ASPARA Injection(Potassium L-Aspartate/Magnesium L-Aspartate)L-天冬氨酸钾/L-天冬氨酸镁注射稀液剂,
作成又は改訂年月
2015年4月改訂 (第10版) D6
* 2010年10月改訂
日本標準商品分類番号 873229
再評価結果公表年月(最新) 1988年9月
K、Mgアスパルテート製剤
アスパラ注射液
各項目へジャンプします お選びください組成:アスパラ注射液禁忌効能又は効果用法用量使用上の注意薬効薬理有効成分に関する理化学的知見包装主要文献及び文献請求先製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
アスパラ注射液
販売名コード
3229500A1022
承認番号 13700AZZ04462
商標名 ASPARA Injection
薬価基準収載年月 1965年11月
販売開始年月 1963年4月
貯法・使用期限等 貯法
室温保存
使用期限
外箱、容器に使用期限を表示
規制区分
処方箋医薬品
(注意−医師等の処方箋により使用すること)
【組成】
成分・含量1管(10mL)中
L-アスパラギン酸カリウム 500mg(K+:2.92mEq)
L-アスパラギン酸マグネシウム 500mg(Mg2+:3.47mEq)
【性状】
製剤の外観
無色澄明の液
pH
6.5~7.5
浸透圧比(生理食塩液に対する比)
約3
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【禁忌】
(次の患者には投与しないこと)
1. 重篤な腎機能障害(前日の尿量が500mL以下あるいは投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下)のある患者〔カリウムの排泄低下により、高カリウム血症を呈するおそれがある。〕
2. 副腎機能障害(アジソン病)のある患者〔アジソン病ではアルドステロン分泌低下により、カリウム排泄障害を来しているので、高カリウム血症を呈するおそれがある。〕
3. 高カリウム血症又は高マグネシウム血症の患者
4. 高カリウム血性周期性四肢麻痺の患者〔発作を誘発するおそれがある。〕
5. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
6. エプレレノンを投与中の患者〔「相互作用」の項参照〕
【効能又は効果】
下記疾患又は状態におけるカリウム補給(マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合) ・ 降圧利尿剤、副腎皮質ホルモン、強心配糖体、インスリン、ある種の抗生物質などの連用時
・ 低カリウム血症型周期性四肢麻痺
・ 心疾患時の低カリウム状態
・ 肝疾患時の低カリウム状態
・ 重症嘔吐、下痢、カリウム摂取不足及び手術後
用法及び用量
通常成人1回10~20mL(カリウムとして2.92~5.84mEq)を日本薬局方注射用水、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液又は他の適当な希釈剤で希釈する。その液の濃度はカリウムとして40mEq/L以下として、1分間8mLを超えない速度で点滴静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
カリウム剤を急速静注すると、不整脈、場合によっては心停止を起こすので、点滴静脈内注射のみに使用すること。
【使用上の注意】
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1. 腎機能低下あるいは腎機能障害のある患者〔カリウムの排泄低下により、高カリウム血症を呈するおそれがある。〕
2. 急性脱水症、広範囲の組織損傷(熱傷、外傷等)のある患者〔細胞外へカリウムが移行する状態であり、高カリウム血症を呈するおそれがある。〕
3. 高カリウム血症があらわれやすい疾患(低レニン性低アルドステロン症等)を有する患者
4. 高マグネシウム血症があらわれやすい疾患を有する患者
重要な基本的注意
1. 本剤の投与に際しては、患者の血清電解質及び心電図の変化に注意すること。特に、長期投与する場合には、血中又は尿中のカリウム値及びマグネシウム値、腎機能、心電図等を定期的に検査することが望ましい。また、高カリウム血症又は高マグネシウム血症があらわれた場合には、投与を中止すること。
2. 低クロール血症性アルカローシスを伴う低カリウム血症の場合は、本剤とともにクロールを補給することが望ましい。
相互作用
〔併用禁忌〕
(併用しないこと)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
エプレレノン(セララ) 血清カリウム値が上昇するおそれがある。 併用によりカリウム貯留作用が増強するおそれがある。
〔併用注意〕
(併用に注意すること)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレン等)
アンジオテンシン変換酵素阻害剤(イミダプリル塩酸塩、カプトプリル、エナラプリルマレイン酸塩等)
アンジオテンシンII受容体拮抗剤(ロサルタンカリウム、カンデサルタンシレキセチル、バルサルタン等)
非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン等)
β遮断剤
シクロスポリン
ヘパリン
ジゴキシン 高カリウム血症があらわれることがある。
定期的に血清カリウム値を観察し、異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う。 カリウム保持性利尿剤はナトリウム、水の排泄を促進し、カリウムの排泄を抑制する。
アンジオテンシン変換酵素阻害剤、アンジオテンシンII受容体拮抗剤は、アルドステロンの分泌を低下させ、カリウムの排泄を減少させるため、併用により高カリウム血症があらわれやすくなると考えられる。
非ステロイド性消炎鎮痛剤、β遮断剤、シクロスポリン、ヘパリン、ジゴキシンは、血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症があらわれやすくなると考えられる。
腎機能障害のある患者。
活性型ビタミンD製剤(カルシトリオール、アルファカルシドール等) 高マグネシウム血症があらわれることがある。
定期的に血清マグネシウム値を観察し、異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う。 活性型ビタミンDは腎尿細管からのマグネシウム再吸収や消化管からのマグネシウム吸収を促進する |