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COMPLERA Combination Tablets Emtricitabine コムプレラ配合錠,
2015-01-03 12:34:32 来源: 作者: 【 】 浏览:2374次 评论:0
COMPLERA Combination Tablets  Emtricitabine コムプレラ配合錠,利匹韦林/恩曲他滨/替诺福韦酯三联片
PDFファイルインタビューフォーム
SGMファイル
DTDファイル
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作成又は改訂年月
* 2014年12月改訂(下線部分) (第2版)
2014年11月作成
日本標準商品分類番号
87625
日本標準商品分類番号等
国際誕生年月
2011年8月
薬効分類名
抗ウイルス化学療法剤
承認等
販売名
コムプレラ配合錠
販売名コード
6250105F1027
承認・許可番号
承認番号
22600AMX01325000
商標名
COMPLERA Combination Tablets
薬価基準収載年月
2014年11月
販売開始年月
2014年12月
貯法・使用期限等
貯法
湿気を避け室温保存
使用期限
包装に表示
規制区分
劇薬
処方箋医薬品
注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分・含量(1錠中)
リルピビリン塩酸塩27.5mg(リルピビリンとして25mg)、テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩300mg(テノホビル ジソプロキシルとして245mg)、エムトリシタビン200mg含有
添加物
乳糖水和物、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、アルファー化デンプン、ステアリン酸マグネシウム、ポビドン、ポリソルベート20、ヒプロメロース、酸化チタン、マクロゴール4000、トリアセチン、三二酸化鉄、食用青色2号アルミニウムレーキ、食用黄色5号アルミニウムレーキ
性状
色・剤形
紫色を帯びたピンク色のフィルムコーティング錠
外形
表面

裏面

側面

大きさ
長径(mm)
19.0
短径(mm)
8.5
厚さ(mm)
8.0
重量(g)
1.15
識別記号
GSI
一般的名称
リルピビリン塩酸塩/テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩/エムトリシタビン配合錠
警告
B型慢性肝炎を合併している患者では、本剤の投与中止により、B型慢性肝炎が再燃するおそれがあるので、本剤の投与を中断する場合には十分注意すること。特に非代償性の場合、重症化するおそれがあるので注意すること。[「重要な基本的注意」の項参照]
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
リファンピシン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、デキサメタゾン(全身投与)、セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品、プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール、ランソプラゾール、ラベプラゾール、エソメプラゾール)を投与中の患者[「相互作用」の項参照]
2.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
HIV-1感染症
効能又は効果に関連する使用上の注意
1.
以下のいずれかのHIV-1感染患者に使用すること。
(1)
抗HIV薬の治療経験がなく、HIV-1 RNA量100,000 copies/mL以下である患者(「臨床成績」の項参照)
(2)
ウイルス学的失敗の経験がなく、切り替え前6ヵ月間以上においてウイルス学的抑制(HIV-1 RNA量が50 copies/mL未満)が得られており、本剤の有効成分に対する耐性関連変異を持たず、本剤への切り替えが適切であると判断される抗HIV薬既治療患者(「臨床成績」の項参照)
2.
本剤による治療にあたっては、患者の治療歴及び可能な場合には薬剤耐性検査(遺伝子型解析あるいは表現型解析)を参考にすること。
用法及び用量
通常、成人には1回1錠(リルピビリンとして25mg、テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩として300mg及びエムトリシタビンとして200mgを含有)を1日1回食事中又は食直後に経口投与する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
1.
本剤は、リルピビリン塩酸塩、テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩及びエムトリシタビンの固定用量を含有する配合剤であるので、リルピビリン塩酸塩、テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩又はエムトリシタビンの個別の用法・用量の調節が必要な患者には、個別のリルピビリン塩酸塩製剤(以下「リルピビリン製剤」と略す)、テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩製剤(以下「テノホビル製剤」と略す)又はエムトリシタビン製剤を用いること。なお、リルピビリン製剤、テノホビル製剤及びエムトリシタビン製剤の使用にあたっては、それぞれの製品添付文書を熟読すること。
2.
本剤の有効成分であるテノホビル ジソプロキシルフマル酸塩又はエムトリシタビンを含有する製剤と併用しないこと。また、リルピビリンを含有する製剤は、リファブチン併用時以外は併用しないこと。本剤とリファブチンを併用する場合は、リルピビリン製剤を1回25mg 1日1回併用すること。なお、リファブチンの併用を中止した場合は、リルピビリン製剤の投与を中止すること(「相互作用」、「薬物動態」の項参照)。
3.
中等度及び重度の腎機能障害のある患者(クレアチニンクリアランス50mL/min未満又は血液透析患者)では、テノホビル製剤及びエムトリシタビン製剤により個々に用法・用量の調節が必要となるため、本剤を投与せず、個別の製剤を用いること(「重要な基本的注意」、「薬物動態」の項参照)。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
不整脈を起こしやすい患者(低カリウム血症、著しい徐脈、急性心筋虚血、うっ血性心不全、先天性QT延長症候群等)又はQT延長を起こすことが知られている薬剤を投与中の患者[リルピビリン75mg及び300mg投与時にQT延長が認められており、これらの患者ではQT延長により不整脈が発現するおそれがある。(「相互作用」、「薬物動態」の項参照)。]
2.
B型及び/又はC型肝炎ウイルス重複感染患者[リルピビリン製剤の外国臨床第III相試験において、肝臓関連有害事象(臨床検査値異常を含む)の発現頻度が非重複感染患者より高かった(「重要な基本的注意」の項参照)。]
3.
高齢者[「高齢者への投与」の項参照]

