Cerdelga(eliglustat)依利格鲁司特,サデルガカプセル100mg
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作成又は改訂年月
**2016年7月改訂(第3版)
*2016年3月改訂
日本標準商品分類番号
873999
日本標準商品分類番号等
国際誕生年月
2014年8月
薬効分類名
グルコシルセラミド合成酵素阻害薬
承認等
販売名
サデルガカプセル100mg
販売名コード
3999037M1023
承認・許可番号
承認番号
22700AMX00654000
商標名
CERDELGA
薬価基準収載年月
*2015年5月
販売開始年月
*2015年9月
貯法・使用期限等
貯法
気密容器、室温
使用期限
外箱に記載
規制区分
劇薬
処方箋医薬品注)
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
有効成分(1カプセル中)
1カプセル中にエリグルスタット酒石酸塩100mg(エリグルスタットとして84mg)を含有
添加物
内容物:結晶セルロース、乳糖水和物、ヒプロメロース、グリセリン脂肪酸エステル
カプセル:ゼラチン、Candurin silver fine、黄色三二酸化鉄、青色2号
性状
色・剤型
光沢のある青緑色と乳白色の硬カプセル
外形
2号
大きさ(約)
長径:18.0mm 短径:6.2mm
重量:331.0mg
識別コード
GZ02
一般的名称
エリグルスタット酒石酸塩
Eliglustat Tartrate
*禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.
次に掲げる患者[本剤の血中濃度が大幅に上昇するおそれがある。「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」、「相互作用」、「薬物動態」の項参照]
(1)
チトクロームP450(CYP)2D6の活性が通常の患者(Extensive Metabolizer、EM)で、CYP2D6阻害作用を有する薬剤とCYP3A阻害作用を有する薬剤の両方を使用中の患者
(2)
CYP2D6の活性が低い患者(Intermediate Metabolizer、IM)で、CYP3A阻害作用を有する薬剤を使用中の患者
(3)
CYP2D6の活性が欠損している患者(Poor Metabolizer、PM)で、CYP3A阻害作用を有する薬剤を使用中の患者
3.
QT延長のある患者(先天性QT延長症候群等)[「薬物動態」の項参照]
4.
クラスIa(キニジン、プロカインアミド等)及びクラスIII(アミオダロン、ソタロール等)の抗不整脈薬又はベプリジル塩酸塩を使用中の患者[「相互作用」の項参照]
5.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
効能又は効果
ゴーシェ病の諸症状(貧血、血小板減少症、肝脾腫及び骨症状)の改善
効能又は効果に関連する使用上の注意
1.
本剤はゴーシェ病と確定診断された患者にのみ使用すること。
2.
ゴーシェ病II型及びIII型に対する本剤の使用経験はないため、使用する場合は、患者に十分説明した上で、有益性がリスクを上回ると判断される場合にのみ投与すること。
3.
ゴーシェ病の神経症状に対する本剤の効果は期待できない。
用法及び用量
通常、CYP2D6 Extensive Metabolizer及びIntermediate Metabolizerの成人にはエリグルスタット酒石酸塩として1回100mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態に応じて適宜減量する。
*用法及び用量に関連する使用上の注意
1.
本剤使用時には投与に先立ってCYP2D6遺伝子型を確認すること。[「薬物動態」の項参照]
2.
併用する薬剤がCYP2D6又はCYP3A阻害作用を有する薬剤に該当するのか確認し、下表を参考に、用法・用量の調整を行うこと。[「禁忌」、「重要な基本的注意」、「相互作用」、「薬物動態」の項参照]
3.
CYP2D6の活性が通常の患者(EM)及び活性が低い患者(IM)以外には、下記を参考にすること。[「禁忌」、「慎重投与」、「重要な基本的注意」、「相互作用」、「薬物動態」の項参照]
・CYP2D6の活性が欠損している患者(PM)には、本剤の血中濃度が上昇するため投与を避けることが望ましいが、投与する場合は、1回100mg 1日1回投与を目安とし、慎重に投与すること。
・CYP2D6の活性が過剰な患者(Ultra Rapid Metabolizer、URM)では本剤の血中濃度が低くなり、効果が減弱するおそれがあるため、投与を避けることが望ましい。
・CYP2D6遺伝子型によりCYP2D6代謝能が判別不能の患者には投与を避けることが望ましい。
4.
本剤の服用を忘れた場合は、1回分を次の服用時間に服用し、一度に2回分を服用しないよう患者に指導すること。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
心疾患(うっ血性心不全、虚血性心疾患、心筋症、徐脈、心ブロック、重篤な心室性不整脈)のある患者又は失神の既往のある患者[「重要な基本的注意」の項参照]
2.
肝機能障害のある患者[使用経験が少なく、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある]
3.
腎機能障害のある患者[使用経験が少ない]
4.
*CYP2D6の活性が欠損している患者(PM)[「薬物動態」の項参照]
重要な基本的注意
1.
*CYP2D6又はCYP3A阻害作用を有する薬剤等と併用した場合、本剤の血中濃度が高値となるおそれがあるため、本剤の使用にあたっては、次の点を患者に指導すること。[「禁忌」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「相互作用」、「薬物動態」の項参照]
・患者カード等を携帯し、他の医療機関・薬局を利用する場合には、本剤の使用を医師、歯科医師又は薬剤師に伝えること。
・患者が併用するすべての医薬品等(CYP阻害作用を有する食品やサプリメントを含む)