Wasolan Tablet 40mg(Sodium Bicarbonate)盐酸盐维拉帕米,ワソラン錠40mg
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作成又は改訂年月
**2015年11月改訂(第13版)
*2011年5月改訂
日本標準商品分類番号
872171
日本標準商品分類番号等
再評価結果公表年月(最新)
1998年3月
効能又は効果追加承認年月(最新)
*2011年5月
薬効分類名
Ca++拮抗性不整脈・虚血性心疾患治療剤
承認等
販売名
ワソラン錠40mg
販売名コード
2171008F1070
承認・許可番号
承認番号
21800AMX10423000
商標名
Vasolan
薬価基準収載年月
2006年12月
販売開始年月
1965年9月
貯法・使用期限等
貯 法
室温保存
バラ包装は開栓後光を遮り、湿気を避け保存すること。(本剤は光により変色することがある。なお、PTPはUVカットフィルムを使用している。)
使用期限
外箱又はラベルに表示の使用期限内に使用すること。
基準名
日本薬局方
ベラパミル塩酸塩錠
規制区分
処方箋医薬品
注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
本剤は、1錠中にベラパミル塩酸塩40mgを含有する黄緑色の糖衣錠である。
添加物としてアラビアゴム末、黄色4号(タートラジン)アルミニウムレーキ、カルナウバロウ、含水二酸化ケイ素、結晶セルロース、酸化チタン、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、青色1号アルミニウムレーキ、精製白糖、タルク、沈降炭酸カルシウム、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、白色セラック、ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、マクロゴール6000を含有する。
性状
販売名
ワソラン錠40mg
剤形
糖衣錠
識別コード
@213
外形:表
外形:裏
外形:側面
直径
7.2mm
質量
145mg
厚さ
4.0mm
性状
黄緑色
一般的名称
ベラパミル塩酸塩錠
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
重篤なうっ血性心不全のある患者
〔本剤は陰性変力作用を有し、心不全症状を更に悪化させることがある。〕
2.
第II度以上の房室ブロック、洞房ブロックのある患者
〔本剤は房室結節、洞結節を抑制する作用を有し、刺激伝導を更に悪化させることがある。〕
3.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
〔「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照〕
4.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
*成人
頻脈性不整脈(心房細動・粗動、発作性上室性頻拍)
狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患
*小児
頻脈性不整脈(心房細動・粗動、発作性上室性頻拍)
効能又は効果に関連する使用上の注意
*小児等に本剤を使用する場合、小児等の不整脈治療に熟練した医師が監督すること。基礎心疾患のある場合は、有益性がリスクを上回ると判断される場合にのみ投与すること。
用法及び用量
*成人
頻脈性不整脈(心房細動・粗動、発作性上室性頻拍)
通常成人、1回1~2錠(ベラパミル塩酸塩として1回40~80mg)を、1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患
通常成人、1回1~2錠(ベラパミル塩酸塩として1回40~80mg)を、1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
*小児
頻脈性不整脈(心房細動・粗動、発作性上室性頻拍)
通常、小児には、ベラパミル塩酸塩として1日3~6mg/kg(ただし、1日240mgを超えない)を、1日3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
高度の徐脈(50拍/分未満)、又は第I度の房室ブロックのある患者
〔本剤は房室結節、洞結節を抑制する作用を有し、刺激伝導を更に悪化させることがある。〕
2.
うっ血性心不全又はその既往歴のある患者
〔本剤は陰性変力作用を有し、心機能を更に低下させることがある。〕
3.
低血圧の患者
〔本剤は血管拡張作用を有し、血圧を更に低下させることがある。〕
4.
WPW、LGL症候群のある患者
〔本剤の房室伝導抑制作用により、心房興奮が副伝導路を通りやすくなる結果として心室細動を生じることがある。〕
5.
基礎心疾患(心筋症、弁膜症、高血圧性心疾患等)のある患者
〔本剤は陰性変力作用を有し、心機能を悪化させることがある。〕
6.
重篤な肝・腎不全のある患者
〔本剤は肝及び腎で代謝・排泄されるため、このような患者では本剤の血中濃度が予測以上に増加し、副作用に発展することがある。〕
7.
筋ジストロフィーのある患者
〔本剤は主に平滑筋を弛緩させるが骨格筋に対しても作用を有し、筋収縮力を悪化させることがある。〕
8.
*新生児及び乳児
〔「小児等への投与」の項参照〕
重要な基本的注意
1.
カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を十分に行うこと。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意すること。
2.
本剤の投与に際しては、心電図、脈拍、血圧を定期的に調べること。PQの延長、徐脈、血圧低下等の異常所見が認められた場合には、直ちに減量又は投与を中止すること。
3.
頻脈性不整脈(心房細動・粗動、発作性上室性頻拍)患者に投与する場合には、洞停止、洞不全症候群の誘発の危険性が高くなるので、十分に注意すること。
4.
クラスI抗不整脈剤、β‐遮断剤との併用により、心機能低下、高度の徐脈、房室ブロックがあらわれることがある。また、ジギタリスとの併用により、高度の徐脈、房室ブロックがあらわれることがあ