重要な基本的注意

1.
本剤の使用に際しては、患者又は患者に代わる適切な者に、次の事項についてよく説明し同意を得た後、使用すること。
(1)
本剤はHIV感染症の根治療法薬ではないことから、日和見感染を含むHIV感染症の進展に伴う疾病を発症し続ける可能性があるので、本剤投与開始後の身体状況の変化については、すべて担当医に報告すること。
(2)
本剤の長期投与による影響については、現在のところ不明であること。
(3)
本剤による治療が、性的接触又は血液汚染等による他者へのHIV感染の危険を減少させることは明らかではないこと。
(4)
本剤を処方どおりに毎日服用すること。また、担当医の指示なしに用量を変更したり、服用を中止したりしないこと。
(5)
本剤は併用薬剤と相互作用を起こすことがあるため、服用中のすべての薬剤を担当医に報告すること(「相互作用」の項参照)。また、本剤で治療中に新たに他の薬剤を服用する場合、事前に担当医に相談すること。
2.
本剤は、HIV-1感染症に対して1剤で治療を行うものであるため、他の抗HIV薬と併用しないこと(リファブチン併用時におけるリルピビリン製剤との併用の場合を除く)。
3.
リルピビリンの外国臨床第III相試験でテノホビル/エムトリシタビン製剤を併用した被験者における96週時の併合解析において、リルピビリンによるウイルス学的失敗例では、エファビレンツによるウイルス学的失敗例よりも、ラミブジン/エムトリシタビンへの耐性変異の発現割合が高かった。また、ベースラインCD4陽性リンパ球数が少ない被験者(<200cells/μL)では、ベースラインCD4陽性リンパ球数が多い被験者(≧200cells/μL)と比べてウイルス学的失敗例の割合が高かった。本剤による治療開始時には、これらの情報について考慮すること。(「臨床成績」の項参照)
4.
HIVとB型肝炎ウイルス(HBV)感染を合併している患者では、本剤の投与中止により、急激な肝炎の悪化がみられるおそれがある。本剤中止後数ヵ月間は、定期的な肝機能検査を行うなど、観察を十分に行うこと。本剤中止後に肝炎が悪化した場合、非代償性の肝不全となる可能性があるので、必要に応じて抗HBV薬の投与を考慮すること。
5.
リルピビリン製剤の外国臨床第III相試験において、B型及び/又はC型肝炎ウイルス重複感染患者では、肝臓関連有害事象(臨床検査値異常を含む)の発現頻度が非重複感染患者より高かったことから[重複感染患者33.3%(18/54例)、非重複感染患者4.9%(31/632例)]、これらの患者に投与する場合には、定期的な肝機能検査を行うなど、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
6.
テノホビル製剤又はエムトリシタビン製剤を含むヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬の単独投与又はこれらの併用療法により、重篤な乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)が、女性に多く報告されているので、乳酸アシドーシス又は肝細胞毒性が疑われる臨床症状又は検査値異常(アミノトランスフェラーゼの急激な上昇等)が認められた場合には、本剤の投与を一時中止すること。特に肝疾患の危険因子を有する患者においては注意すること。
7.
本剤の投与に際しては、クレアチニンクリアランスを測定するなど、腎機能障害の有無に注意すること。また、本剤投与後も定期的な検査等により患者の状態を注意深く観察し、腎機能障害のリスクを有する患者にはクレアチニンクリアランス及び血清リンの検査を実施すること。腎毒性を有する薬剤との併用は避けることが望ましい。
8.
本剤を含む抗HIV薬の多剤併用療法を行った患者で、免疫再構築症候群が報告されている。投与開始後、免疫機能が回復し、症候性のみならず無症候性日和見感染(マイコバクテリウムアビウムコンプレックス、サイトメガロウイルス、ニューモシスチス等によるもの)等に対する炎症反応が発現することがある。また、免疫機能の回復に伴い自己免疫疾患(甲状腺機能亢進症、多発性筋炎、ギラン・バレー症候群、ブドウ膜炎等)が発現するとの報告があるので、これらの症状を評価し、必要時には適切な治療を考慮すること。
9.
抗HIV薬の使用により、体脂肪の再分布/蓄積があらわれることがあるので、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
10.
テノホビル製剤の試験において、144週間の投与により腰椎と大腿骨頚部の骨密度の減少が見られている。骨密度の減少した患者の大部分は、投与開始後24~48週目にかけて発現し、以降は144週目まで安定していた。病的骨折の既往のある患者又はその他の慢性骨疾患を有する患者では、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.
エムトリシタビン製剤の試験において皮膚変色が発現し、その発現頻度は有色人種に高いことが示唆されている。
相互作用
リルピビリンは、主に薬物代謝酵素CYP3Aにより代謝されることから、CYP3A誘導剤及びCYP3A阻害剤との併用による相互作用が示唆される。
テノホビル及びエムトリシタビンは、糸球体濾過と尿細管への能動輸送により腎排出されることから、糸球体濾過を低下させる薬剤又は尿細管分泌において競合阻害する薬剤との併用により血中濃度が上昇するおそれがある。
併用禁忌
(併用しないこと)
1. 薬剤名等
リファンピシン1)(アプテシン、リファジン等)
臨床症状・措置方法
リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある(「薬物動態」の項参照)。
機序・危険因子
これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。
2. 薬剤名等
カルバマゼピン(テグレトール)
フェノバルビタール(フェノバール等)
フェニトイン(アレビアチン等)
臨床症状・措置方法
リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。
機序・危険因子
これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。
3. 薬剤名等
デキサメタゾン全身投与(単回投与を除く)(デカドロン等)
臨床症状・措置方法
リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。
機序・危険因子
これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。
4. 薬剤名等
セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
臨床症状・措置方法
リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。
機序・危険因子
これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。
5. 薬剤名等
プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール2)(オメプラール、オメプラゾン)、ランソプラゾール(タケプロン)、ラベプラゾール(パリエット)、エソメプラゾール(ネキシウム))
臨床症状・措置方法
リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある(「薬物動態」の項参照)。
機序・危険因子
胃内のpH上昇により、リルピビリンの吸収が低下する。
併用注意
(併用に注意すること)
1. 薬剤名等
リファブチン3) 臨床症状・措置方法
リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。本剤とリファブチンを併用する場合は、リルピビリン製剤を1回25mg 1日1回併用すること。なお、リファブチンの併用を中止した場合は、リルピビリン製剤の投与を中止すること。(「薬物動態」の項参照)
機序・危険因子
リファブチンのCYP3A誘導作用により、リルピビリンの代謝が促進される。
2. 薬剤名等
H2遮断剤(ファモチジン4)、シメチジン、ニザチジン、ラニチジン)臨床症状・措置方法
リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。これらの薬剤は、本剤投与の12時間以上前又は4時間以上後に投与すること(「薬物動態」の項参照)。
機序・危険因子
胃内のpH上昇により、リルピビリンの吸収が低下する。
3. 薬剤名等
制酸剤(乾燥水酸化アルミニウムゲル、沈降炭酸カルシウム等)臨床症状・措置方法
リルピビリンの血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。これらの薬剤は、本剤投与の2時間以上前又は4時間以上後に投与すること。
機序・危険因子
胃内のpH上昇により、リルピビリンの吸収が低下する。
4. 薬剤名等
クラリスロマイシン
エリスロマイシン 臨床症状・措置方法
リルピビリンの血中濃度が上昇する可能性がある。代替としてアジスロマイシン等を考慮すること。
機序・危険因子
これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、リルピビリンの代謝が阻害される。
5. 薬剤名等
メサドン5) 臨床症状・措置方法
メサドンの血中濃度が低下することがある(「薬物動態」の項参照)。
機序・危険因子
機序不明
6. 薬剤名等
*テラプレビル6) 臨床症状・措置方法
テラプレビル750mg 8時間毎1日3回併用したとき、リルピビリンのCmax及びAUCはそれぞれ49%及び78%増加した。テラプレビルのCmax及びAUCはそれぞれ3%及び5%減少した。テラプレビルと併用する場合には、用量を調節する必要はない。
機序・危険因子
テラプレビルのCYP3A阻害作用により、リルピビリンの代謝が阻害される。
7. 薬剤名等
アシクロビル
バラシクロビル
ガンシクロビル
バルガンシクロビル等 臨床症状・措置方法
これらの薬剤、テノホビル又はエムトリシタビンの血中濃度が上昇し、有害事象を増強するおそれがある。
機序・危険因子
尿細管への能動輸送により排泄される薬剤と併用する場合、排泄経路の競合により排泄が遅延し、これらの薬剤、テノホビル又はエムトリシタビンの血中濃度が上昇するおそれがある。
8. 薬剤名等
QT延長を起こすことが知られている薬剤(アミオダロン、ソタロール等)臨床症状・措置方法
QT延長、心室性頻拍(Torsades de Pointesを含む)が発現するおそれがある。
機序・危険因子
リルピビリン75mg及び300mg投与時にQT延長が認められている(「薬物動態」の項参照)。
副作用
副作用等発現状況の概要
未治療のHIV-1感染患者を対象としたリルピビリン製剤の外国臨床第III相試験の併合解析(96週時)において、テノホビル/エムトリシタビン製剤が併用された550例の安全性評価を行った。副作用(臨床検査値異常を含む)は91.3%(502/550例)に認められた。主な副作用は、下痢86例(15.6%)、頭痛86例(15.6%)、悪心71例(12.9%)、不眠症58例(10.5%)、浮動性めまい57例(10.4%)、異常な夢54例(9.8%)等であった。
