イルトラ配合錠LD/イルトラ配合錠HD
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作成又は改訂年月
2013年6月作成(第1版)
日本標準商品分類番号
872149
薬効分類名
長時間作用型ARB/利尿薬合剤
承認等
販売名
イルトラ配合錠LD
販売名コード
YJコード
2149119F1024
承認・許可番号
承認番号
22500AMX01005
欧文商標名
Irtra
薬価基準収載年月
2013年8月
販売開始年月
2013年9月
貯法・使用期限等
貯 法
室温保存
使用期限
外箱等に表示
規制区分
処方せん医薬品注1)
注1) 注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
成分・含量(1錠中)
イルベサルタン 100mg
トリクロルメチアジド 1mg
添加物
乳糖水和物,結晶セルロース,クロスカルメロースナトリウム,ヒプロメロース,トウモロコシデンプン,ステアリン酸マグネシウム,クエン酸トリエチル,酸化チタン,タルク,三二酸化鉄
性状
性状・剤形
淡赤色のだ円形のフィルムコーティング錠である。
外形
大きさ
長径 約11.0mm
短径 約 5.7mm
厚さ 約 4.0mm
重量
約0.22g
識別コード
@141:100/1
販売名
イルトラ配合錠HD
販売名コード
YJコード
2149119F2020
承認・許可番号
承認番号
22500AMX01006
欧文商標名
Irtra
薬価基準収載年月
2013年8月
販売開始年月
2013年9月
貯法・使用期限等
貯 法
室温保存
使用期限
外箱等に表示
規制区分
処方せん医薬品注1)
注1) 注意-医師等の処方せんにより使用すること
組成
成分・含量(1錠中)
イルベサルタン 200mg
トリクロルメチアジド 1mg
添加物
乳糖水和物,結晶セルロース,クロスカルメロースナトリウム,ヒプロメロース,トウモロコシデンプン,ステアリン酸マグネシウム,クエン酸トリエチル,酸化チタン,タルク,三二酸化鉄
性状
性状・剤形
淡赤色のだ円形のフィルムコーティング錠である。
外形
大きさ
長径 約14.0mm
短径 約 7.3mm
厚さ 約 4.9mm
重量
約0.43g
識別コード
@142:200/1
一般的名称
イルベサルタン/トリクロルメチアジド配合錠
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2. チアジド系薬剤又はその類似化合物(例えばクロルタリドン等のスルホンアミド誘導体)に対する過敏症の既往歴のある患者
3. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照]
4. 無尿の患者又は透析中の患者[トリクロルメチアジドの効果が期待できない。]
5. 急性腎不全の患者[腎機能を更に悪化させるおそれがある。]
6. 体液中のナトリウム,カリウムが明らかに減少している患者[トリクロルメチアジドは低ナトリウム血症,低カリウム血症等の電解質失調を悪化させるおそれがある。]
7. アリスキレンを投与中の糖尿病患者(ただし,他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)[非致死性脳卒中,腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。(「重要な基本的注意」の項参照)]
効能・効果
高血圧症
効能・効果に関連する使用上の注意
過度な血圧低下のおそれ等があり,本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。
用法・用量
成人には1日1回1錠(イルベサルタン/トリクロルメチアジドとして100mg/1mg又は200mg/1mg)を経口投与する。本剤は高血圧治療の第一選択薬として用いない。
用法・用量に関連する使用上の注意
原則として,イルベサルタン100mgで効果不十分な場合にイルベサルタン/トリクロルメチアジド100mg/1mgの投与を,イルベサルタン200mg,又はイルベサルタン/トリクロルメチアジド100mg/1mgで効果不十分な場合にイルベサルタン/トリクロルメチアジド200mg/1mgの投与を検討すること。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1. 両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者[「重要な基本的注意」の項参照]
2. 血清カリウム値異常の患者[「重要な基本的注意」の項参照]
3. 重篤な腎障害のある患者[腎機能を更に悪化させるおそれがある。]
4. 肝疾患,肝障害のある患者[肝機能を更に悪化させるおそれがある。イルベサルタンは主に胆汁中に排泄されるため,胆汁性肝硬変及び胆汁うっ滞のある患者では血中濃度が上昇するおそれがある(「薬物動態」の項参照)。トリクロルメチアジドは進行した肝硬変症のある患者では肝性昏睡を誘発することがある。]
5. 重篤な冠硬化症又は脳動脈硬化症のある患者[トリクロルメチアジドによる急激な利尿があらわれた場合,急速な血漿量減少,血液濃縮を来し,血栓塞栓症を誘発するおそれがある。]
6. 脳血管障害のある患者[過度の降圧が脳血流不全を引き起こし,病態を悪化させるおそれがある。]
7. 本人又は両親,兄弟に痛風,糖尿病のある患者及び高尿酸血症のある患者[トリクロルメチアジドにより高尿酸血症,高血糖症を来し,痛風,血糖値の悪化や顕性化のおそれがある。]
8. 下痢,嘔吐のある患者[トリクロルメチアジドにより電解質失調を起こすおそれがある。]
9. 高カルシウム血症,副甲状腺機能亢進症のある患者[トリクロルメチアジドにより血清カルシウムを上昇させるおそれがある。]
10. ジギタリス剤,糖質副腎皮質ホルモン剤又はACTHの投与を受けている患者[「相互作用」の項参照]
11. 減塩療法時の患者[トリクロルメチアジドにより低ナトリウム血症等の電解質失調を起こすおそれがある。]
12. 高齢者[「高齢者への投与」の