(エルプラット点滴静注液50mg・100mg・200mgの添付文書による)
(国内で実施された第I/II相臨床試験)
国内で実施された、併用第I/II相臨床試験の推奨投与量での成績は表2のとおりであった。
(エルプラット点滴静注液50mg・100mg・200mgの添付文書による)
XELOX法及びXELOX法とベバシズマブ併用療法
(外国で実施された第III相臨床試験)
米国及び欧州で実施された、2つの第III相臨床試験における臨床成績は表3のとおりであった。
(エルプラット点滴静注液50mg・100mg・200mgの添付文書による)
(国内で実施された第I/II相臨床試験)
国内で実施された、併用第I/II相臨床試験の推奨投与量での成績は表4のとおりであった。
(エルプラット点滴静注液50mg・100mg・200mgの添付文書による)
単独療法
(国内で実施された第II相臨床試験)
国内で実施された、オキサリプラチン単独療法の成績は表5のとおりであった。
(エルプラット点滴静注液50mg・100mg・200mgの添付文書による)
○結腸癌における術後補助化学療法の臨床成績
FOLFOX4法
(外国で実施された第III相臨床試験)
欧州などで実施された、原発巣治癒切除後のStageII又はIIIの結腸癌(直腸S状部癌を含む)を対象とした第III相臨床試験におけるホリナート及びフルオロウラシルの静脈内持続投与法(LV5FU2法)並びにオキサリプラチンとホリナート及びフルオロウラシルの静脈内持続投与法との併用療法(FOLFOX4法)の成績は表6のとおりであった。
(エルプラット点滴静注液50mg・100mg・200mgの添付文書による)
XELOX法
(外国で実施された第III相臨床試験)
欧州などで実施された、原発巣治癒切除後のStageIIIの結腸癌(直腸S状部癌を含む)を対象とした第III相臨床試験におけるホリナート及びフルオロウラシルの静脈内投与法(5-FU/LV法)並びにオキサリプラチンとカペシタビンとの併用療法(XELOX法)の成績は表7のとおりであった。
(エルプラット点滴静注液50mg・100mg・200mgの添付文書による)
○膵癌に対する臨床成績
FOLFIRINOX法
(外国で実施された第II/III相臨床試験)
欧州で実施された、化学療法未治療の遠隔転移を有する膵癌を対象とした第II/III相臨床試験におけるFOLFIRINOX法群(1サイクルを2週間として第1日目にオキサリプラチン85mg/m2、ホリナート400mg/m2、イリノテカン塩酸塩水和物180mg/m2を点滴静注し、引き続きフルオロウラシル400mg/m2を急速静脈内投与、フルオロウラシル2,400mg/m2を46時間かけて持続静注)とゲムシタビン塩酸塩(GEM)単独投与群(GEM 1,000mg/m2の週1回点滴投与を7週連続し、8週目は休薬する。その後は、週1回点滴投与を3週連続し、4週目は休薬として、これを4週毎に繰り返す)の中間解析時の成績は表8のとおりであった。対象患者はECOG注25)Performance status0及び1であった。登録において2つの遺伝子多型(UGT1A1*6、UGT1A1*28)に関する基準は設定されなかった。また、登録時の選択基準として、好中球数(1,500/mm3以上)、総ビリルビン値(施設基準値上限の1.5倍以下)等が設定された。
(エルプラット点滴静注液50mg・100mg・200mgの添付文書による)
(国内で実施された第II相臨床試験)
国内で実施された、化学療法未治療の遠隔転移を有する膵癌を対象とした第II相臨床試験におけるFOLFIRINOX法(1サイクルを2週間として第1日目にオキサリプラチン85mg/m2、レボホリナート200mg/m2、イリノテカン塩酸塩水和物180mg/m2を点滴静注し、引き続きフルオロウラシル400mg/m2を急速静脈内投与、フルオロウラシル2,400mg/m2を46時間かけて持続静注)の成績は表9のとおりであった。対象患者はECOG Performance status0及び1であった。2つの遺伝子多型(UGT1A1*6、UGT1A1*28)について、いずれかをホモ接合体(UGT1A1*6/*6、UGT1A1*28/*28)又はいずれもヘテロ接合体(UGT1A1*6/*28)としてもつ患者は除外された。また、1サイクル目の投与可能条件として、好中球数(2,000/mm3以上)、総ビリルビン値(施設基準値上限以下)等が設定された。
(エルプラット点滴静注液50mg・100mg・200mgの添付文書による)
○胃癌における術後補助化学療法の臨床成績
XELOX法
(外国で実施された第III相臨床試験)
韓国などで実施された、原発巣治癒切除後のStageII、IIIの胃癌を対象とした第III相臨床試験におけるXELOX法の成績は表10のとおりであった。
(エルプラット点滴静注液50mg・100mg・200mgの添付文書による)
表1
疾患名 奏効率
(有効例/適格例) 無増悪生存期間
中央値 生存期間
中央値
化学療法未治療の進行・再発の結腸・直腸癌(米国)注11) 45.2%
(95/210) 8.7ヵ月 19.5ヵ月
化学療法未治療の進行・再発の結腸・直腸癌(欧州)注11) 50.0%
(105/210) 8.2ヵ月 16.2ヵ月
化学療法未治療の進行・再発の結腸・直腸癌(米国及び欧州)注11、12) 49.0%
(304/620) 241.0日
(7.9ヵ月) 565.0日
(18.6ヵ月)
化学療法既治療の進行・再発の結腸・直腸癌(米国)注11) 9.9%
(15/152) 4.6ヵ月 ―
化学療法既治療の進行・再発の結腸・直腸癌(米国及び欧州)注11) 20.2%
(51/252) 168.0日
(5.5ヵ月) 402.0日
(13.2ヵ月)