既治療のHIV-1感染患者を対象とした本剤の外国臨床試験の併合解析(48週時)において、366例の安全性評価を行った。副作用(臨床検査値異常を含む)は80.9%(296/366例)に認められた。主な副作用は、下痢40例(10.9%)、頭痛29例(7.9%)、疲労26例(7.1%)、不眠症26例(7.1%)であった。
重大な副作用
1. 腎不全等の重度の腎機能障害
頻度不明注1)
急性腎不全、腎不全、腎尿細管壊死、ファンコニー症候群、近位尿細管腎症、間質性腎炎(急性を含む)、腎性尿崩症等の重度の腎機能障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、臨床検査値に異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。特に腎機能障害の既往がある患者や腎毒性のある薬剤が投与されている患者では注意すること。
2. 膵炎
頻度不明注1)
膵炎があらわれることがあるので、血中アミラーゼ、リパーゼ、血中トリグリセリド等の検査値の上昇がみられた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
3. 乳酸アシドーシス
頻度不明注1)
乳酸アシドーシスがあらわれることがあるので、このような場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
4. 肝機能障害
頻度不明注2)
AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがあるので、定期的な肝機能検査を行うなど、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
その他の副作用
1. 血液およびリンパ系障害
5%未満
好中球減少症
2. 血液およびリンパ系障害
頻度不明注1)
白血球減少症、好中球数減少、血小板数減少、ヘモグロビン減少
3. 免疫系障害
5%未満
過敏症、免疫再構築症候群
4. 免疫系障害
頻度不明注1)
血管性浮腫
5. 代謝および栄養障害
5%未満
食欲減退、高血糖、高トリグリセリド血症
6. 代謝および栄養障害
頻度不明注1)
低カリウム血症、低リン酸血症、体重減少、後天性リポジストロフィー、高コレステロール血症、高脂血症、食欲亢進、低ナトリウム血症、高ナトリウム血症、低血糖、血中リン減少、LDLコレステロール増加
7. 精神障害
5%以上
不眠症、異常な夢、うつ病
8. 精神障害
5%未満
睡眠障害、抑うつ気分
9. 精神障害
頻度不明注1)
リビドー減退、神経過敏、不安、感情不安定
10. 神経系障害
5%以上
頭痛(12.6%)、浮動性めまい
11. 神経系障害
5%未満
傾眠
12. 神経系障害
頻度不明注1)
錯感覚、末梢性ニューロパチー、味覚異常、ニューロパチー、思考異常、振戦、前庭障害
13. 呼吸器、胸郭および縦隔障害
5%未満
呼吸困難
14. 呼吸器、胸郭および縦隔障害
頻度不明注1)
気管支炎、鼻炎、咽頭炎
15. 胃腸障害
5%以上
下痢(13.8%)、悪心、腹痛
16. 胃腸障害
5%未満
嘔吐、腹部不快感、鼓腸、消化不良、アミラーゼ増加、リパーゼ増加、口内乾燥
17. 胃腸障害
頻度不明注1)
胃腸障害、便秘、アフタ性口内炎、胃炎、おくび、口臭
18. 肝胆道系障害
5%未満
トランスアミナーゼ上昇、脂肪肝、肝炎、高ビリルビン血症
19. 肝胆道系障害
頻度不明注1)
γ-GTP増加、肝機能異常、Al-P増加
20. 皮膚および皮下組織障害
5%以上
発疹
21. 皮膚および皮下組織障害
5%未満
皮膚変色、皮膚色素過剰
22. 皮膚および皮下組織障害
頻度不明注1)
そう痒症、多汗症、脱毛症、湿疹、ざ瘡、皮膚乾燥、単純ヘルペス、皮膚良性新生物、脂漏、帯状疱疹
23. 筋骨格系および結合組織障害
5%未満
筋力低下
24. 筋骨格系および結合組織障害
頻度不明注1)
骨軟化症(骨痛及びまれに骨折の原因となる)、ミオパチー、骨障害、筋痛、関節痛、背部痛、側腹部痛、筋痙攣
25. 腎および尿路障害
5%未満
蛋白尿、血中クレアチニン増加、多尿
26. 腎および尿路障害
頻度不明注1)
頻尿、血尿
27. 一般・全身障害および投与部位の状態
5%以上
疲労
28. 一般・全身障害および投与部位の状態
5%未満
無力症、疼痛
29. 一般・全身障害および投与部位の状態
頻度不明注1)
倦怠感、胸痛、発熱、悪寒、末梢性浮腫、ほてり
30. 臨床検査
5%未満
CK(CPK)増加
31. 臨床検査
頻度不明注1)
尿糖
32. その他
頻度不明注1)
視覚異常、血管拡張、感染、インフルエンザ症候群
上記の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合は適切な処置を行うこと。
副作用の頻度は、未治療のHIV-1感染患者を対象としたリルピビリン製剤の外国臨床第III相試験(背景治療がテノホビル/エムトリシタビン製剤投与群)及び既治療のHIV-1感染患者を対象とした本剤の外国臨床試験の結果を合算し算出した。
注1)外国臨床試験(C209/C215試験及びGS-US-264-0106/GS-US-264-0111試験)では認められなかったが、リルピビリン製剤、テノホビル製剤又はエムトリシタビン製剤の外国臨床試験又は市販後で認められ、本剤においても発現が予測される副作用を頻度不明とした。
*注2)リルピビリンの外国臨床試験(テノホビル製剤/エムトリシタビン製剤を背景治療として併用)で認められ、本剤においても発現が予測される副作用を頻度不明とした。
高齢者への投与
