ALINAMIN-F INJECTION(Fursultiamine Hydrochloride)盐酸呋喃硫胺注射剂,アリナミンF25注/アリナミンF50注/アリナミンF100注
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作成又は改訂年月
**2016年10月改訂(第8版)
*2015年4月改訂
日本標準商品分類番号
873122
日本標準商品分類番号等
再評価結果公表年月(最新)
1997年6月
承認等
販売名
アリナミンF25注
販売名コード
3122401A3025
承認・許可番号
承認番号
(37A)1773
商標名
ALINAMIN-F 25 INJECTION
薬価基準収載年月
1963年1月
販売開始年月
1962年7月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存。開封後も光を遮り保存すること。
使用期限
外箱に表示の使用期限内に使用すること。
(使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用すること。)
規制区分
処方箋医薬品注1)
注1)処方箋医薬品:注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
容量
1管(10mL)
1管中の有効成分
フルスルチアミンとして25mg(フルスルチアミン塩酸塩 27.29mg)
添加物
本剤1管中にブドウ糖 2g、pH調整剤を含有
性状
性状
無色澄明の注射液
pH
3.3~4.3
浸透圧比(生理食塩液に対する比)
約5
販売名
アリナミンF50注
販売名コード
3122401A4021
承認・許可番号
承認番号
(37A)1772
商標名
ALINAMIN-F 50 INJECTION
薬価基準収載年月
1963年1月
販売開始年月
1962年7月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存。開封後も光を遮り保存すること。
使用期限
外箱に表示の使用期限内に使用すること。
(使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用すること。)
規制区分
処方箋医薬品注1)
注1)処方箋医薬品:注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
容量
1管(20mL)
1管中の有効成分
フルスルチアミンとして50mg(フルスルチアミン塩酸塩 54.58mg)
添加物
本剤1管中にブドウ糖 4g、pH調整剤を含有
性状
性状
無色澄明の注射液
pH
3.3~4.3
浸透圧比(生理食塩液に対する比)
約5
販売名
アリナミンF100注
販売名コード
3122401A5028
承認・許可番号
承認番号
(40A)6529
商標名
ALINAMIN-F 100 INJECTION
薬価基準収載年月
1967年7月
販売開始年月
1966年2月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存。開封後も光を遮り保存すること。
使用期限
外箱に表示の使用期限内に使用すること。
(使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用すること。)
規制区分
処方箋医薬品注1)
注1)処方箋医薬品:注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
容量
1管(20mL)
1管中の有効成分
フルスルチアミンとして100mg(フルスルチアミン塩酸塩 109.16mg)
添加物
本剤1管中にブドウ糖 8g、pH調整剤を含有
性状
性 状
無色~僅かに帯黄色澄明の注射液
pH
2.7~4.3
浸透圧比(生理食塩液に対する比)
約9
一般的名称
フルスルチアミン塩酸塩注射液
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
○ビタミンB1欠乏症の予防及び治療
○ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時等)
○ウェルニッケ脳症
○脚気衝心
○下記疾患のうちビタミンB1の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
●神経痛
●筋肉痛、関節痛
●末梢神経炎、末梢神経麻痺
●心筋代謝障害
●便秘等の胃腸運動機能障害
●術後腸管麻痺
ビタミンB1欠乏症の予防及び治療、ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給、ウェルニッケ脳症、脚気衝心以外の効能・効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
用法及び用量
通常、成人には次の1日量をできるだけ緩徐(3分間以上の時間をかける方がよい)に静脈内に注射する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
アリナミンF25注
フルスルチアミンとして25~100mg(1~4管)
アリナミンF50注
フルスルチアミンとして50~100mg(1~2管)
アリナミンF100注
フルスルチアミンとして100mg(1管)
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
薬物過敏症の既往歴のある患者
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度については文献等を参考に集計した。(再審査対象外)
重大な副作用
ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
過敏症注2)
0.1%未満
発疹
消化器
0.1~5%未満
悪心、嘔吐、舌炎
消化器
0.1%未満
下痢
その他
0.1~5%未満
頭痛、頻尿
その他の副作用の注意
注2)このような場合には