アダラートL錠10mg/アダラートL錠20mg
作成又は改訂年月
** 2011年6月改訂(第12版)
* 2010年10月改訂
日本標準商品分類番号
872171
日本標準商品分類番号等
再審査結果公表年月(最新)
1991年3月
薬効分類名
持続性Ca拮抗剤/高血圧・狭心症治療剤
承認等
販売名
アダラートL錠10mg
販売名コード
2171014G1020
承認・許可番号
承認番号
16000AMY00066
商標名
Adalat-L10
薬価基準収載年月
1985年7月
販売開始年月
1985年8月
貯法・使用期限等
貯法
室温,遮光した気密容器に保存
使用期限
外箱に表示
規制区分
劇薬
処方せん医薬品注)
注)注意―医師等の処方せんにより使用すること
組成
成分・含量
1錠中,日局ニフェジピン10mg含有
添加物
結晶セルロース,トウモロコシデンプン,乳糖水和物,ポリソルベート80,ステアリン酸マグネシウム,ヒプロメロース,マクロゴール4000,酸化チタン,三二酸化鉄
性状
色・剤形
淡赤色のフィルムコーティング錠
外形
(識別コード)
直径(mm)
5.5
厚さ(mm)
2.85
重さ(mg)
82.5
販売名
アダラートL錠20mg
販売名コード
2171014G2026
承認・許可番号
承認番号
16000AMY00067
商標名
Adalat-L20
薬価基準収載年月
1985年7月
販売開始年月
1985年8月
貯法・使用期限等
貯法
室温,遮光した気密容器に保存
使用期限
外箱に表示
規制区分
劇薬
処方せん医薬品注)
注)注意―医師等の処方せんにより使用すること
組成
成分・含量
1錠中,日局ニフェジピン20mg含有
添加物
結晶セルロース,トウモロコシデンプン,乳糖水和物,ポリソルベート80,ステアリン酸マグネシウム,ヒプロメロース,マクロゴール4000,酸化チタン,三二酸化鉄
性状
色・剤形
淡赤色のフィルムコーティング錠
外形
(識別コード)
直径(mm)
6.0
厚さ(mm)
2.50
重さ(mg)
82.5
一般的名称
ニフェジピン徐放錠
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.
**妊婦(妊娠20週未満)又は妊娠している可能性のある婦人[「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照]
3.
心原性ショックの患者[血圧低下により症状が悪化するおそれがある.]
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
●本態性高血圧症,腎性高血圧症
●狭心症
用法及び用量
●本態性高血圧症,腎性高血圧症:ニフェジピンとして,通常成人1回10~20mgを1日2回経口投与する.症状に応じ適宜増減する.
●狭心症:ニフェジピンとして,通常成人1回20mgを1日2回経口投与する.症状に応じ適宜増減する.
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
大動脈弁狭窄,僧帽弁狭窄のある患者,肺高血圧のある患者[血管拡張作用により重篤な血行動態の悪化を招くおそれがある.]
2.
過度に血圧の低い患者[更に血圧が低下するおそれがある.]
3.
血液透析療法中の循環血液量減少を伴う高血圧患者[過度に血圧が低下するおそれがある.]
4.
重篤な腎機能障害のある患者[急速な降圧等により腎機能が悪化するおそれがある.]
5.
重篤な肝機能障害のある患者[血中濃度が上昇することがある.また門脈圧が上昇するおそれがある.]
6.
うっ血性心不全(特に高度の左室収縮機能障害)のある患者[心不全が悪化するおそれがある.]
7.
高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
重要な基本的注意
1.
カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき,症状が悪化した症例が報告されているので,本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し,観察を十分に行うこと.また患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意すること.
2.
まれに過度の血圧低下を起こし,ショック症状や一過性の意識障害,脳梗塞があらわれることがあるので,そのような場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
3.
降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので,高所作業,自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること.
相互作用
本剤は主にチトクロームP-450 3A4(CYP3A4)により代謝される.
併用注意
(併用に注意すること)
薬剤名等他の降圧剤
レセルピン,メチルドパ水和物,プラゾシン塩酸塩等
臨床症状・措置方法
相互に血圧低下作用を増強することがある.
患者の状態を注意深く観察し,過度の血圧低下が認められた場合,本剤又は他の降圧剤を減量若しくは中止するなど適切な処置を行う.
機序・危険因子
薬理学的な相加・相乗作用によるものと考えられている.
薬剤名等 β遮断剤
アテノロール,アセブトロール塩酸塩,プロプラノロール塩酸塩等
臨床症状・措置方法
相互に作用を増強することがある.
患者の状態を注意深く観察し,過度の血圧低下や心不全等の症状が認められた場合,本剤又はβ遮断剤を減量若しくは中止するなど適切な処置を行う.
機序・危険因子
薬理学的な相加・相乗作用によるものと考えられている.
薬剤名等ジゴキシン
臨床症状・措置方法
ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある.
ジゴキシン中毒症状(悪心・嘔吐,頭痛,視覚異常,不整脈等)が認められた場合,症状に応じジゴキシンの用量を調節又は本剤の投与を中止するなど適切な処置を行う.
機序