Vitamin B12 inj(Cyanocobalamin)维生素b12注射液[氰钴胺])ビタミンB12注“Z”100μg/ビタミンB12注“Z”1,000μgダウンロード
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作成又は改訂年月
**2005年8月改訂(新様式第4版、薬事法改正に伴う改訂)
*2002年10月改訂(新様式第3版)
日本標準商品分類番号
873136
薬効分類名
ビタミンB12製剤
承認等
販売名
ビタミンB12注“Z”100μg
販売名コード
3136402A1022
承認・許可番号
承認番号
(60AM)1708
商標名
Vitamin B12 inj. "Z"100μg
薬価基準収載年月
1985年7月
販売開始年月
1955年8月
貯法・使用期限等
貯法
しゃ光して、室温保存(1~30℃)。
使用期限
5年 外箱・アンプルラベルに表示。
基準名
日本薬局方
シアノコバラミン注射液
規制区分
**処方せん医薬品
注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
成分・含量(1mL中)
シアノコバラミン 100μg
*添加物
等張化剤、pH調整剤、ベンジルアルコール0.005mL
性状
剤形
注射剤
pH
4.0~5.5
浸透圧比
約1(0.9%生理食塩液に対する比)
色調・性状
淡赤色~赤色澄明な水性注射液である
販売名
ビタミンB12注“Z”1,000μg
販売名コード
3136402A3122
承認・許可番号
承認番号
(60AM)1710
商標名
Vitamin B12 inj. "Z"1,000μg
薬価基準収載年月
1985年7月
販売開始年月
1964年8月
貯法・使用期限等
貯法
しゃ光して、室温保存(1~30℃)。
使用期限
5年 外箱・アンプルラベルに表示。
基準名
日本薬局方
シアノコバラミン注射液
規制区分
**処方せん医薬品
注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
成分・含量(1mL中)
シアノコバラミン 1,000μg
*添加物
等張化剤、pH調整剤、ベンジルアルコール0.005mL
性状
剤形
注射剤
pH
4.0~5.5
浸透圧比
約1(0.9%生理食塩液に対する比)
色調・性状
淡赤色~赤色澄明な水性注射液である
一般的名称
ビタミンB12製剤
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
1.
ビタミンB12欠乏症の予防及び治療
2.
ビタミンB12の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦等)
3.
巨赤芽球性貧血
4.
広節裂頭条虫症
5.
悪性貧血に伴う神経障害
6.
吸収不全症候群(スプルー等)
7.
下記疾患のうち、ビタミンB12の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合。(ただし、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。)
(1)
栄養性及び妊娠性貧血
(2)
胃切除後の貧血
(3)
肝障害に伴う貧血
(4)
放射線による白血球減少症
(5)
神経痛
(6)
末梢神経炎、末梢神経麻痺
用法及び用量
シアノコバラミンとして、通常成人1回1,000μgまでを静脈内、筋肉内又は皮下注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
使用上の注意
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。(再審査対象外)
重大な副作用
ショック
(頻度不明)
ショック様の過敏症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。
適用上の注意
1. 筋肉内注射時
組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。
(1)
同一部位への反復注射は行わないこと。特に小児等には注意すること。
(2)
神経走行部位を避けること。
(3)
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
2. アンプルカット時
本剤にはアンプルカット時にガラス微小片混入の少ないワンポイントカットアンプルを使用しているが、さらに安全に使用するため、エタノール綿等で消毒することが望ましい。このとき、エタノールが内容液中に混入しないよう蒸発してからカットすること。(末尾アンプルカット方法参照)
薬効薬理
シアノコバラミンは、肝臓、腎臓中でATPに由来する5'-デオキシアデノシル基と結合し、補酵素型ビタミンB12に変換し、核酸合成、メチル基転移、グルタチオン還元反応、ATP生成酵素の活性化等の生理作用に関与し、抗貧血因子として必須であるだけでなく、神経細胞、特にミエリン鞘の保持に重要なビタミンである。悪性貧血にみられる神経症状は、脊髄変性によるもので、ビタミンB12欠乏により脊髄は、ミエリン鞘に沿って腫脹と破壊、ついで軸索の断裂、ミエリン鞘の脱落が起こることが知られている。
有効成分に関する理化学的知見
*
一般名
シアノコバラミン(Cyanocobalamin)
化学名
Coα - [α - (5,6 - Dimethylbenz - 1H - imidazol - 1 - yl)] - Coβ - cyanocobamide
分子式
C63H88CoN14O14P(1355.37)
構造式

性状
暗赤色の結晶又は粉末である。水にやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。吸湿性である。
包装
100μg:50管
1,000μg:50管 200管
主要文献及び文献請求先
文献請求先
【くすりの相談窓口】
日本臓器製薬株式会社 くすりの相談窓口
〒541-0046 大阪市中央区平野町2丁目1番2号
TEL(06)6233-6085 土・日・祝日を除く 9:00~17:00
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
**製造販売元
日本臓器製薬株式会社
大阪市中央区平野町2丁目1番2号
その他の説明(付属機器の取り扱い等)
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●アンプルカット方法
1.
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カット部分をエタノール綿等で消毒することが望ましい。
2.
-
アンプル頭部の青丸印が真上にくるように持つ。
3.
-
青丸印を親指で押さえ、下の方向に軽く折ると、カットされる。このときエタノールが内容液中に混入しないよう蒸発してからカットすること。