Bisulase powder(Riboflavin)核黄素強力ビスラーゼ末1%
--------------------------------------------------------------------------------
作成又は改訂年月
**2014年7月改訂(第5版)
*2010年9月改訂
日本標準商品分類番号
873131
日本標準商品分類番号等
再評価結果公表年月(最新)
1976年4月
承認等
販売名
強力ビスラーゼ末1%
販売名コード
YJコード
3131003B4049
承認・許可番号
承認番号
16000AMZ01339
欧文商標名
Bisulase powder
薬価基準収載年月
1951年8月
販売開始年月
1954年8月
貯法・使用期限等
貯法
遮光、室温保存
使用期限
外装に表示の使用期限内に使用すること。
(使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用すること。)
基準名
日本薬局方
リボフラビン散
組成
成分・含量(1g中)
日本薬局方・リボフラビン 10mg
添加物
乳糖水和物、バレイショデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース
性状
剤形・色調
黄色~だいだい黄色の散剤
効能・効果
1. ビタミンB2欠乏症の予防及び治療
2. ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
3. 下記疾患のうち、ビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
○口角炎、口唇炎、舌炎
○肛門周囲及び陰部びらん
○急・慢性湿疹、脂漏性湿疹
○ペラグラ
○尋常性ざ瘡、酒さ
○日光皮膚炎
○結膜炎
○びまん性表層角膜炎
(上記3.に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。)
用法・用量
リボフラビンとして、通常成人1日2~30mgを1~3回に分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。
使用上の注意
臨床検査結果に及ぼす影響
尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。
薬効薬理
リボフラビンは小腸・肝臓でリン酸化されFMN(Flavin mononucleotide・リン酸リボフラビン)となり、さらに大部分はATPの作用によりFAD(Flavin adenine dinucleotide)まで合成される。このFAD、FMNがフラビン酵素の補酵素として細胞内の酸化還元系やミトコンドリアにおける電子伝達系に働き、糖質、脂質、たん白質等の生体内代謝に広く関与している。1,2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名:リボフラビン(Riboflavin)
化学名:7,8-Dimethyl-10-[(2S,3S,4R)-2,3,4,5-tetrahydroxypentyl]benzo[g]pteridin-2,4(3H,10H)-dione
分子式:C17H20N4O6
分子量:376.36
融点:約290℃(分解)
構造式:
性状:リボフラビンは黄色~だいだい黄色の結晶で、わずかににおいがある。水に極めて溶けにくく、エタノール(95)、酢酸(100)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。また、水酸化ナトリウム試液に溶ける。飽和水溶液は中性である。リボフラビンは光によって分解する。
包装
*強力ビスラーゼ末1% 500g
主要文献及び文献請求先
主要文献
1)
堀田一雄:ビタミン学,金原出版,1956,P.434
2)
宮地一馬:新ビタミン学,日本ビタミン学会,1969,P.213
文献請求先・製品情報お問い合わせ先
トーアエイヨー株式会社 信頼性保証部
〒330-0834 さいたま市大宮区天沼町2-300
**電話 0120-387-999 048-648-1070
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
製造販売
トーアエイヨー株式会社
福島県福島市飯坂町湯野字田中1番地
販売
アステラス製薬株式会社
**東京都中央区日本橋本町2丁目5番1号