[ヘマトクリット値が上昇した例が報告されている1)。]

7.
重篤な肝障害、腎障害を有する患者[肝障害、腎障害を有する患者に対する使用経験が少ない。なお、重症の腎障害患者では、血漿中濃度が健康人の2倍程度に上昇し、血漿中からの消失半減期はほぼ同様の値を示したという報告がある2)。]

8.
PDE5阻害薬(シルデナフィルクエン酸塩等)を投与中の患者[過度の血圧低下を来すおそれがある。]

重要な基本的注意

1.
本剤投与中に過度の血圧低下、徐脈等がみられた場合には、過量投与の可能性があるので、このような場合には投与を中止すること。また、血圧等の回復が不十分な場合あるいは徐脈を伴う場合には、輸液、アトロピン硫酸塩水和物の静注等の適切な処置を行うこと。

2.
本剤の投与は、血圧、心拍数、尿量、電解質、又は可能な限り肺動脈楔入圧、右房圧、心拍出量等の患者の状態を十分監視しながら行うこと。

3.
本剤の投与開始後60分経過しても血行動態、臨床症状に改善の傾向がみられない場合には、他の治療方法を施すこと。

4.
本剤の投与により臨床症状が改善し、患者の状態が安定した場合(急性期の状態を脱した場合)には、他の治療方法に変更すること。

5.
本剤とPDE5阻害薬(シルデナフィルクエン酸塩等)との併用により降圧作用が増強し、過度の血圧低下を来すおそれがあるので、本剤投与前にPDE5阻害薬を服用していないことを確認すること。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)

1. 薬剤名等 
フロセミド

臨床症状・措置方法
過剰の利尿を来したとの報告がある。

機序・危険因子
本剤は利尿作用を有するため、併用により利尿作用が増強することによる。

2. 薬剤名等 
PDE5阻害薬
  シルデナフィルクエン酸塩等

臨床症状・措置方法
過度の血圧低下を来すおそれがある。

機序・危険因子
本剤は血管拡張作用を有するため、併用により降圧作用が増強するおそれがある。

副作用

副作用等発現状況の概要

承認時までの調査で総症例396例中、副作用が報告されたのは20例(5.1%)32件で、血圧低下2.3%(9/396)、低血圧性ショック1.0%(4/396)、徐脈1.0%(4/396)等であった。また、臨床検査値の異常変動はLDH上昇2.2%(7/319)、尿蛋白増加2.1%(4/188)、血清K値の変動1.8%(6/332)、総ビリルビン上昇1.5%(4/270)、血小板減少1.3%(4/307)等であった。
承認後の使用成績調査で総症例4,105例中報告された副作用は673例(16.4%)で、血圧低下9.2%(377件)、BUN上昇1.9%(78件)、クレアチニン上昇1.7%(68件)、血小板減少1.4%(59件)、ALT(GPT)上昇1.0%(43件)、AST(GOT)上昇1.0%(41件)等であった。

重大な副作用

1.
血圧低下(8.6%)、低血圧性ショック(0.2%)、徐脈(0.2%)等があらわれることがある。
予防及び処置方法:本剤投与にあたっては観察を十分行い、上記のような症状があらわれた場合は減量又は中止等、また、血圧等の回復が不十分な場合あるいは徐脈を伴う場合には、輸液、アトロピン硫酸塩水和物の静注等の適切な処置を行うこと。

2.
過剰利尿(脱水)により、電解質異常(1.8%)、心室性不整脈(心室頻拍(0.2%)、心室細動(0.1%)等)、赤血球増加(0.1%)、血小板増加(0.1%)が認められることがあるので、このような症状が認められた場合は、減量又は中止等、適切な処置を行うこと。

3.
重篤な肝機能障害(頻度不明注1))が認められることがあるので、このような症状が認められた場合は、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

4.
重篤な血小板減少(0.1%)が認められることがあるので、このような症状が認められた場合は、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

注1)自発報告において認められている副作用のため頻度不明。

その他の副作用

1. 循環器
0.1~5%未満注2) 
不整脈(心房細動、上室性頻脈等)

