0.96
(-26.3, 105.7) -72.55
(-96.4, -31.6) -1.28
(-27.1, 34.8) -75.62
(-92.6, -47.9)
LDL-コレステロール(mg/dL):
10週と12週の平均値のベースラインからの変化率およびプラセボ群とエボロクマブ群の差(%) -74.41#
(-81.21, -67.61)注7) -74.41#
(-81.21, -67.61)注7) -74.27#
(-78.93, -69.60)注7) -74.27#
(-78.93, -69.60)注7)
太字:主要評価項目
#:p<0.001(投与群、層別因子、来院時期、投与群と来院時期の交互作用を固定効果とした反復測定混合効果モデル)
注7)プラセボ群とエボロクマブ群との差については最小二乗平均値(95%信頼区間)、それ以外の箇所には平均値(最小値, 最大値)を示した。
薬効薬理
1. 作用機序(in vitro試験)
エボロクマブはLDL受容体分解促進タンパク質であるPCSK9に高い親和性を示し14)、PCSK9のLDL受容体への結合を阻害した15)。また、培養ヒト肝細胞系において、PCSK9刺激によって低下したLDL取り込みを増加させた16)。
2. 血中コレステロールに対する作用(in vivo試験)
ハムスターにおいて、エボロクマブは肝臓のLDL受容体タンパク量を上昇させ、非HDL-コレステロールを低下させた17)。サルにおいて、LDL-コレステロールを低下させた18)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
エボロクマブ(遺伝子組換え)
Evolocumab(Genetical Recombination)
本質
エボロクマブは、ヒトプロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9型(PCSK9)に対する遺伝子組換えヒトIgG2モノクローナル抗体である。エボロクマブは、チャイニーズハムスター卵巣細胞により産生される。エボロクマブは、441個のアミノ酸残基からなるH鎖(γ2鎖)2本及び215個のアミノ酸残基からなるL鎖(λ鎖)2本で構成される糖タンパク質(分子量:約144,000)である。
承認条件
医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。
包装
レパーサ皮下注420mgオートミニドーザー:オートミニドーザー1個
主要文献及び文献請求先
主要文献
1)
社内資料:Integrated Immunogenicity Report
2)
社内資料:試験20110121 日本人第I相試験
3)
社内資料:試験20080397 海外第I相試験
4)
社内資料:試験20110231 日本人第II相試験
5)
社内資料:ポピュレーションPK試験報告書
6)
社内資料:試験20120341 肝機能障害患者における薬物動態
7)
社内資料:試験20140213 腎機能障害患者における薬物動態
8)
社内資料:試験20110168 生物学的同等性試験
9)
社内資料:試験20120122 日本人第III相試験
10)
社内資料:試験20110110 国際共同長期投与試験
11)
社内資料:試験20120138 国際共同長期投与試験
12)
社内資料:試験20110271 家族性高コレステロール血症ホモ接合体患者を対象とした国際共同長期試験
13)
社内資料:試験20110233 家族性高コレステロール血症ホモ接合体患者を対象とした海外第II/III相試験
14)
社内資料:R20080178 ヒトPCSK9に対する結合親和性試験
15)
社内資料:R20080177 PCSK9とLDL受容体の結合に対する影響試験
16)
社内資料:R20080176 肝細胞へのLDLの取り込み試験
17)
社内資料:R20080179 ハムスターにおける血清コレステロールと肝臓LDL受容体に対する作用
18)
社内資料:R20090025 カニクイザルの血清脂質に対する作用
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アステラス製薬株式会社
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