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BYDUREON(Exenatide) ビデュリオン皮下注用
作成又は改訂年月**2014年3月改訂(第3版) *2013年5月改訂 日本標準商品分類番号872499
日本標準商品分類番号等
2005年4月
薬効分類名2型糖尿病治療剤 承認等
販売名コード
承認・許可番号
22400AMX00664
*薬価基準収載年月2013年2月
*販売開始年月2013年5月
使用期限等貯 法:
規制区分劇薬、処方せん医薬品 注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
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禁忌(次の患者には投与しないこと)1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
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2型糖尿病
ただし、食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤、ビグアナイド系薬剤及びチアゾリジン系薬剤(各薬剤単独療法又は併用療法を含む)による治療で十分な効果が得られない場合に限る。
本剤は、食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤、ビグアナイド系薬剤、チアゾリジン系薬剤の各薬剤の単独療法、又はスルホニルウレア剤とビグアナイド系薬剤、スルホニルウレア剤とチアゾリジン系薬剤、ビグアナイド系薬剤とチアゾリジン系薬剤との併用療法を行っても十分な効果が得られない場合に限り適用を考慮すること。
通常、成人には、エキセナチドとして、2mgを週に1回、皮下注射する。
1.
1.糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮すること。糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性等、糖尿病類似の症状を有する疾患(腎性糖尿、甲状腺機能異常等)があることに留意すること。
日本人及びアジア人を対象とした第III相臨床試験[スルホニルウレア剤、ビグアナイド系薬剤及びチアゾリジン系薬剤(各薬剤単独療法又は併用療法を含む)]において、安全性評価対象818例(うち日本人患者556例)中426例(52.1%)に副作用が認められ、主なものは、注射部位硬結161例(19.7%)、悪心104例(12.7%)、嘔吐62例(7.6%)、注射部位そう痒感55例(6.7%)、便秘49例(6.0%)、下痢43例(5.3%)等であった。(承認時)
1.低血糖:低血糖症状(脱力感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、知覚異常等)を起こすことがある。低血糖症状が認められた場合、本剤あるいは併用している経口糖尿病用薬を一時的に中止するか、あるいは減量するなど慎重に投与すること。特にスルホニルウレア剤との併用により、多く発現することが報告されている。(「臨床成績」の項参照)また、ジペプチジルペプチダーゼ-4阻害剤で、スルホニルウレア剤との併用で重篤な低血糖症状があらわれ、意識消失を来す例も報告されていることから、スルホニルウレア剤と併用する場合には、スルホニルウレア剤の減量を検討すること。低血糖症状が認められた場合には通常ショ糖を投与し、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。
その他の副作用
次のような副作用が認められた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
注射部位発疹、その他の注射部位反応
1%未満
疲労
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下していることが多いため、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。(十分な使用経験がない。)(「薬物動態」の項参照)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には本剤を投与せず、インスリン製剤を使用すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。動物実験では、妊娠ウサギにエキセナチド22μg/kg/日(ヒトに本剤の2mgを1週間に1回皮下投与した場合の血漿中曝露量の49.5倍)以上又は妊娠マウスにエキセナチド68μg/kg/日(ヒトに本剤の2mgを1週間に1回皮下投与した場合の血漿中曝露量の5.4倍)以上を皮下投与した場合に、母動物の体重減少及び摂餌量低下に起因した胎児の発育遅延(ウサギ)、胎児骨格への影響並びに胎児と新生児の発育遅延(マウス)が報告されている。また、妊娠ラットに本剤0.3mg/kg(ヒトに本剤の2mgを1週間に1回皮下投与した場合の血漿中曝露量の1.7倍)以上を3日に1回皮下投与した場合、胎児の体重低下が認められたが、3mg/kg(ヒトに本剤の2mgを1週間に1回皮下投与した場合の血漿中曝露量の10.9倍)まで催奇形性は認められなかった3)。]
