Tomiron for children 10% fine grain(Cefteram Pivoxil)富山龙(头孢特仑新戊酯小儿用10%細粒)トミロン細粒小児用10%
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作成又は改訂年月
**2015年10月改訂 (第17版、使用上の注意改訂等)
*2012年4月改訂 (使用上の注意改訂)
日本標準商品分類番号
876132
日本標準商品分類番号等
再審査結果公表年月(最新)
1996年12月
再評価結果公表年月(最新)
2004年9月
効能又は効果追加承認年月(最新)
2008年10月
薬効分類名
経口用セフェム系抗生物質製剤
承認等
販売名
トミロン細粒小児用10%
販売名コード
6132009C1086
承認・許可番号
承認番号
21800AMX10190000
欧文商標名
TOMIRON
薬価基準収載年月
2006年6月
販売開始年月
1990年9月
貯法・使用期限等
貯法:
湿気を避けて室温保存 (「取扱い上の注意」の項参照)
使用期限:
外箱又はラベルに表示の期限内に使用すること
基準名
日本薬局方 セフテラム ピボキシル細粒
規制区分
処方箋医薬品注)
注)処方箋医薬品:注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分
日局 セフテラム ピボキシル
含量(1g中)
100mg(力価)
添加物
精製白糖、ショ糖脂肪酸エステル、カルメロースカルシウム、結晶セルロース、カルメロースナトリウム、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、シリコーン樹脂、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、香料、黄色5号
性状
色・剤形等
淡橙色の細粒。芳香を有し、味は甘い。
識別コード(分包)
0.25g×240包
0.5g×240包
●本剤は着色のばらつきにより、まれに粒が白く見えることがあります。
一般的名称
セフテラム ピボキシル
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分によるショックの既往歴のある患者
原則禁忌
(次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)
本剤の成分又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
○小児
<適応菌種>
セフテラムに感性のレンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌
<適応症>
咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、膀胱炎、腎盂腎炎、中耳炎、副鼻腔炎、猩紅熱
○成人(嚥下困難等により錠剤の使用が困難な場合)
<適応菌種>
セフテラムに感性のレンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属
<適応症>
咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
用法及び用量
○小児
通常、小児に対しては、セフテラム ピボキシルとして1日量9~18mg(力価)/kgを3回に分割して経口投与する。
○成人(嚥下困難等により錠剤の使用が困難な場合)
咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎の場合
通常、セフテラム ピボキシルとして成人1日150~300mg(力価)を3回に分割して食後経口投与する。
肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎の場合
通常、セフテラム ピボキシルとして成人1日300~600mg(力価)を3回に分割して食後経口投与する。
なお、年齢及び症状に応じて適宜増減する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
1.
高度の腎障害のある患者には、投与量・投与間隔の適切な調節をするなど慎重に投与すること(「薬物動態」の項参照)。
2.
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
3.
本剤は小児用製剤であるが、嚥下困難等により錠剤の服用が困難な場合には成人に使用することができる。なお、その場合にはトミロン錠(成人)のデータを参照すること。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
〔ショックがあらわれるおそれがあるので、十分な問診を行うこと〕
2.
本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
〔アレルギー素因を有する患者は過敏症を起こしやすいので、十分な問診を行うこと〕
3.
高度の腎障害のある患者
〔高い血中濃度が持続することがある(「薬物動態」の項参照)〕
4.
経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者
〔食事摂取によりビタミンKを補給できない患者では、ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと(「副作用」その他の副作用の項参照)〕
5.
高齢者
〔「高齢者への投与」の項参照〕
重要な基本的注意
1.
ショックを起こすおそれがあるので、十分な問診を行うこと。
2.
**,*本剤を含むピボキシル基を有する抗生物質(セフテラム ピボキシル、セフジトレン ピボキシル、セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物、テビペネム ピボキシル)の投与により、ピバリン酸(ピボキシル基を有する抗生物質の代謝物)の代謝・排泄に伴う血清カルニチン低下が報告されている。また、小児(特に乳幼児)においては、ピボキシル基を有する抗生物質の投与により、低カルニチ