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BORRAZA-G ointment ボラザG軟膏 (lidocaine)三苄利多卡因软膏
効能又は効果
・痔核に伴う症状(出血、疼痛、腫脹)の緩解
用法及び用量
内痔核には、通常1回1容器分(注入量でトリベノシドとして200mg、リドカインとして40mg)を、1日2回朝夕肛門内に注入する。症状に応じて適宜回数を増減する。 使用上の注意慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)(1)
相互作用併用注意(併用に注意すること)
クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので用量を調節するなど注意すること。 機序は不明であるが、ラットによるプロトロンビン時間を指標とした実験で、トリベノシドはクマリン系抗凝血剤ジクマロールの作用を増強するとの報告がある。 副作用
副作用等発現状況の概要再審査終了時、3,463例中26例(0.75%)に副作用が認められている。その主なものは発疹、肛門そう痒等の皮膚症状22例(0.64%)、局所の刺激感8例(0.23%)等である。以下の副作用は上記の調査あるいは自発報告等で認められたものである。 重大な副作用アナフィラキシー様症状(頻度不明) アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、顔面浮腫、蕁麻疹、呼吸困難等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。 その他の副作用1. 過敏症注) 0.1~1%未満 発疹、そう痒感、局所の刺激感
0.1%未満 下痢
頻度不明 嘔気
頻度不明 動悸 注):観察を十分に行い、このような場合には直ちに使用を中止すること。 高齢者への使用一般に高齢者では生理機能が低下しているので慎重に使用すること。 妊婦、産婦、授乳婦等への使用妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ使用すること。[妊娠中の使用に関する安全性は確立していない。] 小児等への使用小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。 適用上の注意眼科用として使用しないこと。 薬物動態(参考) 14C-トリベノシド(28.25mg/kg)及び3H-リドカイン(5.65mg/kg)を含有する軟膏をラットに経皮及び直腸内投与したとき、
14Cの血漿中放射能のピークは、経皮投与では6時間後、直腸内投与では15分後にみられ、投与24時間までの吸収率はそれぞれ1.9%及び14.7%である。また、3Hの血漿中放射能のピークは、経皮投与では6時間後、直腸内投与では1時間後にみられ、投与24時間までの吸収率はそれぞれ14.0%及び78.4%である。
14Cの組織中放射能のピークは、経皮投与では4時間後、直腸内投与では2時間後にみられ、投与部位における14Cの放射能は他の臓器に比べ著しく高く分布する。また、3Hの組織中放射能のピークは、経皮投与では4時間後、直腸内投与では30分後にみられ、投与部位における3Hの放射能は著しく高く分布する。
投与6時間後、投与部位における総14Cの放射能のうち、皮膚では79.8%、直腸では51.7%が未変化体である。また、投与部位における総3Hの放射能のほとんどが未変化体である。
投与168時間までの14Cの放射能の排泄率は、経皮投与では尿中に2.3%、糞中に2.9%、直腸内投与ではそれぞれ11.4%及び25.7%である。また、3Hの放射能の排泄率は、経皮投与では尿中に18.6%、糞中に3.9%、直腸内投与ではそれぞれ62.7%及び10.1%であり、吸収された3Hは主に尿中に排泄される。 臨床成績
痔核及び裂肛患者440例における非盲検比較対照試験及び一般臨床試験を含む臨床試験の概要は表1の通りである。 臨床成績の表表1
1. 抗浮腫作用9) 本剤を直腸内に投与することにより、トリベノシドはクロトン油混合液による直腸肛門部浮腫に対して抑制作用を示す(ラット)。
トリベノシドとリドカインを本剤と同一配合比(5:1)の軟膏状として塗布することにより、トリベノシドは背部皮膚に作成した創傷に対して治癒促進作用を示す(ラット)。
トリベノシド溶液を直腸粘膜に投与することにより、トロンビンによる直腸粘膜血流量低下に対して抑制作用を示す(ラット)。
本剤を眼粘膜に塗布することにより、リドカインは角膜反射を指標とする方法において表面麻酔作用を示す(モルモット)。 有効成分に関する理化学的知見
トリベノシドは、無色~淡黄色の粘稠性のある液で、においはないか又はわずかに特異なにおいがあり、味はない。メタノール、氷酢酸、エタノール、アセトン、酢酸エチル、エーテル又はクロロホルムと混和する。水にほとんど溶けない。
リドカインは、白色~微黄色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦く、舌を麻ひする。メタノール又はエタノール(95)に極めて溶けやすく、酢酸(100)又はジエチルエーテルに溶けやすく、水にほとんど溶けない。希塩酸に溶ける。 包装2.4g×35個 2.4g×140個 2.4g×350個 主要文献及び文献請求先主要文献 1)
**,*文献請求先
主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。 〒541-0045 大阪市中央区道修町二丁目3番8号(武田北浜ビル3階) 製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
天藤製薬株式会社 〒541-0045 大阪市中央区道修町二丁目3番8号
武田薬品工業株式会社 〒540-8645 大阪市中央区道修町四丁目1番1号
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