・措置方法
本剤の作用を増強することがある。
また、エトトインの作用を増強することがある。
併用する場合には血液凝固能の変動及びエトトインの中毒症状又は血中濃度の上昇に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。
本剤が相手薬剤の肝代謝を阻害する。
2-5薬剤名等
バルプロ酸ナトリウム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が血液凝固因子(フィブリノゲン)の肝生合成を減弱させる。
相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。
相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。
3. 薬効分類
解熱鎮痛消炎剤
3-1薬剤名等
アセトアミノフェン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
3-2薬剤名等
セレコキシブ
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。
3-3薬剤名等
トラマドール塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
3-4薬剤名等
ブコローム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
3-5薬剤名等
メロキシカム、ロルノキシカム
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。
本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。
相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。
**3-6薬剤名等
アスピリン、イブプロフェン、インドメタシン、インドメタシンファルネシル、エトドラク、ケトプロフェン、サリチル酸類、ジクロフェナクナトリウム、スリンダク、ナブメトン、ナプロキセン、ピロキシカム、フルルビプロフェン、メフェナム酸、モフェゾラク、ロキソプロフェンナトリウム水和物等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。
本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。
相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。
4. 薬効分類
精神神経用剤
4-1薬剤名等
トラゾドン塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
4-2薬剤名等
メチルフェニデート塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
4-3薬剤名等
三環系抗うつ剤:アミトリプチリン塩酸塩等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
4-4薬剤名等
選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI):パロキセチン塩酸塩水和物、フルボキサミンマレイン酸塩等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の投与により血小板凝集が阻害され、本剤との併用により出血傾向が増強すると考えられる。また、フルボキサミンマレイン酸塩は、本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
4-5薬剤名等
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI):デュロキセチン塩酸塩等
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤の投与により血小板凝集が阻害され、本剤との併用により出血傾向が増強すると考えられる。
4-6薬剤名等
モノアミン酸化酵素阻害剤
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
5. 薬効分類
不整脈用剤
5-1薬剤名等
アミオダロン塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。
相手薬剤の甲状腺機能異常の副作用により甲状腺機能が亢進すると本剤の作用が増強される。
5-2薬剤名等
プロパフェノン塩酸塩
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。
5-3薬剤名等
キニジン硫酸塩水和物
臨床症状・措置方法
本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
機序不明
6. 薬効分類
高脂血症用剤
6-1薬剤名等
コレスチラミン
臨床症状・措置方法
本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。
機序・危険因子
相手薬剤が腸管内で本剤を吸着し本剤の吸収を阻害する。
相手薬剤が本剤の腸肝循環を妨げる。
6-2薬剤名等
シンバスタチン、フルバスタチンナトリウム、ロスバスタチンカルシウム
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