) 66.3%
[59.8%,72.8%]
全体集団 PASI100 52.0%
(119/229例) 2.7%
(6/226例) 49.3%
[42.5%,56.1%]
日本人集団 PASI75 100%
(5/5例) 16.7%
(1/6例) 83.3%
[53.5%,100%]
日本人集団 PASI90 100%
(5/5例) 16.7%
(1/6例) 83.3%
[53.5%,100%]
日本人集団 PASI100 60.0%
(3/5例) 0%
(0/6例) 60.0%
[17.1%,100%]
表3)12週後及び24週後のACR20改善率注)
本剤2週
間隔投与 本剤4週
間隔投与 プラセボ プラセボとの差
[95%信頼区間]
p値注1) プラセボとの差
[95%信頼区間]
p値注1)
本剤2週
間隔投与 本剤4週
間隔投与 プラセボ 2週間隔投与 4週間隔投与
12週 60.2%
(62/103例) 57.0%
(61/107例) 31.1%
(33/106例) 29.1%
[16.1%,42.0%]
<0.001 25.9%
[13.0%,38.7%]
<0.001
24週 62.1%
(64/103例) 57.9%
(62/107例) 30.2%
(32/106例) 31.9%
[19.1%,44.8%]
<0.001 27.8%
[15.0%,40.6%]
<0.001
注1)投与群、地域及び従来型疾患修飾性抗リウマチ薬の治療歴(治療歴なし・過去に使用・現在使用中)を説明変数としたロジスティック回帰モデル
表4)24週後のmTSSにおけるベースラインからの変化量
2週間隔投与 4週間隔投与 プラセボ
ベースライン(平均値±標準偏差)(例数) 15.2±28.85
(98) 19.2±32.68
(100) 17.6±28.62
(94)
24週(平均値±標準偏差)(例数) 14.4±30.71
(80) 16.7±28.65
(76) 17.2±24.53
(59)
変化量(平均値±標準偏差)(例数) 0.1±0.57
(85) 0.1±0.85
(82) 0.5±1.10
(61)
プラセボ群との差
[95%信頼区間]、
p値注1) -0.41
[-0.63,-0.19]
<0.001 -0.33
[-0.55,-0.10]
0.004 ―
注1)投与群、地域、従来型疾患修飾性抗リウマチ薬の治療歴(治療歴なし・過去に使用・現在使用中)、来院及び来院と投与群の交互作用及びベースラインスコアを説明変数とし、被験者内で無構造共分散構造を仮定した反復測定混合効果モデル
薬効薬理
1. 作用機序
本剤は、炎症性サイトカインであるインターロイキン(IL)-17Aに対するヒト化IgG4モノクローナル抗体であり、自己免疫疾患の発症に関与していると考えられるIL-17Aに結合してIL-17Aの作用を中和すると考えられる。
2. 薬理作用
(1)
本剤はヒトIL-17Aに高い親和性で結合したが(解離定数:3pM未満)、IL-17B、IL-17C、IL-17D、IL-17E及びIL-17Fには結合しなかった。11)
(2)
In vitro試験及びIL-17Aを投与したマウスにおいて、本剤はIL-17Aにより誘導されるケモカイン産生を阻害した。11)
(3)
第I相臨床試験で実施した乾癬患者の皮膚生検において、1日目から43日目にかけて表皮厚並びに増殖性ケラチノサイト、T細胞及び樹状細胞数の用量依存的な減少傾向が認められた。12)
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
イキセキズマブ(遺伝子組換え)(JAN)
Ixekizumab(Genetical Recombination)
本 質:
イキセキズマブは、遺伝子組換えヒト化モノクローナル抗体であり、マウス抗ヒトインターロイキン-17抗体の相補鎖決定部、並びにヒトIgG4のフレームワーク部及び定常部からなり、H鎖の227番目のSer残基がProに置換され、C末端のLysは除去されている。イキセキズマブは、チャイニーズハムスター卵巣細胞により産生される。イキセキズマブは、445個のアミノ酸残基からなるH鎖(γ4鎖)2本及び219個のアミノ酸残基からなるL鎖(κ鎖)2本で構成される糖タンパク質(分子量:約149,000)である。
承認条件
医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。
包装
注射剤1mL:1オートインジェクター
注射剤1mL:1シリンジ
主要文献及び文献請求先
主要文献
1)
社内資料:外国人乾癬患者を対象とした外国第III相試験
2)
社内資料:乾癬患者を対象とした国内第III相試験
3)
社内資料:乾癬患者を対象とした母集団薬物動態解析(外国第I相、第II相試験及び国際共同第III相試験に基づく検討)
4)
社内資料:乾癬患者を対象とした母集団薬物動態解析(国内第III相試験に基づく検討)
5)
社内資料:中等症又は重症の局面型皮疹を有する尋常性乾癬患者を対象とした二重盲検比較試験(RHAZ試験、UNCOVER-1試験)
6)
Gordon, K. B. et al.:N. Engl. J. Med., 2016(doi:10.1056/NEJMoa1512711)
7)
Saeki, H. et al.:J. Eur. Acad. Dermatol. V