MEICELIN FOR INJECTION(Cefminox Sodium Hydrate)头孢米诺钠注射剂,メイセリン静注用1g
作成又は改訂年月
** 2011年4月改訂 (第3版)
* 2009年11月改訂 (指定医薬品の規制区分の廃止)
日本標準商品分類番号
876132
薬効分類名
セフェム系抗生物質製剤
承認等
販売名メイセリン静注用1g
販売名コード
6132422D2035
承認・許可番号
承認番号22000AMX00816000
欧文商標名MEICELIN FOR INJECTION 1g
薬価基準収載年月
2008年6月
販売開始年月
2008年7月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
バイアル及び外箱に最終年月表示
規制区分
処方せん医薬品注1)
注1)注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
メイセリン静注用1gは、1バイアル中に下記の成分を含有する。
有効成分
セフミノクスナトリウム水和物 1g(力価)
性状
形状
結晶性の粉末
色
白色~微黄白色
pH
4.5~6.0
浸透圧比
約0.6
(浸透圧比:日局生理食塩液対比)
濃度
50mg(力価)/mL溶液
一般的名称
注射用セフミノクスナトリウム水和物
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分によるショックの既往歴のある患者
原則禁忌
(次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)
本剤の成分又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
<適応菌種> セフミノクスに感性のレンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、肺炎桿菌、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)
<適応症> 敗血症、扁桃炎(扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎
用法及び用量
通常、成人には1日2g(力価)を2回に分割し、静脈内注射又は点滴静注する。小児には1回20mg(力価)/kgを1日3~4回静脈内注射又は点滴静注する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、敗血症、難治性又は重症感染症には、成人では1日6g(力価)まで増量し3~4回に分割して投与する。
静脈内注射の場合は、1g(力価)当り20mLの注射用水、糖液又は電解質溶液に溶解して緩徐に注射する。
また、点滴静注の場合は、1g(力価)当り100~500mLの糖液又は電解質溶液に溶解して1~2時間かけて静注する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
1. 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
2. 高度の腎障害のある患者には、投与量を減ずるか、投与間隔をあけて使用すること。(「慎重投与」及び【薬物動態】の項参照)
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1. ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
2. 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
3. 高度の腎障害のある患者[高い血中濃度が持続する。(【薬物動態】の項参照)]
4. 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
5. 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
重要な基本的注意
1. 本剤によるショック、アナフィラキシー様症状の発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとること。
(1) 事前に既往歴等について十分な問診を行うこと。なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認すること。
(2) 投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておくこと。
(3) 投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行うこと。特に、投与開始直後は注意深く観察すること。
2. 飲酒により、顔面潮紅、心悸亢進、めまい、頭痛、嘔気等があらわれることがあるので投与期間中及び投与後少なくとも1週間は飲酒を避けさせること。
相互作用
併用注意
(併用に注意すること)
薬剤名等
利尿剤(フロセミド等)
臨床症状・措置方法腎障害が発現、悪化するおそれがある。
機序・危険因子不明
薬剤名等
アルコール
臨床症状・措置方法ジスルフィラム様作用(顔面潮紅、心悸亢進、めまい、頭痛、嘔気等)があらわれるおそれがあるので、投与期間中及び投与後少なくとも1週間は飲酒を避けさせること。
機序・危険因子アルコール代謝過程において、アルデヒド脱水素酵素を阻害し、血中アルデヒド濃度の上昇をもたらす。
副作用
副作用等発現状況の概要
市販後使用成績調査の結果は以下のとおりであった。
調査症例13,431例中副作用発現症例数は237例(1.76%)であり、副作用発現件数は291件であった。
主な副作用は肝臓・胆管系障害(肝機能障害、ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇等)117例(0.87%)、白血球・網内系障害(好酸球増多、顆粒球減少等)32例(0.24%)、皮膚・皮膚付属器障害(発疹、皮疹等)32例(0.24%)、消化管障害(下痢、嘔気等)22例(0.16%)、その他、発熱7例(0.05%)、BUN上昇4例(0.03%)等であった。(注射用メイセリンの再審査終了時)
重大な副作用
1. ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2. 汎血球減少症(0.1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
3. 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)があらわれるこ