Farom Tab(Faropenem Sodium Hydrate)法罗培南钠,ファロム錠150mg/ ファロム錠200mg
作成又は改訂年月
** 2013年6月改訂 (第15版)
* 2009年6月改訂
日本標準商品分類番号
876139
日本標準商品分類番号等
再審査結果公表年月(最新)2005年3月
再評価結果公表年月(最新)2004年9月
薬効分類名
経口用ペネム系抗生物質製剤
承認等
販売名ファロム錠150mg
販売名コード
6139001F1028
承認・許可番号
承認番号20900AMZ00327000
商標名Farom Tab.
薬価基準収載年月
1997年6月
販売開始年月
1997年6月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存。開封後は湿気を避けて保存すること。
使用期限
包装箱に表示。
基準名
日本薬局方
ファロペネムナトリウム錠
規制区分
処方箋医薬品注)
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分・含量(1錠中)
日局ファロペネムナトリウム水和物 150.0mg(力価)
添加物
結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、タルク、カルナウバロウ
性状
性状
白色のフィルムコーティング錠
外形
表面
裏面
側面
サイズ
質量
直径:約8.1mm
厚さ:約4.0mm
質量:約219mg
識別コード
販売名ファロム錠200mg
販売名コード
6139001F2024
承認・許可番号
承認番号20900AMZ00326000 商標名Farom Tab.
薬価基準収載年月
1997年6月
販売開始年月
1997年6月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存。開封後は湿気を避けて保存すること。
使用期限
包装箱に表示。
基準名
日本薬局方
ファロペネムナトリウム錠
規制区分
処方箋医薬品注)
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分・含量(1錠中)
日局ファロペネムナトリウム水和物 200.0mg(力価)
添加物
結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、タルク、カルナウバロウ
性状
性状
白色のフィルムコーティング錠
外形
表面
裏面
側面
サイズ
質量
直径:約9.1mm
厚さ:約4.4mm
質量:約291mg
識別コード
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分によるショックの既往歴のある患者
原則禁忌
(次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
<適応菌種>
ファロペネムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属、アクネ菌
<適応症>
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
用法及び用量
[表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎(単純性に限る)、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、外耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎の場合]通常、成人にはファロペネムナトリウム水和物として1回150mg~200mg(力価)を1日3回経口投与する。
[肺炎、肺膿瘍、膀胱炎(単純性を除く)、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、中耳炎、副鼻腔炎の場合]通常、成人にはファロペネムナトリウム水和物として1回200mg~300mg(力価)を1日3回経口投与する。
なお、年齢及び症状に応じて適宜増減する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1. ペニシリン系、セフェム系又はカルバペネム系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
2. 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
3. 高度の腎障害のある患者〔本剤の主たる排泄経路は腎臓であり、血中濃度半減期が延長し、血中濃度が持続するので、投与量を減量するか投与間隔をあけて使用すること。〕
4. 高齢者〔「高齢者への投与」の項参照〕
5. 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者〔ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。〕
重要な基本的注意
1. ショックがあらわれるおそれがあるので、十分な問診を行うこと。
2. 本剤で最も発現頻度が高い副作用は下痢、軟便である。下痢、軟便があらわれた場合には、本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。特に高齢者では、下痢、軟便の発現が全身状態の悪化につながるおそれがある