本剤の高齢者における薬物動態は検討されていない。高齢者では一般に肝、腎及び心機能が低下していることが多く、また、合併症、併用薬の頻度が増えることから、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊婦への投与に関する安全性は確立していない。]
2.
授乳中の婦人には、本剤投与中は授乳を避けさせること。[テノホビル及びエムトリシタビンのヒト乳汁への移行が報告されており7)、テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を用いた動物実験(ラット)で、テノホビルの乳汁中への移行が報告されている。また、リルピビリンは、動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されているが、ヒトにおける乳汁への移行は不明である。なお、HIV感染女性患者は、乳児のHIV感染を避けるため、乳児に母乳を与えないことが望ましい。]
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児における安全性は確立していない(使用経験がない)。
過量投与
徴候、症状
過量投与に関するデータは限られている。リルピビリン75mg及び300mg投与時にQT延長が認められている(「薬物動態」の項参照)。
テノホビル製剤及びエムトリシタビン製剤を過量投与した症例は報告されておらず、過量投与時に特有の徴候や症状は不明である。
処置
本剤を過量投与した場合、バイタルサイン及び臨床症状の観察並びに心電図(QT間隔)の測定等、一般的な支持療法を行う。
その他の注意
テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩のマウスを用いたがん原性試験(2年間)において、臨床用量におけるヒトの全身曝露量の16倍で雌に肝細胞腺腫が高頻度に発現したとの報告がある。
薬物動態
吸収・血漿中濃度8)
健康成人にリルピビリン製剤25mgを食後に単回経口投与したとき、血漿中リルピビリン濃度は投与後5時間(中央値)に最高血漿中濃度[144.3ng/mL(平均値)]に達し、約43時間(平均値)の消失半減期で消失した。平均AUC∞は4542ng・h/mLであった(表1、図1)。
図1 日本人健康成人にリルピビリン製剤25mgを食後単回経口投与したときの血漿中リルピビリン濃度-時間推移(平均値+標準偏差,n=8)
リルピビリン製剤9)
健康成人にリルピビリン製剤25mgを食後に単回経口投与したとき、血漿中リルピビリン濃度は投与後4~5時間(中央値)に最高血漿中濃度[109ng/mL(平均値)]に達し、約45時間(平均値)の消失半減期で消失した。平均AUC∞は3403ng・h/mLであった(図2)。
図2 外国人健康成人にリルピビリン製剤25mgを単回経口投与したときの血漿中リルピビリン濃度-時間推移(平均値+標準偏差,n=34~35)
抗HIV薬による治療経験のないHIV-1感染患者に、リルピビリン製剤25mgを1日1回反復経口投与した第III相試験の成績を用いた母集団薬物動態解析より得た血漿中リルピビリンの薬物動態パラメータ(推定値)を表2に示す。HIV-1感染患者における血漿中リルピビリンの曝露量は健康成人より低値であった。
テノホビル製剤
外国人健康成人にテノホビル製剤300mgを単回経口投与したとき、血清中テノホビル濃度は投与1.0±0.4時間後に最高血清中濃度[0.30μg/mL(平均値)]に達し、約17時間(中央値)の消失半減期で消失した。平均AUCは2.29μg・h/mLであった。
エムトリシタビン製剤
外国人HIV-1感染患者にエムトリシタビン製剤200mgを反復経口投与したとき、定常状態における血漿中エムトリシタビン濃度は投与1~2時間後に最高血漿中濃度[1.8μg/mL(平均値)]に達し、約10時間(中央値)の消失半減期で消失した。平均AUCは10.0μg・h/mLであった。
食事の影響
リルピビリン/テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩/エムトリシタビン配合製剤10)
外国人健康成人にリルピビリン/テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩/エムトリシタビン配合製剤を軽食(390kcal、脂質12g)又は標準食(540kcal、脂質21g)とともに単回経口投与したときの各成分の血漿中曝露量を、空腹時に単回経口投与したときの曝露量と比較した結果を表3に示す。
リルピビリン製剤11)
リルピビリンの血漿蛋白結合率は約99.7%であり、主にアルブミンに結合した(in vitro、平衡透析法)。
テノホビル製剤
テノホビルのヒト血漿蛋白結合率(in vitro)は、0.01~25μg/mLの範囲で0.7%未満であった。
エムトリシタビン製剤
エムトリシタビンのヒト血漿蛋白結合率(in vitro)は、0.02~200μg/mLの範囲で4%未満であった。
リルピビリン製剤12)
In vitro試験で、リルピビリンは主にCYP3Aにより代謝された。
テノホビル製剤
テノホビルは主に尿中に排泄され、代謝の影響をほとんど受けない。
エムトリシタビン製剤
エムトリシタビンは主に尿中に排泄され、代謝の影響をほとんど受けない。
リルピビリン製剤13)
健康成人に14C-リルピビリン(液剤)150mgを単回経口投与したとき、投与した総放射能の85%(平均値)が糞中、6.1%(平均値)が尿中から回収された。糞中及び尿中の未変化体の排泄率は、それぞれ投与量の25%(平均値)及び1%未満であった。
テノホビル製剤
HIV-1感染患者にテノホビルを静脈内投与したとき、投与量の約70~80%は、テノホビルとして尿中から回収された。テノホビルは、糸球体濾過と尿細管への能動輸送により腎排泄される。
エムトリシタビン製剤