低出生体重児、新生児、乳児、幼児、又は小児に対する安全性は確立していない。(使用経験がない。)
症状:バイエッタ皮下注の外国臨床試験において1回100μg(バイエッタ皮下注の最大推奨用量の10倍)が投与された2型糖尿病患者で、重度の悪心・嘔吐及び血糖値の急激な低下が報告されている5)。
処置:過量投与となった場合には、症状に応じた支持療法を行うこと。
1.投与時
1.エキセナチド量として0.3、1.0、3.0mg/kg/回の用量で本剤を2週に1回投与したがん原性試験において、全投与群のラットで甲状腺C細胞腫瘍(腺腫及びC細胞癌の合計)の発生頻度が増加した(ヒトに本剤の2mgを週1回投与した場合の血漿中曝露量の1.1~16.2倍に相当)。
(1) 単回投与(外国人での成績)
2型糖尿病患者に、バイエッタ皮下注5μgを1日3回注1)14日間投与後、本剤2.5mg注2)を単回皮下投与したとき、本剤投与から8時間以内に第1段階(初期バースト)の放出が認められた。その後、血漿中エキセナチド濃度は約10週間維持され、投与12週時には投与前の濃度まで低下した6)。これらの濃度推移及び薬物動態パラメータを以下に示す。
2型糖尿病患者14例(高抗体価の被験者を除く)注3)に本剤0.8注2)及び2.0mgを週1回10週間反復皮下投与したときの血漿中エキセナチド濃度は初回投与から8週まで徐々に増加し、投与8週目で定常状態に到達した。投与中止後、血漿中エキセナチド濃度は約10週間で定量下限(10pg/mL)付近まで低下した7)。
外国第III相試験の継続投与期間に本剤2.0mgを3つの異なる投与部位(腹部:41例、上腕部:35例、大腿部:40例)に週1回12週間反復投与したとき、腹部投与群に対する上腕部投与群及び大腿部投与群の血漿中エキセナチド濃度の最小二乗幾何平均値の比(90%信頼区間)は、それぞれ1.01(0.79、1.29)及び0.93(0.73、1.18)であった9)。
GLP-1分解に関与する内因性ペプチド分解酵素であるジペプチジルペプチダーゼ-4を用いたin vitro試験において、エキセナチドはこの酵素による分解に対して抵抗性であることが示された。エキセナチドは腎臓で分解されると考えられ、ヒト腎臓膜分画を用いた試験においてアミノ酸配列21-22位間、22-23位間で切断された4つのフラグメント(エキセナチド(1-21)、エキセナチド(22-39)、エキセナチド(1-22)及びエキセナチド(23-39))が検出された10),11)。
非臨床試験から、エキセナチドは主として腎臓で分解されることにより消失することが示された。ラットに静脈内持続投与した試験において、尿中に未変化体はほとんど存在しなかったことから、エキセナチドは腎臓で糸球体濾過を受けた後に分解されるものと考えられる11)。
外国第II相試験及び第III相試験2試験の母集団薬物動態解析(625以上の抗体価が観察された時点を除く)により、本剤2.0mgを反復投与したときの定常状態の血漿中エキセナチド濃度の中央値は、正常被験者と比較して軽度及び中等度の腎機能障害患者で22.8%及び74.3%高くなると推定された12)。
健康成人(CLCR>80mL/min)8例、軽度腎機能障害患者(CLCR=50~80mL/min)8例、中等度腎機能障害患者(CLCR=30~50mL/min)6例及び血液透析を受けている末期腎不全患者(CLCR≦30mL/min)8例にバイエッタ皮下注5又は10μgを単回皮下投与した試験において、バイエッタ皮下注のt1/2はそれぞれ1.45、2.12、3.16及び5.95時間であり、腎機能低下に伴いt1/2は延長した13)。また、本試験と2型糖尿病患者(CLCR>50mL/min)を対象とした単回投与時のデータを併合して見かけのクリアランスを解析したところ、正常腎機能を有する被験者に対し軽度、中等度腎機能障害患者及び末期腎不全患者で見かけのクリアランスはそれぞれ約13%、36%及び84%低下した13)。
高齢2型糖尿病患者(15例、75~85歳、CLCR=30~80mL/min)にバイエッタ皮下注5又は10μgを単回皮下投与したときのCmax及びAUC0-∞は、成人2型糖尿病患者(15例、45~65歳、CLCR≧50mL/min)に比べそれぞれ12%及び41%増加した14)。
