MINOMYCIN INTRAVENOUS 100mg (FOR DRIP USE)盐酸米诺环素注射剂,ミノマイシン点滴静注用100mg
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作成又は改訂年月
** 2019年12月改訂 (第22版)
* 2018年6月改訂
日本標準商品分類番号
876152
日本標準商品分類番号等
再評価結果公表年月(最新)
2004年9月
効能又は効果追加承認年月(最新)
2002年3月
国際誕生年月
1961年8月
承認等
販売名
ミノマイシン点滴静注用100mg
販売名コード
6152401F1138
承認・許可番号
承認番号
22000AMX00543
商標名
MINOMYCIN INTRAVENOUS 100mg (FOR DRIP USE)
薬価基準収載年月
2008年6月
販売開始年月
2008年6月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存、遮光保存
使用期限
最終年月を外箱等に記載
基準名
日本薬局方
注射用ミノサイクリン塩酸塩
規制区分
処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること
組成
1バイアル中:
有効成分
日局 ミノサイクリン塩酸塩 100mg(力価)
添加物
pH調節剤
性状
本剤は黄色〜黄褐色の粉末又は薄片で、用時溶解して用いる注射剤である。
pH
2.0〜3.5[10mg(力価)/mL水溶液]
浸透圧比(生理食塩液に対する比)
約0.4[20mg(力価)/mL注射用蒸留水]
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
テトラサイクリン系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
<適応菌種>
ミノサイクリンに感性の黄色ブドウ球菌、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ・ラクナータ(モラー・アクセンフェルト菌)、炭疽菌、大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、インフルエンザ菌、シュードモナス・フルオレッセンス、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、フラボバクテリウム属、レジオネラ・ニューモフィラ、リケッチア属(オリエンチア・ツツガムシ)、クラミジア属、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)
<適応症>
敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、炭疽、つつが虫病、オウム病
効能又は効果に関連する使用上の注意
1.
胎児に一過性の骨発育不全、歯牙の着色・エナメル質形成不全を起こすことがある。また、動物実験(ラット)で胎児毒性が認められているので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
2.
小児(特に歯牙形成期にある8歳未満の小児)に投与した場合、歯牙の着色・エナメル質形成不全、また、一過性の骨発育不全を起こすことがあるので、他の薬剤が使用できないか、無効の場合にのみ適用を考慮すること。
3.
*扁桃炎、急性気管支炎への使用にあたっては、「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。
用法及び用量
点滴静脈内注射は、経口投与不能の患者及び救急の場合に行い、経口投与が可能になれば経口用剤に切り替える。
通常成人には、初回ミノサイクリン塩酸塩100〜200mg(力価)、以後12時間ないし24時間ごとに100mg(力価)を補液に溶かし、30分〜2時間かけて点滴静脈内注射する。
〈注射液調製法〉
本剤100mg(力価)及び200mg(力価)当たり100〜500mLの糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などに溶解する。ただし、注射用水は等張とならないので使用しないこと。
用法及び用量に関連する使用上の注意
1.
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
2.
炭疽の発症及び進展抑制には、類薬であるドキシサイクリンについて米国疾病管理センター(CDC)が、60日間の投与を推奨している。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
肝障害のある患者[副作用が強くあらわれるおそれがある。]
2.
腎障害のある患者[副作用が強くあらわれるおそれがある。]
3.
経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
4.
高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
重要な基本的注意
1.
本剤によるショック、アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとること。
(1)
事前に既往歴等について十分な問診を行うこと。なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認すること。
(2)
投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておくこと。
(3)
投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行うこと。特に、投与開始直後は注意深く観察すること。
2.
めまい感があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作及び高所での作業等に従事させないように注意すること。
相互作用
併用注意
(併用に注意すること)
1. 薬剤名等
抗凝血剤
ワルファリンカリウム等
臨床症状・措置方法
血漿プロトロンビン活性を抑制することがある。
機序・危険因子
本剤による腸内細菌の減少が、ビタミンK合成を阻害し、抗凝血剤の作用を増強するほか、本剤がカルシウムイオンとキレート結合し、血漿プロトロンビン活性を抑制すると考えられている。
2. 薬剤名等
スルホニル尿素系血糖降下薬
臨床症状・措置方法
血糖降下作用が増強することがある。
機序・危険因子
機序は不明であるが、スルホニル尿素系薬剤の血糖降下作用がオキシテトラサイクリン及びドキシサイクリンによって増強されるという報告がある。
3. 薬剤名等
メトトレキサート
臨床症状・措置方法
メトトレキサートの作用が増強されることがある。
機序・危険因子
本剤は血漿蛋白と結合しているメトトレキサートを競合的に置換遊離し、メトトレキサートの作用を増強させることが考えられる。
4. 薬剤名等
ポルフィマーナトリウム
臨床症状・措置方法
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