健康成人に14C-エムトリシタビンを投与したとき、投与した量の約86%は尿中から回収され、13%は代謝物として回収された。エムトリシタビンの代謝物は、3’-スルホキシドジアステレオマーとグルクロン酸抱合体である。エムトリシタビンは、糸球体濾過と尿細管への能動輸送の両方により腎排泄されることが示唆されている。
リルピビリン製剤14)
軽度肝機能障害(Child-PughスコアA、8例)及び中等度肝機能障害(Child-PughスコアB、8例)患者にリルピビリン製剤25mgを1日1回反復経口投与したときの血漿中リルピビリンのAUC24は、健康成人と比較してそれぞれ47%及び5%高かった(表4)。軽度肝機能障害及び中等度肝機能障害患者に本剤を投与するとき、用量を調節する必要はない。なお、重度肝機能障害患者(Child-PughスコアC)を対象とした試験は実施していない。
テノホビル製剤
テノホビルは代謝の影響をほとんど受けないため、肝機能障害患者を対象とした試験は実施していない。
エムトリシタビン製剤
エムトリシタビンは代謝の影響をほとんど受けないため、肝機能障害患者を対象とした試験は実施していない。
リルピビリン製剤
母集団薬物動態解析の結果、B型肝炎ウイルス及び/又はC型肝炎ウイルスとHIV-1の重複感染患者の血漿中リルピビリンのAUC24及びC0に、臨床上問題となる影響はなかった。
リルピビリン製剤11)、13)
腎機能障害患者を対象とした試験は実施していないが、リルピビリンの腎排泄は限定的であるため、腎機能障害によりリルピビリンの排泄にほとんど影響を及ぼさないと推察される。リルピビリンは血漿蛋白結合率が高いことから、血液透析や腹膜透析により除去される可能性は低い。
テノホビル製剤
テノホビル製剤300mgを単回投与したとき、クレアチニンクリアランス(CLcr)が50mL/min未満の患者あるいは透析を必要とする末期腎不全患者では、テノホビルのCmaxとAUCがそれぞれ上昇した(表5)。
なお、4時間の血液透析(テノホビルの除去率は54%)により投与量の約10%が除去された。
エムトリシタビン製剤
エムトリシタビン製剤200mgを単回投与したとき、クレアチニンクリアランス(CLcr)が50mL/min未満の患者あるいは透析を必要とする末期腎不全患者では、エムトリシタビンのCmaxとAUCがそれぞれ上昇した(表6)。
なお、投与1.5時間以内に開始した3時間の血液透析(血液流量400mL/min、透析液流量600mL/min)により投与量の約30%が除去された。
<外国人における成績>
リルピビリン製剤、テノホビル製剤及びエムトリシタビン製剤単独での薬物動態を以下に示す。
(8) 薬物相互作用
本剤による薬物相互作用試験は実施されていないため、リルピビリン製剤、テノホビル製剤及びエムトリシタビン製剤による成績を示す。
1) リルピビリン製剤
In vitro試験において、リルピビリンは主にCYP3Aにより代謝された。本剤をCYP3Aの阻害剤又は誘導剤と併用することにより、血漿中リルピビリンの濃度が上昇又は低下する可能性がある。
リルピビリン製剤と主な薬剤の併用による薬物動態への影響を下表に示す(表7及び表8)。
2) テノホビル製剤
In vivoにおいて認められる濃度よりもはるかに高濃度(約300倍)において、テノホビルはヒトチトクロームP450分子種(CYP3A4、CYP2D6、CYP2C9又はCYP2E1)を阻害しなかったが、CYP1Aをわずかに(6%)阻害した。
テノホビルは、糸球体濾過と尿細管への能動輸送により腎排泄される。
尿細管への能動輸送により排泄される薬剤と本剤を併用した場合、この排泄経路における競合によりテノホビル又は併用薬の血清中濃度が上昇する可能性がある。
テノホビル製剤と主な薬剤との併用による、薬物動態への影響を下表に示す(表9及び表10)。
また、表11にテノホビル製剤とジダノシンとの相互作用を示す。
3) エムトリシタビン製剤
臨床使用量で血漿中に認められた濃度の14倍まで濃度を上昇させても、エムトリシタビンはヒトチトクロームP450分子種(CYP1A2、CYP2A6、CYP2B6、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6及びCYP3A4)によるin vitro薬物代謝を阻害しなかった。エムトリシタビンはグルクロン酸抱合を担う酵素(ウリジン-5’-二リン酸グルクロニルトランスフェラーゼ)を阻害しなかった。これらのin vitro実験結果及び確認されているエムトリシタビンの排泄経路を考慮すると、ヒトチトクロームP450を介するエムトリシタビンと他の薬剤との相互作用が生じる可能性は低い。
健康成人志願者を対象にエムトリシタビンとテノホビル ジソプロキシルフマル酸塩、インジナビル、サニルブジン及びジドブジンとの併用における薬物動態の評価を行った。併用薬がエムトリシタビンの薬物動態に及ぼす影響及びエムトリシタビンが併用薬の薬物動態に及ぼす影響について表12、13に示す。
リルピビリン製剤15)、16)
健康成人60例を対象にリルピビリン製剤25mg(臨床用量)を1日1回反復経口投与し、定常状態時のQTcF間隔に及ぼす影響を検討した結果、QTcF間隔に対し臨床的に有意な影響は認められなかった(プラセボとの差の最大値:2.0ms)[プラセボ及び陽性対照(moxifloxacin 400mg 1日1回)を用いた無作為割付クロスオーバー試験]。
なお、健康成人におけるQT/QTc評価試験において、高用量のリルピビリン(75mg及び300mg)注)を1日1回反復経口投与したとき、QTcF間隔のベースラインからの変化量のプラセボとの差の平均値(95%信頼区間の上限)はそれぞれ10.7(15.3)ms及び23.3(28.4)msであった。
 
