Permax(Pergolide Mesilate)甲磺酸培高利特,ペルマックス錠50μg/ ペルマックス錠250μg
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作成又は改訂年月
**2015年4月改訂(規制区分の記載整備、他)〈第16版〉
*2013年8月改訂
日本標準商品分類番号
87 1169
日本標準商品分類番号等
再審査結果公表年月(最新)
2005年3月
薬効分類名
ドパミンD1、D2作動性パーキンソン病治療剤
承認等
販売名
ペルマックス錠50μg
販売名コード
1169008F1026
承認・許可番号
承認番号
20600AMY00238
商標名
Permax
薬価基準収載年月
1994年8月
販売開始年月
1994年8月
貯法・使用期限等
貯 法:
室温保存
使用期限:
包装に表示の期限内に使用すること
**規制区分
劇薬
処方箋医薬品
(注意-医師等の処方箋により使用すること)
組成
成分・含量
(1錠中):
ペルゴリドとして50μg
添加物:
クロスカルメロースナトリウム、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、L-メチオニン、黄色三二酸化鉄、乳糖水和物
性状
性状・剤形:
うすい黄色
(錠剤)
外形
表面:
外形
裏面:
外形
側面:
寸法・重量:
長径:11.7mm 短径:6.4mm
厚さ:3.8mm 重量:0.30g
識別コード:
KH120
販売名
ペルマックス錠250μg
販売名コード
1169008F2022
承認・許可番号
承認番号
20600AMY00239
商標名
Permax
薬価基準収載年月
1994年8月
販売開始年月
1994年8月
貯法・使用期限等
貯 法:
室温保存
使用期限:
包装に表示の期限内に使用すること
**規制区分
劇薬
処方箋医薬品
(注意-医師等の処方箋により使用すること)
組成
成分・含量
(1錠中):
ペルゴリドとして250μg
添加物:
クロスカルメロースナトリウム、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、黄色三二酸化鉄、青色二号アルミニウムレーキ、乳糖水和物
性状
性状・剤形:
うすい緑色
(錠剤)
外形
表面:
外形
裏面:
外形
側面:
寸法・重量:
長径:11.7mm 短径:6.4mm
厚さ:3.8mm 重量:0.30g
識別コード:
KH121
一般的名称
ペルゴリドメシル酸塩錠
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
既往に麦角製剤に対しての過敏症を有する患者
2.
心エコー検査により、心臓弁尖肥厚、心臓弁可動制限及びこれらに伴う狭窄等の心臓弁膜の病変が確認された患者及びその既往のある患者[症状を悪化させるおそれがある(「重要な基本的注意」の項参照)。]
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
パーキンソン病
効能又は効果に関連する使用上の注意
非麦角製剤の治療効果が不十分又は忍容性に問題があると考えられる患者のみに投与すること。[「重要な基本的注意」及び「副作用」の項参照]
用法及び用量
本剤は通常、L-dopa製剤と併用する。
通常、ペルゴリドとして1日1回50μgを夕食直後2日間投与する。以後、2ないし3日ごと、1日用量として50μgずつ増量し、第1週末には1日用量として150μgを投与する。
第2週目は1日用量として300μgより開始し、2ないし3日ごと1日用量として150μgずつ増量する。第2週末には1日用量として600μgを投与する。1日用量100μgの場合は朝食及び夕食直後に、1日用量150μg以上の場合は毎食直後に分けて経口投与する。
第3週目は1日用量750μgより開始し、以後有効性及び安全性を考慮しつつ増量し、維持量(標準1日750~1250μg)を定める。
なお、上に定める投与量増量速度は随伴症状、年齢等により適宜増減する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
1.
本剤の投与は、少量から開始し、消化器症状(悪心、嘔吐等)、血圧等の観察を十分に行い、慎重に維持量まで増量すること。
2.
本剤の服用中に幻覚があらわれることがある。また、本剤を長期にわたり服用している患者で、投与を突然中止すると幻覚を誘発するおそれがあるので、中止する際には漸減すること。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
精神病又はその既往のある患者[ドパミン受容体作動性のため統合失調症の症状である幻覚、妄想等を悪化させる可能性がある。]
2.
不整脈又はその既往のある患者[心房性期外収縮、洞性頻脈発症例の増加が報告されている。]
3.
胸膜炎、胸水、胸膜線維症、肺線維症、心膜炎、心膜滲出液、後腹膜線維症又はその既往のある患者(特に、麦角製剤投与中にこれらの疾患・症状を発現したことのある患者)[これらを悪化させる可能性がある。]
4.
肝障害又はその既往のある患者[安全性についての十分なデータがない。]
5.
腎障害又はその既往のある患者[腎障害等の症状が悪化することがある。]
6.
高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
7.
レイノー病の患者[末梢血管障害を悪化させるおそれがある。]
重要な基本的注意
1.
非麦角製剤と比較して、本剤を含む麦角製剤投与中の心臓弁膜症、線維症の報告が多いので、パーキンソン病に対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで本剤の投与を開始するとともに、投与継続中はリスクとベネフィットを考慮すること。[「副作用」の項参照]
2.
本剤の長期投与において心臓弁膜症があらわれることがあるので、投与前・投与中に以下の検査を行い、十分な観察を行うこと。なお、投与中止により改善がみられたとの報告例もある。
(1)
本剤投与開始に際しては、聴診等の身体所見の観察、心エコー検査により潜在する心臓弁膜症の有無を確認すること。
(2)
本剤投与中は、投与開始後3~6ヵ月以内に、それ以降は少なくとも6~12ヵ月毎に心エコー検査を行うこと。心エコー検査等により心臓弁尖肥厚、心臓弁可動制限及びこれらに伴う狭窄等の心臓弁膜の病変が認められた場合は、本剤の