2型糖尿病患者に本剤2.0mgを週1回14週間又はバイエッタ皮下注10μgを1日2回14週間投与後、本剤群には空腹時又は食後に、バイエッタ皮下注群には食後にアセトアミノフェン1000mgを併用投与した。本剤群では、ベースラインと比べアセトアミノフェンのAUC0-5hはほとんど変化しなかった。また、アセトアミノフェンのCmaxのわずかな低下、tmaxのわずかな遅延が認められた。バイエッタ皮下注群では、ベースラインと比べアセトアミノフェンのCmax及びAUC0-5hの低下、tmaxの遅延が認められた15)。
バイエッタ皮下注10μgとワルファリン、リシノプリル、ジゴキシン、ロバスタチン又は経口避妊薬を併用した相互作用試験を実施した1),2),16),17),18)。バイエッタ皮下注投与後にロバスタチンを投与したとき、ロバスタチンのtmaxは4時間遅延し、Cmax及びAUC0-∞は28%及び40%低下した。なお、外国第III相試験3試験(30週のプラセボ対照試験)の併合解析では、HMG-CoA還元酵素阻害剤服用中の被験者の脂質プロファイルはバイエッタ皮下注併用により影響を受けなかった。
検討したその他の経口薬については、バイエッタ皮下注投与後に経口薬を投与したとき、経口薬のCmaxは低下しtmaxは遅延したが、AUCは変化しなかった。一方、バイエッタ皮下注投与1時間前に経口避妊薬を投与した場合、Cmax及びtmaxにもほとんど影響はなかった。
注2)本剤の承認された用法・用量は、エキセナチドとして、2mgを週に1回皮下投与である。(「用法・用量」の項参照)
注3)エキセナチド抗体の抗体価625以上の被験者の検体では、エキセナチド抗体が血漿中濃度測定に影響することが示唆されたことから、薬物動態解析から除いた。
薬物動態の表
本剤2.5mg単回投与時の薬物動態パラメータ
エキセナチドQW 2.5mg (n=11) |
|
投与後0~48時間 | 投与後0~48時間 |
Cmax (pg/mL) tmax (h) a) |
29.2 (5.92) 2.1 (0.0-8.0) |
投与後48時間~試験終了 | 投与後48時間~試験終了 |
Cmax (pg/mL) tmax (day) a) |
67.2 (9.22) 48.1 (35.0-61.0) |
投与後0時間~試験終了 | 投与後0時間~試験終了 |
AUC (pg・h/mL) Cav (pg/mL) |
40378 (4903) 20.0 (2.43) |
反復投与
0.8mg | 2.0mg | |
Day 1 | Day 1 | Day 1 |
na) | 8 | 6 |
Cmax (pg/mL) tmax (h) b) |
64.3 (90.4) 2.00 (0.980~8.00) |
137 (85.6) 2.00 (0.500~8.00) |
Week 9 to 10 | Week 9 to 10 | Week 9 to 10 |
na) | 8 | 5 |
Cmax,ss (pg/mL) Cav,ss (pg/mL) tmax,ss (h) b) AUCweek 9 to 10(pg・h/mL) |
141 (20.6) 81.2 (26.2) 2.08 (1.88~72.0) 13900 (25.6) |
582 (61.1) 345 (31.7) 95.9 (1.92~216) 60800 (29.0) |
薬物相互作用(外国人での成績)
投与群 | n | ベースラインに対するAUC0-5h比[90%CI] | ベースラインに対するCmax比[90%CI] |
tmax (h) ベースラインa) [範囲] |
tmax (h) 14週時 [範囲] |
|
本剤 | 空腹時 | 25 |
0.96 [0.84, 1.10] |
0.84 [0.72, 0.99] |
0.98 [0.25, 3.0] |
1.4 [0.25, 3.0] |
本剤 | 食後 | 26 |
0.96 [0.84, 1.09] |
0.95 [0.81, 1.11] |
0.90 [0.25, 3.4] |
1.3 [0.25, 5.2] |
バイエッタ | 食後 | 24 |
0.80 [0.70, 0.92] |
0.79 [0.66, 0.93] |
0.87 [0.25, 1.8] |
2.0 [0.25, 5.2] |
1. 国内第III相比較試験19)
経口血糖降下薬単剤(ビグアナイド系薬剤)又は2剤(ビグアナイド系薬剤及びチアゾリジン系薬剤)を服用し十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病患者427例(本剤投与群:215例、インスリングラルギン群:212例)に、本剤2.0mgを週1回又はインスリングラルギンを1日1回皮下に追加投与した。
