カルベジロール錠10mg「アメル」/カルベジロール錠20mg「アメル」
作成又は改訂年月
2012年3月作成(第1版)
日本標準商品分類番号
872149
薬効分類名
持続性 高血圧・狭心症治療剤
承認等
販売名
カルベジロール錠10mg「アメル」
販売名コード
2149032F1080
承認・許可番号
承認番号
22300AMX00347
商標名
CARVEDILOL
薬価基準収載年月
2011年6月
販売開始年月
2012年3月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
包装箱、ラベルに表示。
使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。
基準名
日本薬局方
カルベジロール錠
規制区分
処方せん医薬品
注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
有効成分
1錠中、日局カルベジロール10.0mg
添加物
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、クロスカルメロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、含水二酸化ケイ素、ステアリン酸マグネシウム、酸化チタン、マクロゴール6000、黄色三二酸化鉄、カルナウバロウ
性状
剤形
フィルムコーティング錠
色
黄色
外形・大きさ等
直径:約6.8mm
厚さ:約3.6mm
質量:約117.0mg
識別コード
Kw CAR
10
販売名
カルベジロール錠20mg「アメル」
販売名コード
2149032F2087
承認・許可番号
承認番号
22300AMX00348
商標名
CARVEDILOL
薬価基準収載年月
2011年6月
販売開始年月
2012年3月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
包装箱、ラベルに表示。
使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。
基準名
日本薬局方
カルベジロール錠
規制区分
処方せん医薬品
注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
有効成分
1錠中、日局カルベジロール20.0mg
添加物
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、クロスカルメロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、含水二酸化ケイ素、ステアリン酸マグネシウム、酸化チタン、マクロゴール6000、カルナウバロウ
性状
剤形
割線入りフィルムコーティング錠
色
白色~微黄白色
外形・大きさ等
直径:約8.6mm
厚さ:約3.2mm
質量:約182.0mg
識別コード
Kw CAR
20
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
気管支喘息、気管支痙攣のおそれのある患者〔気管支筋を収縮させることがあるので喘息症状の誘発、悪化を起こすおそれがある。〕
2.
糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある患者〔心筋収縮力の抑制が増強されるおそれがある。〕
3.
高度の徐脈(著しい洞性徐脈)、房室ブロック(II、III度)、洞房ブロックのある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
4.
心原性ショックの患者〔循環不全症が悪化するおそれがある。〕
5.
肺高血圧による右心不全のある患者〔心拍出量が抑制され症状が悪化するおそれがある。〕
6.
うっ血性心不全のある患者〔心収縮力抑制作用により、うっ血性心不全が悪化するおそれがある。〕
7.
未治療の褐色細胞腫の患者(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)
8.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
9.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
○本態性高血圧症(軽症~中等症)
○腎実質性高血圧症
○狭心症
用法及び用量
○本態性高血圧症(軽症~中等症)、腎実質性高血圧症
カルベジロールとして、通常、成人1回10~20mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
○狭心症
カルベジロールとして、通常、成人1回20mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈参考〉
適応症 投与方法 1回投与量 投与錠数
本態性高血圧症(軽症~中等症)、腎実質性高血圧症 1日1回投与 10mg 錠10mg:1錠又は錠20mg:0.5錠
本態性高血圧症(軽症~中等症)、腎実質性高血圧症 1日1回投与 20mg 錠10mg:2錠又は錠20mg:1錠
狭心症 1日1回投与 20mg 錠10mg:2錠又は錠20mg:1錠
用法及び用量に関連する使用上の注意
1.
褐色細胞腫の患者では、単独投与により急激に血圧が上昇するおそれがあるので、α遮断薬で初期治療を行った後に本剤を投与し、常にα遮断薬を併用すること。
2.
慢性心不全を合併する本態性高血圧症、腎実質性高血圧症又は狭心症の患者では、慢性心不全の用法・用量に従うこと。(ただし、本剤は慢性心不全の効能は取得していない)
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
うっ血性心不全のおそれのある患者〔症状が悪化するおそれがあるので、観察を十分に行い、ジギタリス製剤を併用するなど、慎重に投与すること。〕
2.
特発性低血糖症、コントロール不十分な糖尿病、絶食状態、栄養状態が不良の患者〔低血糖症状を起こしやすく、かつその症状をマスクしやすいので血糖値に注意すること。〕
3.
重篤な肝機能障害のある患者〔血中濃度が上昇するので、投与量を減ずるか投与間隔をあけて使用すること。また、肝機能が悪化するおそれがある。〕
4.
重篤な腎機能障害のある患者〔血中濃度の上昇が報告されている。〕
5.
房室ブロック(I度)のある患者〔房室伝導時間が延長し