IMIDOL SUGAR-COATED TABLETS(Imipramine Hydrochloride)盐酸丙咪嗪糖衣片,イミドール糖衣錠(10)/イミドール糖衣錠(25)
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作成又は改訂年月
**2015年4月改訂(第20版)D45
*2013年11月改訂
日本標準商品分類番号
871174
薬効分類名
抗うつ剤・遺尿症治療剤
承認等
販売名
イミドール糖衣錠(10)
販売名コード
1174006F1027
承認・許可番号
承認番号
15000AMZ00131
商標名
IMIDOL SUGAR-COATED TABLETS
薬価基準収載年月
1976年9月
販売開始年月
1977年4月
貯法・使用期限等
貯法
湿気を避けて保存,室温保存
使用期限
外箱及びラベルに表示の使用期限内に使用すること
基準名
日本薬局方
イミプラミン塩酸塩錠
規制区分
処方箋医薬品注)
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
有効成分(1錠中)
日局 イミプラミン塩酸塩 10mg
添加物
乳糖水和物,セルロース,エチルセルロース,メチルセルロース,ステアリン酸マグネシウム,マクロゴール6000,アラビアゴム,タルク,白糖,カルナウバロウ
性状
性状・剤形
白色・糖衣錠
外形
規格:直径(mm)
6.2
規格:厚さ(mm)
3.5
規格:重量(mg)
110
識別コード
Y-IM10
販売名
イミドール糖衣錠(25)
販売名コード
1174006F2023
承認・許可番号
承認番号
15000AMZ00130
商標名
IMIDOL SUGAR-COATED TABLETS
薬価基準収載年月
1976年9月
販売開始年月
1977年4月
貯法・使用期限等
貯法
湿気を避けて保存,室温保存
使用期限
外箱及びラベルに表示の使用期限内に使用すること
基準名
日本薬局方
イミプラミン塩酸塩錠
規制区分
処方箋医薬品注)
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
有効成分(1錠中)
日局 イミプラミン塩酸塩 25mg
添加物
乳糖水和物,セルロース,エチルセルロース,メチルセルロース,ステアリン酸マグネシウム,マクロゴール6000,アラビアゴム,タルク,白糖,カルナウバロウ,黄色5号アルミニウムレーキ
性状
性状・剤形
微黄赤色・糖衣錠
外形
規格:直径(mm)
6.2
規格:厚さ(mm)
3.5
規格:重量(mg)
110
識別コード
Y-IM25
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
緑内障の患者〔抗コリン作用により眼圧を上昇させるおそれがある.〕
2.
本剤の成分又は三環系抗うつ剤に対し過敏症の既往歴のある患者
3.
心筋梗塞の回復初期の患者〔症状を悪化させるおそれがある.〕
4.
尿閉(前立腺疾患等)のある患者〔抗コリン作用により症状が悪化することがある.〕
5.
モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン)を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者〔発汗,不穏,全身痙攣,異常高熱,昏睡等があらわれるおそれがある.〕(「相互作用」の項参照)
6.
QT延長症候群のある患者〔心室性不整脈を起こすおそれがある.〕
効能又は効果
○精神科領域におけるうつ病・うつ状態
○遺尿症(昼,夜)
効能又は効果に関連する使用上の注意
抗うつ剤の投与により,24歳以下の患者で,自殺念慮,自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため,本剤の投与にあたっては,リスクとベネフィットを考慮すること
用法及び用量
○うつ病・うつ状態の場合
イミプラミン塩酸塩として,通常成人1日25~75mgを初期用量とし,1日200mgまで漸増し分割経口投与する.まれに300mgまで増量することもある.
なお,年齢,症状により適宜減量する.
○遺尿症の場合
イミドール糖衣錠(10):イミプラミン塩酸塩として,通常幼児は1日量30mg(3錠)を1回,学童は1日量30~50mg(3~5錠)を1~2回経口投与する.
ただし,症状及び年齢に応じ適宜増減する.
イミドール糖衣錠(25):イミプラミン塩酸塩として,通常幼児は1日量25mg(1錠)を1回,学童は1日量25~50mg(1~2錠)を1~2回経口投与する.
ただし,症状及び年齢に応じ適宜増減する.
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
排尿困難又は眼内圧亢進等のある患者〔抗コリン作用により症状が悪化することがある.〕
2.
心不全・心筋梗塞・狭心症・不整脈(発作性頻拍・刺激伝導障害等)等の心疾患のある患者又は甲状腺機能亢進症の患者〔循環器系に影響を及ぼすことがある.〕
3.
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者〔痙攣を起こすことがある.〕
4.
躁うつ病患者〔躁転,自殺企図があらわれることがある.〕
5.
脳の器質障害又は統合失調症の素因のある患者〔精神症状を増悪させることがある.〕
6.
衝動性が高い併存障害を有する患者〔精神症状を増悪させることがある.〕
7.
自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者,自殺念慮のある患者〔自殺念慮,自殺企図があらわれることがある.〕
8.
副腎髄質腫瘍(褐色細胞腫,神経芽細胞腫等)のある患者〔高血圧発作を引き起こすことがある.〕
9.
重篤な肝・腎障害のある患者〔代謝・排泄障害により副作用があらわれやすい.〕
10.
低血圧のある患者〔高度の血圧低下が起こることがある.〕
11.
低カリウム血症のある患者〔低カリウム状態はQT延長の危険因子