製薬会社:MSD株式会社 |
621373901 |
2011-5 |
英名: |
Orgaran Intravenous 1250U |
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この薬の作用と効果について
・血液を固まりにくくし、血管の中に血栓ができるのを防ぐ薬です。 |
注射の前に確認すること
・次のような人は注射のまえに主治医に申し出てください:
以前に薬を飲んで、または注射を受けて、発しんやかゆみなどが出たことがある。
出血している。血液透析が必要。肝障害。本剤または亜硫酸塩に対し過敏症がある。出血する可能性が高い。妊娠または妊娠している可能性がある。ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の既往歴があり、ヘパリン抗体と本剤との交差反応性がある。脳、脊髄、眼科手術または頭部外傷後日の日が浅い。腎障害。喘息。高齢者。小児。
・この注射を行う期間:
効果を見ながら投与期間を決めていきます。
・注射の方法:
通常、1日2回、12時間ごとに静脈内に注射します。
・その他:
授乳中、妊娠または妊娠の可能性がある方は申し出てください。 |
副作用について
・薬は人によって、目的の効果以外に、望ましくない作用が出る場合もあります。
◎次のような症状に気づいたら、すぐに主治医や薬剤師、看護師に申し出てください:
<アナフィラキシー様症状>顔面が蒼白になる、胸が苦しい、息が苦しい、意識が混濁する
<血小板減少症>鼻血、歯茎の出血、四肢などの皮下出血など
<出血>消化管出血、皮下出血、鼻血など
◆次のような症状に気づいたら、早めに主治医や薬剤師、看護師に相談してください:
◇上記のほかに次のような副作用が出ることがあります:
<AST(GOT)上昇>、<ALT(GPT)上昇>、<赤血球数減少>、<血色素量減少>、<ヘマトクリット減少>、<白血球数減少>、<好酸球増多>、<好塩基球増多>、<単球増多>、<総ビリルビン上昇>、<ALP上昇>、<LAP上昇>、<γ-GTP上昇>、<LDH上昇>、<BUN上昇>、<クレアチニン上昇>、<尿蛋白>、<尿潜血>、<中性脂肪上昇>
・他にもからだの異常を感じたら、主治医や薬剤師、看護師に相談してください。 |
注射のあとに注意していただくこと
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