2. 循環器
0.1%未満注2) 
顔のほてり

3. 消化器
0.1%未満注2) 
嘔気、嘔吐等

4. 精神神経系
0.1%未満注2) 
めまい等

5. 血液 
0.1~5%未満注2) 
血小板減少、赤血球減少、白血球増加、白血球減少、白血球分画の異常、ヘマトクリット値・ヘモグロビン値の変動等

6. 肝臓 
0.1~5%未満注2) 
AST(GOT)、ALT(GPT)、ALP、γ-GTP、LDH、総ビリルビンの上昇等

7. 腎臓
0.1~5%未満注2) 
BUN、クレアチニンの上昇等

8. 腎臓
0.1%未満注2) 
尿酸の上昇

9. 過敏症
0.1%未満注2) 
蕁麻疹

10. 過敏症
頻度不明注1) 
発疹、そう痒等

11. その他
0.1~5%未満注2) 
血清蛋白の低下、血清電解質の変動、尿蛋白の増加等

12. その他
0.1%未満注2) 
胸部不快感、呼吸困難

注1)自発報告において認められている副作用のため頻度不明。

注2)副作用発現頻度は承認時まで及び再審査期間の使用成績調査の結果に基づく。

高齢者への投与
血圧、心拍数、尿量、電解質、又は肺動脈楔入圧、右房圧、心拍出量等の患者の状態を十分監視し、過量投与にならないよう投与量に注意すること。[高齢者では、肝機能、腎機能が低下している場合が多く、副作用が発現しやすい。]

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]

参考(動物実験)3,4)
ラット及びウサギ胎児の器官形成期投与試験(Seg. II)において、カルペリチド10mg/kg/日を静脈内投与したとき、ラットで胎児体重及び胎盤重量の低下がみられたが、ウサギでは影響は認められなかった。また、ラット及びウサギのいずれにおいても催奇形性は認められなかった。
2.
本剤投与中は授乳を避けさせること。[動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている。]

小児等への投与

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。

過量投与

本剤投与中に過度の血圧低下、徐脈等がみられた場合には、過量投与の可能性があるので、このような場合には投与を中止すること。また、血圧等の回復が不十分な場合あるいは徐脈を伴う場合には、輸液、アトロピン硫酸塩水和物の静注等の適切な処置を行うこと。

適用上の注意

1. 調製時の注意

(1)
本剤は、他の注射剤と混合せず用いることが望ましい。

(2)
本剤は、日本薬局方生理食塩液での直接溶解により、塩析が確認されているので、日本薬局方生理食塩液での直接溶解は行わないこと。

(3)
本剤を日本薬局方注射用水10mLに溶解後、下記の輸液に希釈して用いる場合、混合24時間までは配合変化を起こさないことが確認されている。
日本薬局方ブドウ糖注射液、日本薬局方生理食塩液、乳酸リンゲル液
ただし、日本薬局方生理食塩液、乳酸リンゲル液については、希釈後カルペリチド濃度が20μg/mLより高濃度になる場合には24時間までに不溶物を生じるので、希釈後カルペリチド濃度が20μg/mLより低濃度になるよう調製すること。
2. *配合変化
(1)
現在までに下記の薬剤と混合24時間までに配合変化が生じることが確認されているので、混合せず別の静脈ラインから投与すること。

〔混合により外観変化が生じるもの〕
アスパラカリウム注10mEq、ソルダクトン静注用200mg、ダイアモックス注射用500mg、ビタシミン注射液500mg、ラシックス注20mg、ノボリンR注100単位/mL、大塚塩カル注2%、1モル塩化カリウム液「シミズ」、フェジン静注40mg、エレメンミック注、ヘパリンナトリウム注N5千単位/5mL「味の素」、ヘパリンナトリウム注N1万単位/10mL「味の素」

〔混合により本剤の含量が低下するもの〕
1.
イノバン注50mg、ドブトレックス注射液100mg、ノルアドリナリン注1mg、ボスミン注1mg、レギチーン注射液10mg
(亜硫酸水素ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム含有の製剤)
2.
ヘパリンナトリウム注N5千単位/5mL「味の素」、ヘパリンナトリウム注N1万単位/10mL「味の素」、カルチコール注射液8.5%10mL

(2)
現在までに下記の輸液と混合24時間までに配合変化が生じることが確認されているので、混合して用いないこと。

〔混合により本剤の含量が低下するもの〕
1.
アミカリック輸液、アミニック輸液、アミノレバン点滴静注、アミパレン輸液、12%イスポール注射液、バリアミンX輸液、プラスアミノ輸液、プロテアミン12注射液、マックアミン輸液、モリプロンF輸液
(亜硫酸水素ナトリウム、乾燥亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸カリウム、亜硫酸リジン含有の製剤)

2.
アミゼットB輸液

薬物動態

1. 血漿中濃度
急性心不全患者に0.1μg/kg/分の投与量で60分間持続静脈内投与したとき、血漿中カルペリチド濃度は投与後30分以内に定常状態に達したのち、投与終了とともに速やかに減衰した。その消失半減期はα相2.8分、β相25.3分であった5)。