本試験は日本、中国、韓国、インド及び台湾で実施した国際共同治験で、経口血糖降下薬単剤(スルホニルウレア剤、ビグアナイド系薬剤、チアゾリジン系薬剤)又はこれらの経口血糖降下薬を2種類併用で服用し効果不十分な2型糖尿病患者を対象に、本剤2.0mgを週1回又はバイエッタ皮下注10μgを1日2回皮下投与した。無作為割付された後、1回以上治験薬を投与された被験者は678例(本剤投与群:340例、バイエッタ皮下注群:338例)であり、そのうち日本人の割合は22.9%[155例(本剤投与群:78例、バイエッタ皮下注群:77例)]であった。主要評価項目は、投与開始時(ベースライン)から投与26週時までのHbA1cの変化量とした。その結果、HbA1c変化量(最小二乗平均値±標準誤差)は、本剤投与群-1.43%±0.07%、バイエッタ皮下注群-1.12%±0.07%であった。HbA1c変化量の群間差は-0.31%±0.09%(95%信頼区間:-0.49%、-0.14%)であり、群間差の95%信頼区間の上限が0.4%未満であることから、本剤投与群のバイエッタ皮下注群に対する非劣性が示された。
空腹時血糖値の変化量(ベースラインから26週後、最小二乗平均値±標準誤差)は、本剤投与群-40.57±2.36mg/dL、バイエッタ皮下注群-23.90±2.45mg/dLであり、投与群間に統計学的有意差が認められた(p<0.001)。体重の変化量(ベースラインから26週後、最小二乗平均値±標準誤差)は本剤投与群-1.63±0.16kg、バイエッタ皮下注群-2.45±0.16kgであり、本剤投与群と比べバイエッタ皮下注群で統計学的に有意に大きかった(p<0.001)。
薬効薬理
本剤の有効成分であるエキセナチドは化学合成されたペプチドで、トカゲ(Heloderma Suspectum)由来のエキセンデン-4(Exendin-4)と同じ39個のアミノ酸配列を有し、そのN末端配列がヒトGLP-1と異なることから、内因性ペプチド分解酵素であるジペプチジルペプチダーゼ-4による分解に抵抗性を示し、作用が持続する。本剤は、このエキセナチドを生分解性のd,l-ラクチド・グリコリド共重合体(50:50)(PLGA)のマイクロ粒子内に包埋することにより、1週間に1回の皮下投与で、エキセナチドを1日2回皮下投与する製剤(バイエッタ皮下注)と同様な効果を示すよう設計された徐放性製剤である。
エキセナチドは、in vitro試験において内因性GLP-1と同様にGLP-1受容体に結合し、細胞内cAMPを増加させるGLP-1アゴニスト活性を示した22)。
日本人2型糖尿病患者を対象とした10週間の試験において、0.8注)及び2.0mgの本剤を週1回反復皮下投与した。投与開始時(ベースライン)から投与10週時までのHbA1c変化量(平均値±標準偏差)は、プラセボ群で-0.4±0.3%、本剤0.8mg注)群で-1.0±0.7%、本剤2.0mg群で-1.5±0.7%であった。空腹時血糖値変化量(平均値±標準偏差)は、プラセボ群で-20.5±20.4mg/dL、本剤0.8mg注)群で-25.2±10.9mg/dL、本剤2.0mg群で-50.8±27.8mg/dLであった。また、食事負荷試験の結果、食後2時間の血糖値の変化量(平均値±標準偏差)は、プラセボ群で-8.8±26.9mg/dL、本剤0.8mg注)群で-50.0±41.1mg/dL、本剤2.0mg群で-59.7±26.8mg/dLであった7)。
糖尿病疾患モデルマウス(db/db及びob/ob)を用いたin vivo試験において、エキセナチドは血糖降下作用を示し、血中グルコース濃度の投与前値と投与前後の変化量に相関が認められた24)。
ラット膵島細胞を用いたin vitroインスリン分泌能試験において、エキセナチドは低グルコースレベルでは作用を示さず、高グルコースレベルで認められるインスリン分泌を増強した25)。また、糖尿病モデルラットを用いたin vivo反復投与試験において、エキセナチドは摂餌量を同等にした対照群に比し膵β細胞重量に有意な変化を示さなかったが、インスリン感受性を有意に改善し、膵β細胞重量とインスリン感受性との積(インスリン感受性で補正した膵β細胞量)を有意に増加した26)。更に糖尿病モデルラットを用いたin vivo反復投与試験において、エキセナチドは溶媒対照群に比し、血漿中Cペプチドを有意に増加した27)。同様に、ZDFラットを用いた本剤の単回投与試験において、投与1カ月後でもインスリン感受性の改善及び血漿中Cペプチドの増加が確認された28)。
ラットを用いたin vivo高血糖クランプ試験において、エキセナチドは溶媒対照群に比し、グルカゴン分泌を有意に抑制した29)。