注)リルピビリン製剤の承認された1日用量は25mgである。

表1 日本人健康成人にリルピビリン製剤25mgを食後単回経口投与したときの血漿中リルピビリンの薬物動態パラメータ  

薬物動態パラメータ  n=8 
Cmax(ng/mL)  144.3(49.66) 
tmax(h)  5[2~6] 
AUC(ng・h/mL)  4542(2001.2) 
t1/2(h)  43(10.9) 


表2 外国人HIV-1感染患者における血漿中リルピビリンの薬物動態パラメータ推定値
[第III相試験(C209及びC215試験)の96週時併合解析]

 

 
薬物動態パラメータ  薬物動態パラメータ  N=679 
AUC24
(ng・h/mL) 
平均値(標準偏差)
中央値[範囲] 
2235(851)
2096[198~7307] 
C0
(ng/mL) 
平均値(標準偏差)
中央値[範囲] 
78(35)
73[2~288] 

表3 薬物動態に及ぼす食事の影響

 

 
N=24  薬物動態パラメータの比(%)(90%信頼区間)
軽食時注)/空腹時
Cmax
薬物動態パラメータの比(%)(90%信頼区間)
軽食時注)/空腹時
AUC 
薬物動態パラメータの比(%)(90%信頼区間)
標準食時/空腹時
Cmax
薬物動態パラメータの比(%)(90%信頼区間)
標準食時/空腹時
AUC 
リルピビリン  134
(111-163) 
109
(92-129) 
126
(105-153) 
116
(99-137) 
テノホビル  112
(100-125) 
128
(120-137) 
132
(118-147) 
138
(129-147) 
エムトリシタビン  95
(90-102) 
96
(94-99) 
93
(87-99) 
95
(93-98) 


表4 健康成人及び肝機能障害患者にリルピビリン製剤25mgを反復経口投与したときの血漿中リルピビリンの薬物動態パラメータ

 

 
薬物動態
パラメータ 
健康成人  肝機能障害患者  最小二乗平均の比[90%信頼区間] 
軽度肝機能障害患者          
- 
Cmax ng/mL  144.3(35.70)  187.0(66.31)  1.268[0.9804~1.641] 
tmax 5.0[3.0~12.0]  5.0[2.0~24.0]  - 
AUC24 ng・h/mL  2152(538.1)  3206(1080)  1.467[1.144~1.881] 
t1/2 60.59(20.03)  80.82(33.17)a) - 
中等度肝機能障害患者          
- 
Cmax ng/mL  146.8(30.21)  143.5(49.69)  0.9496[0.7514~1.200] 
tmax 5.0[3.0~5.0]  20.0[2.0~24.0]  - 
AUC24 ng・h/mL  2318(385.9)  2525(851.2)  1.052[0.8379~1.320] 
t1/2 56.01(21.31)  90.56(37.04)b) - 


