一般名:
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電解質輸液(1%ブドウ糖加酢酸リンゲル液)
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この薬の作用と効果について
・循環血液量や組織間液が減少したときの細胞外液(血液や組織間液)を補給または補正します。
・体液が酸性に傾いている状態を補正します。 |
注射の前に確認すること
・次のような人は注射のまえに主治医に申し出てください:
以前に薬を飲んで、または注射を受けて、過敏症状(発しん、かゆみなど)が出たことがある。
血液中のマグネシウム濃度が高い、甲状腺機能低下症であると言われている。
腎臓もしくは心臓が悪い、または弱っている。
水分の不足によるのどの渇きや尿量の減少、不安・興奮の意識状態(高張性脱水症)。
尿量が減少している(閉塞性尿路疾患)。
糖尿病である。
・この注射を行う期間:
具体的な投与期間については、主治医にお聞きください。
・注射の方法:
通常、腕などの末梢の静脈内に点滴します。
・その他: |
副作用について
・薬は人によって、目的の効果以外に、望ましくない作用が出る場合もあります。
◎次のような症状に気づいたら、すぐに主治医や薬剤師、看護師に申し出てください:
◆次のような症状に気づいたら、早めに主治医や薬剤師、看護師に相談してください:
◇上記のほかに次のような副作用が出ることがあります:
<ST低下>胸痛、動悸、胸部不快感。
<不整脈>動悸、胸痛、胸部不快感、めまい、失神。
<脳浮腫>頭痛、嘔吐、むかむかする、吐きそうな感じがする、一つのものが二つに見える。
<肺水腫>体動時の動悸、呼吸困難、起坐呼吸(横になるより座っている時に呼吸が楽になる)、吐き気、嘔吐、頻脈、ピンク色の泡沫状の痰。
<末梢の浮腫>手足や顔面のむくみ。
・他にもからだの異常を感じたら、主治医や薬剤師、看護師に相談してください。 |
注射のあとに注意していただくこと
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その他(コメント)
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