ラットを用いたin vivo胃内容物排出試験において、エキセナチドは用量に依存した胃内容物排出遅延作用を示した30)。
ラットを用いたin vivo反復投与試験において、エキセナチドは摂餌量を抑制し、溶媒投与群に比し有意な体重減少を示した26)。ZDFラットを用いた本剤の単回投与試験においても用量依存的に摂餌量は低下し、投与10日後での体重減少が確認された23)。
ラットにエキセナチドを反復投与した後に実施したin vivo正常血糖高インスリンクランプ試験において、エキセナチドはグルコース注入速度/血漿中インスリン濃度比を溶媒対照群に比し有意に上昇させ、インスリン抵抗性改善作用を示した26)。同様な作用は、ZDFラットを用いた本剤の単回投与試験において、投与1カ月後でも確認された23)。
注)本剤の承認された用法・用量は、エキセナチドとして、2mgを週に1回皮下投与である。(「用法・用量」の項参照)
一般名:エキセナチド(JAN)
Exenatide
分子式:C184H282N50O60S
分子量:4186.57
構造式:
性 状:
本品は白色の粉末である。水に溶けやすく、メタノールに溶けにくく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。吸湿性である。
ビデュリオン皮下注用2mg:1キット
[注射剤(バイアル):1本、専用懸濁用液0.75mL(シリンジ):1本、バイアルコネクター:1個、注射針1本]
*主要文献
1)Soon, D., et al.:J. Clin. Pharmacol., 46(10), 1179, 2006
2)Kothare, P.A., et al.:Int. J. Clin. Pharmacol. Ther., 45(2), 114, 2007
3)社内資料(血液-胎盤関門通過性 動物実験)
4)社内資料(乳汁中への移行 動物実験)
5)Calara, F., et al.:Clin. Ther., 27, 210, 2005
6)Fineman, M., et al.:Clin. Pharmacokinet., 50(1), 65, 2011
7)Iwamoto K., et al.:Endocr. J., 56(8), 951, 2009
8)社内資料(26週間反復投与データ(第III相比較試験:GWBX試験))
9)社内資料(投与部位による薬物動態)
10)社内資料(代謝(参考 in vitro))
11)Copley, K., et al.:Curr. Drug Metab., 7(4), 367, 2006
12)社内資料:腎機能障害患者における薬物動態
13)Linnebjerg, H., et al.:Br. J. Clin. Pharmacol., 64(3), 317, 2007
14)Linnebjerg, H., et al.:Int. J. Clin. Pharmacol. Ther., 49(2), 99, 2011
15)社内資料(薬物相互作用(胃内容物排出遅延作用:外国人での成績))
16)社内資料(薬物動態学的相互作用 リシノプリル併用(外国人))
17)Kothare, P.A., et al.:J. Clin. Pharmacol., 45(9), 1032, 2005
18)Kothare, P.A., et al.:BMC Clin. Pharmacol., 12(8), 2012
19)Inagaki, N., et al.:Clin. Ther., 34, 1892, 2012
20)Ji, L., et al.:J. Diabetes Investig., 4(1), 53, 2013
21)Onishi, Y., et al.:J. Diabetes Investig., 4(2), 182, 2013
22)Goke, R., et al.:J. Biol. Chem., 268(26), 19650, 1993
23)社内資料(薬効薬理試験(in vivo, ラット))
24)Young, A.A., et al.:Diabetes, 48, 1026, 1999
25)Parkes, D.G., et al.:Metabolism, 50(5), 583, 2001
26)Gedulin, B.R., et al.:Endocrinology, 146(4), 2069, 2005
27)社内資料(膵β細胞に対する作用)
28)Gedulin, B.R., et al.:Diabetologia, 48. 1380, 2005
29)社内資料(グルカゴン分泌抑制作用)
30)社内資料(胃内容物排出遅延作用(ラット))
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