血漿中カルペリチド濃度の推移(n=10、mean±SE)

参考(動物実験)6)
腎機能障害ラットにおける血漿中濃度推移
塩化水銀により誘発した腎障害ラットにおいて、カルペリチド0.1μg/kg/分の投与時の定常状態の血漿中濃度は、正常ラットに比べ約2倍の値を示した。このとき、血漿中からの消失半減期はほとんど変化せず、分布容積、全身クリアランスの減少(それぞれ正常ラットの約1/2)が観察されている。
2. 分布
参考(動物実験)7)
ラットに125I標識カルペリチドを静脈内投与したとき、臓器中の放射能濃度を比較したところ、腎臓、肝臓、肺、副腎、小腸においては血液と同レベルであり、その他の臓器においては血液より低く、大脳、小脳、精巣ではほとんど認められなかった。

3. 代謝、排泄
健康成人での体内動態試験において、尿中へのカルペリチドの排泄はほとんど認められなかった8)。

臨床成績

急性心不全患者を対象とした二重盲検試験を含む臨床試験の成績は次表の通りである。5,9~12)

   例数  改善以上例数(改善率) 
血行動態改善度  155  102(65.8%) 
全般改善度  125  80(64.0%) 

薬効薬理

1. 血管に対する作用13,14)
イヌの摘出動・静脈血管条片を濃度依存的に弛緩させ、その作用は動・静脈ともに肺血管で強くみられた。

2. 腎臓に対する作用15)
イヌにおいて腎血流量、糸球体濾過率を増加させることにより、尿量及び尿中ナトリウム排泄を増加させた。

3. 内分泌系に対する作用13)

(1)
ラット腎臓スライス標本においてイソプロテレノールによるレニンの分泌亢進を抑制する傾向がみられた。

(2)
ウシ副腎皮質球状層遊離細胞標本においてアンジオテンシンIIによるアルドステロンの分泌亢進を抑制した。

4. 実験的心不全に対する作用16)
冠状動脈結紮、容量負荷、プロプラノロール塩酸塩及びメトキサミン塩酸塩で作製した低拍出量型急性心不全モデルイヌにおいて、平均肺動脈圧及び全身血管抵抗を低下させ、心拍出量を増加させることにより、急性心不全時の血行動態を改善した。

5. 作用機序
α型ヒト心房性ナトリウム利尿ポリペプチドの受容体に結合し、膜結合型グアニル酸シクラーゼを活性化させることにより細胞内のcGMPを増加させ、血管拡張作用、利尿作用等を発現すると考えられる。

有効成分に関する理化学的知見

1. 一般名
カルペリチド(遺伝子組換え)
Carperitide(genetical recombination)

2. 分子式
C127H203N45O39S3

3. 分子量
3080.48

4. 構造式

28個のアミノ酸残基からなるペプチド

5. 性状
白色の粉末ないし塊で、酢酸臭がある。

包装

ハンプ注射用1000 10バイアル

主要文献及び文献請求先

主要文献

1)
Biollaz, J, et al.:J. Hypertens. 1986; 4(S2):101-108

2)
Tonolo, G, et al.:Am. J. Physiol. 1988; 254:895-899

3)
志熊廣夫ほか:応用薬理 1992; 44(5):495-510

4)
酒井志夫ほか:応用薬理 1992; 44(4):465-471

5)
尾畑憲司ほか:薬理と治療 1993; 21(4):1103-1114

6)
畑貴巳代ほか:応用薬理 1995; 49(3):325-329

7)
林友二郎ほか:応用薬理 1995; 49(3):287-311

8)
角尾道夫:基礎と臨床 1993; 27(5):1549-1565

9)
杉本恒明ほか:薬理と治療 1993; 21(5):1505-1526

10)
杉本恒明ほか:薬理と治療 1993; 21(4):1083-1101

11)
飯塚昌彦ほか:臨牀と研究 1993; 70(8):2602-2618

12)
杉本恒明ほか:基礎と臨床 1993; 27(6):326-350

13)
日高寿範ほか:日本薬理学雑誌 1993; 101(5):309-325

14)
猪俣則夫ほか:Pharma Medica 1995; 13(1):121-126

15)
石原高文ほか:Life Sciences 1985; 36(12):1205-1215

16)
日高寿範ほか:日本薬理学雑誌 1995; 105(4):243-261


文献請求先・製品情報お問い合わせ先

第一三共株式会社 製品情報部

〒103-8426 東京都中央区日本橋本町3-5-1

TEL:0120-189-132

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

**製造販売元
第一三共株式会社

東京都中央区日本橋本町3-5-1

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