TERUFIS*テルフィス点滴静注(200mL)/*テルフィス点滴静注(500mL)
作成又は改訂年月
**2014年7月改訂(第6版)
*2008年6月改訂
日本標準商品分類番号
873253
薬効分類名
肝性脳症改善アミノ酸注射液
承認等
販売名*テルフィス点滴静注(200mL)
販売名コード
3253404A3063
承認・許可番号
承認番号*22000AMX00756
欧文商標名TERUFIS
薬価基準収載年月
*2008年6月
販売開始年月
1999年9月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
容器,外箱に表示
注意
取扱い上の注意の項参照
規制区分
処方箋医薬品注)
注) 注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
〈成分・分量〉
有効成分 1袋 200mL中
L-トレオニン 0.90g
L-セリン 1.00g
L-プロリン 1.60g
L-システイン塩酸塩水和物 0.08g
(L-システインとして) (0.06g)
グリシン 1.80g
L-アラニン 1.50g
L-バリン 1.68g
L-メチオニン 0.20g
L-イソロイシン 1.80g
L-ロイシン 2.20g
L-フェニルアラニン 0.20g
L-リシン塩酸塩 1.52g
(L-リシンとして) (1.22g)
L-ヒスチジン塩酸塩水和物 0.64g
(L-ヒスチジンとして) (0.47g)
L-トリプトファン 0.14g
L-アルギニン塩酸塩 1.46g
(L-アルギニンとして) (1.21g)
添加物 1袋 200mL中
亜硫酸水素ナトリウム(安定剤) 0.020g
水酸化ナトリウム(pH調節剤) 適量
1袋 200mL中
総遊離アミノ酸 15.98g
分岐鎖アミノ酸(BCAA)含有率 35.5w/w%
必須アミノ酸/非必須アミノ酸 1.09
総窒素 2.44g
Fischer比# 37.03
#(バリン+ロイシン+イソロイシン)/(チロシン+フェニルアラニン)[モル比]
〈電解質量〉 1袋 200mL中
Na+ 約3mEq
Cl- 約19mEq
性状
無色澄明の液である.
pH
5.9~6.9
浸透圧比
約3 (生理食塩液に対する比)
販売名*テルフィス点滴静注(500mL)
販売名コード
3253404A4060
承認・許可番号
承認番号*22000AMX00756
欧文商標名TERUFIS
薬価基準収載年月
*2008年6月
販売開始年月
1999年9月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
容器,外箱に表示
注意
取扱い上の注意の項参照
規制区分
処方箋医薬品注)
注) 注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
〈成分・分量〉
有効成分 1袋 500mL中
L-トレオニン 2.25g
L-セリン 2.50g
L-プロリン 4.00g
L-システイン塩酸塩水和物 0.20g
(L-システインとして) (0.14g)
グリシン 4.50g
L-アラニン 3.75g
L-バリン 4.20g
L-メチオニン 0.50g
L-イソロイシン 4.50g
L-ロイシン 5.50g
L-フェニルアラニン 0.50g
L-リシン塩酸塩 3.80g
(L-リシンとして) (3.04g)
L-ヒスチジン塩酸塩水和物 1.60g
(L-ヒスチジンとして) (1.18g)
L-トリプトファン 0.35g
L-アルギニン塩酸塩 3.65g
(L-アルギニンとして) (3.02g)
添加物 1袋 500mL中
亜硫酸水素ナトリウム(安定剤) 0.050g
水酸化ナトリウム(pH調節剤) 適量
1袋 500mL中
総遊離アミノ酸 39.95g
分岐鎖アミノ酸(BCAA)含有率 35.5w/w%
必須アミノ酸/非必須アミノ酸 1.09
総窒素 6.11g
Fischer比# 37.03
#(バリン+ロイシン+イソロイシン)/(チロシン+フェニルアラニン)[モル比]
〈電解質量〉 1袋 500mL中
Na+ 約7mEq
Cl- 約47mEq
性状
無色澄明の液である.
pH
5.9~6.9
浸透圧比
約3 (生理食塩液に対する比)
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1. 重篤な腎障害のある患者
[高窒素血症が誘発されるおそれがある.]
2. アミノ酸代謝異常症のある患者
[アミノ酸インバランスが助長されるおそれがある.]
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
慢性肝障害時における脳症の改善
通常成人1回500~1000mLを点滴静注する.
投与速度は通常成人500mL当り180~300分を基準とする.
経中心静脈輸液法を用いる場合は,本品の500~1000mLを糖質輸液等に混和し,24時間かけて中心静脈内に持続注入する.
なお,年齢,症状,体重により適宜増減する.
用法及び用量に関連する使用上の注意
本剤はナトリウムイオン約14mEq/L,クロルイオン約94mEq/Lを含有するので,大量投与時又は電解質液を併用する場合には電解質バランスに注意すること.
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1. 高度のアシドーシスのある患者
[アシドーシスが悪化するおそれがある.]
2. うっ血性心不全のある患者
[心不全が悪化するおそれがある.]
副作用
重大な副作用
1. 低血糖低血糖があらわれることがあるので,発現時には速やかにブドウ糖注射液の投与を行うこと.
また,このような患者では栄養管理を十分に行うことが望ましい.
2. 高アンモニア血症高アンモニア血症があらわれることがある.本剤適用時に本症が発現し遷延する場合には,本剤を含む窒素源の投与を中止し,適切な処置を行うこと.
その他の副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため,発現頻度については文献等を参考にした.
副作用が