表5 腎障害を有する患者を対象にテノホビル製剤300mgを単回投与したときの薬物動態パラメータ

 

 
CLcr
(mL/min) 
例数  Cmax
(ng/mL) 
AUC
(ng・h/mL) 
CL/F
(mL/min) 
CLrenal
(mL/min) 
>80  335.5±31.8  2184.5±257.4  1043.7±115.4  243.5±33.3 
50-80  10  330.4±61.0  3063.8±927.0  807.7±279.2  168.6±27.5 
30-49  372.1±156.1  6008.5±2504.7  444.4±209.8  100.6±27.5 
<30(12-28)注) 11  601.6±185.3  15984.7±7223.0  177.0±97.1  43.0±31.2 


表6 腎障害を有する患者を対象にエムトリシタビン製剤200mgを単回投与したときの薬物動態パラメータ

 

 
CLcr
(mL/min) 
例数  投与前のCLcr平均値
(mL/min) 
Cmax
(μg/mL) 
AUC
(μg・h/mL) 
CL/F
(mL/min) 
CLrenal
(mL/min) 
>80  107±21  2.2±0.6  11.8±2.9  302±94  213.3±89.0 
50-80  59.8±6.5  3.8±0.9  19.9±1.1  168±10  121.4±39.0 
30-49  40.9±5.1  3.2±0.6  25.1±5.7  138±28  68.6±32.1 
<30  22.9±5.3  2.8±0.7  33.7±2.1  99±6  29.5±11.4 
透析を必要とする末期腎不全患者
<30 
8.8±1.4  2.8±0.5  53.2±9.9  64±12  - 


表7 併用薬投与時のリルピビリン(リルピビリン製剤150mg 1日1回投与)の薬物動態パラメータの比

 

  
併用薬  併用薬の用量  例数  リルピビリンの薬物動態パラメータの比
併用時/単独投与時(%)(90%信頼区間)
Cmax
リルピビリンの薬物動態パラメータの比
併用時/単独投与時(%)(90%信頼区間)
AUC 
リルピビリンの薬物動態パラメータの比
併用時/単独投与時(%)(90%信頼区間)
Cmin
ジダノシン  400mg
1日1回 
13~21  100
(90-110) 
100
(95-106) 
100
(92-109) 
テノホビル  300mg
1日1回 
15~16  96
(81-113) 
101
(87-118) 
99
(83-116) 
ダルナビル/リトナビル  800mg/100mg
1日1回 
14~15  179
(156-206) 
230
(198-267) 
278
(239-324) 
ロピナビル/リトナビル  400mg/100mg
1日2回 
15  129
(118-140) 
152
(136-170) 
174
(146-208) 
*ラルテグラビルa) 400mg
1日2回
24 112
(104-120)
112
(105-119)
103
(96-112)
リファブチン  300mg
1日1回 
14~17  65
(58-74) 
54
(50-58) 
51
(48-54) 
リファブチンa) 300mg
1日1回 
10~18  69
(62-76) 
58
(52-65) 
52
(46-59) 
リファブチンb) 300mg
1日1回 
17~18  143
(130-156)c)
116
(106-126)c)
93
(85-101)c)
ファモチジン  リルピビリン製剤投与12時間前
40mg 1回 
22~24  99
(84-116) 
91
(78-107) 
- 
ファモチジン  リルピビリン製剤投与2時間前
40mg 1回 
22~24  15
(12-19) 
24
(20-28) 
- 
ファモチジン  リルピビリン製剤投与4時間後
40mg 1回 
22~24  121
(106-139) 
113
(101-127) 
- 
リファンピシン  600mg
1日1回 
15~16  31
(27-36) 
20
(18-23) 
11
(10-13) 
ケトコナゾール  400mg
1日1回 
14~15  130
(113-148) 
149
(131-170) 
176
(157-197) 
オメプラゾール  20mg
1日1回 
15~16  60
(48-73) 
60
(51-71) 
67
(58-78) 
アセトアミノフェン  500mg
1回 
16  109
(101-118) 
116
(110-122) 
126
(116-138) 
アトルバスタチン  40mg
1日1回 
16  91
(79-106) 
90
(81-99) 
90
(84-96) 
クロルゾキサゾン  500mg
1回 
16  117
(108-127) 
125
(116-135) 
118
(109-128) 
シルデナフィルd) 50mg
1回 
15~16  92
(85-99) 
98
(92-105) 
104
(98-109) 
*テラプレビルa) 750mg 8時間毎
1日3回
16 149
(120-184)
178
(144-220)
以下是“全球医药”详细资料
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