Vemas combination tab(Casanthranol/Dioctyl Sodium Sulfosuccinate)磺基琥珀酸钠二辛酯配合錠 ,ビーマス配合錠
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作成又は改訂年月
**2016年2月改訂(第7版 使用上の注意改訂)
*2010年9月改訂(第6版 バラ包装追加)
日本標準商品分類番号
872359
薬効分類名
便軟化・腸運動促進緩下剤
承認等
販売名
ビーマス配合錠
販売名コード
2359108F1066
承認・許可番号
承認番号
22100AMX01454000
商標名
Vemas combination tab.
薬価基準収載年月
2009年9月
販売開始年月
1982年12月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存(1~30℃)。アルミ袋開封後は防湿・しゃ光。
*使用期限
外箱・アルミ袋・容器ラベルに表示。
組成
剤形
錠剤
成分・含量(1錠中)
カサンスラノール 15.0mg
ジオクチルソジウムスルホサクシネート 30.0mg
添加物
乳糖、二酸化ケイ素、トウモロコシデンプン、カルメロースカルシウム、エチルセルロース、タルク、ステアリン酸マグネシウム、精製セラック、ヒマシ油、白糖、ゼラチン、アラビアゴム、沈降炭酸カルシウム、酸化チタン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、カルナウバロウ、黄色5号アルミニウムレーキ、青色2号アルミニウムレーキ、赤色3号アルミニウムレーキ
性状
色調・性状
淡紅色の糖衣錠
外形:表

外形:裏

外形:側面

重量
400mg
識別コード
Z151
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1. 急性腹症が疑われる患者
〔症状を悪化させるおそれがある。〕
2. 重症の硬結便のある患者
〔症状を悪化させるおそれがある。〕
3. 痙攣性便秘の患者
〔症状を悪化させるおそれがある。〕
効能又は効果
便秘症
腹部臓器検査時又は手術前後の腸管内容物の排除
用法及び用量
通常成人1回5~6錠を就寝前、又は1日6錠を2~3回に分割して、多量の水とともに経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
使用上の注意
重要な基本的注意
連用により耐性の上昇が起こるので長期連用を避けること。
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
その他の副作用
頻度不明 |
消化器
(注1) |
腹痛、腹鳴、腹部膨満感、悪心、腹部不快感、口渇 |
過敏症
(注2) |
発疹 |
(注1)長期投与により結腸粘膜に一過性の色素沈着を生じることがある。
(注2)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。
〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。〕
2.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には大量投与を避けること。
〔子宮収縮を誘発して流早産の危険性がある。〕
3.
**授乳中の婦人には投与しないことが望ましい。
〔カサンスラノールがヒト母乳中に移行し、乳児の下痢を起こすことがある。〕
小児等への投与
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
臨床検査結果に及ぼす影響
本剤の投与により尿が黄褐色又は赤色を呈することがある。
適用上の注意
**薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。
〔PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。〕
薬効薬理
1. カサンスラノール
カスカラサグラダ皮中の有効配糖体で腸の蠕動運動を促進し、その作用は自律神経遮断剤あるいは抗コリン剤処置による影響を受けない。1)
2. ジオクチルソジウムスルホサクシネート
界面活性剤で、水分の少なくなった硬結便に水分を浸透させ、柔らかい便として排便を容易にする。2)
有効成分に関する理化学的知見
1. 一般名
カサンスラノール(Casanthranol)
性状
黄褐色~褐色の粉末で、特異なにおいがあり、味はわずかに甘味を有し、後に苦味が残る。水又は無水エタノールに溶けにくく、エーテルにほとんど溶けない。
2. 一般名
ジオクチルソジウムスルホサクシネート(Dioctyl Sodium Sulfosuccinate)
化学名
Sodium 1,4-bis(2-ethylhexyl)sulfosuccinate
分子式
C20H37NaO7S(444.57)
構造式
性状
白色のろう状又は樹脂状物質で、オクチルアルコールようの特異なにおいがある。エーテルに極めて溶けやすく、エタノール又はクロロホルムに溶けやすく、水又はメタノールにやや溶けにくい。吸湿性である。
取扱い上の注意
* 安定性試験
PTP包装
長期保存試験(室温、なりゆき湿度、5年)の結果、本剤は通常の流通下において5年間安定であることが確認された。3)
バラ包装
加速試験(40℃、相対湿度75%、6箇月)の結果、本剤は通常の流通下において3年間安定であることが推察された。4)
包装
PTP包装:100錠 1,000錠
*バラ包装:1,000錠
主要文献及び文献請求先
主要文献
1)
Laurence L.B:グッドマン・ギルマン薬理書(第9版)P.1227,廣川書店,1999
2)
Laurence L.B:グッドマン・ギルマン薬理書(第9版)P.1228,廣川書店,1999
3)
*ビーマス配合錠の長期保存試験(PTP包装):社内資料,2010. 資料番号 VMN-S-01
4)
*ビーマス配合錠の加速試験(バラ包装):社内資料,2010. 資料番号 VMN-S-02
文献請求先
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日本臓器製薬 くすりの相談窓口
〒541-0046 大阪市中央区平野町2丁目1番2号
TEL(06)6233-6085 土・日・祝日を除く 9:00~17:00
FAX(06)6233-6087
ホームページ http://www.nippon-zoki.co.jp/
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
製造販売元
日本臓器製薬株式会社
大阪市中央区平野町2丁目1番2号