+60 15 0.71
[0.57, 0.87] 0.95
[0.90, 0.99] 2.00
(-2.00, 4.50)
アセトアミノフェン(1,000mg)注) +240 15 0.69
[0.56, 0.85] 0.96
[0.91, 1.01] 1.75
(0, 3.25)
経口避妊薬
エチニルエストラジオール(0.03mg) -60 25 0.93
[0.84, 1.02] 1.01
[0.90, 1.14] 0
(-1.50, 1.03)
エチニルエストラジオール(0.03mg) +60 25 0.48
[0.43, 0.53] 0.96
[0.85, 1.09] 2.00
(-0.07, 10.00)
レボノルゲストレル(0.15mg) -60 25 1.01
[0.89, 1.16] 1.01
[0.85, 1.20] 0
(-1.03, 1.03)
レボノルゲストレル(0.15mg) +60 25 0.54
[0.48, 0.62] 1.00
[0.84, 1.19] 3.00
(-0.50, 7.03)
ワルファリン(25mg) +30
S-ワルファリン 16 0.81
[0.68, 0.96] 1.01
[0.85, 1.21] 7.00
(-0.02, 11.00)
ラミプリル(5mg) +30
ラミプリル 26 0.37
[0.29, 0.46] 1.21
[1.06, 1.39] 2.27
(0.10, 5.75)
ラミプリラート 26 1.02
[0.92, 1.14] 1.11
[1.06, 1.16] 2.99
(-1.34, 5.00)
アトルバスタチン(40mg) +60 36 0.69
[0.55, 0.86] 1.08
[0.99, 1.18] 3.25
(-0.97, 9.00)
アトルバスタチン(40mg) 約12時間後 36 1.66
[1.36, 2.03] 1.27
[1.18, 1.36] -0.36
(-2.98, 2.52)
ジゴキシン(0.25mg) +30 24 0.74
[0.64, 0.86] 0.94
[0.87, 1.01] 1.24
(-4.98, 3.52)
投与時期:本剤投与前後の経口薬の投与時期、AUC:AUClast又はAUCτ、比:本剤併用投与時/本剤非投与時、差:本剤併用投与時(中央値)-本剤非投与時(中央値)
注)アセトアミノフェン単回投与(プラセボ投与の1時間前)との比較
臨床成績
いずれの試験もLOCF(Last observation carried forward)法を適用した。
(1) 単独療法11) 食事療法・運動療法でコントロール不十分な2型糖尿病患者361例(日本人43例含む)を対象として、本剤20μg(120例注)又はプラセボ(122例)を1日1回、12週間投与した(注:10μgで開始し、1週間後に15μg、さらに1週間後に20μgへ増量した投与群)。主要有効性評価項目であるベースラインから投与12週までのHbA1c(NGSP値)の変化量(最小二乗平均値±標準誤差)は、本剤20μg群で-0.73±0.116%、プラセボ群で-0.19±0.121%であり、プラセボ群に対して統計的に有意な低下を示した(p<0.0001)。また、ベースラインから投与12週までの食事負荷後の血糖値(2時間後)の変化量(最小二乗平均値±標準誤差)は、本剤20μg群で-81.2±10.30mg/dL、プラセボ群で-11.6±10.14mg/dLであり、プラセボ群に対して統計的に有意な低下を示した(p<0.0001)。ベースラインから投与12週までの空腹時血糖値の変化量(最小二乗平均値±標準誤差)は、本剤20μg群で-12.2±4.45mg/dL、プラセボ群で3.4±4.60mg/dLであった。
日本人集団では、ベースラインから投与12週までのHbA1c(NGSP値)の変化量(最小二乗平均値±標準誤差)は、本剤20μg群で-0.77±0.235%、プラセボ群で-0.36±0.340%であった。ベースラインから投与12週までの血糖値の変化量(最小二乗平均値±標準誤差)は、食事負荷後の血糖値(2時間後)では本剤20μg群で-103.7±21.82mg/dL、プラセボ群で-3.4±31.34mg/dLであり、空腹時血糖値では本剤20μg群で-5.2±8.41mg/dL、プラセボ群で4.8±12.08mg/dLであった。
症候性低血糖症の発現(100人年あたりの件数)は、本剤20μg群で15件、プラセボ群で7.4件であった。日本人集団では本剤20μg群及びプラセボ群ともに症候性低血糖症は見られなかった。重症症候性低血糖症は見られなかった。
(2) スルホニルウレア剤(ビグアナイド薬との併用含む)との併用療法12) 食事療法・運動療法に加えスルホニルウレア剤(ビグアナイド薬との併用含む)でコントロール不十分な2型糖尿病患者859例(日本人127例含む)を対象として、本剤20μg(573例)又はプラセボ(286例)を1日1回、76週間以上投与した。主要有