うこと。
(7)
間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので、咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
(8)
項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎(頻度不明)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
クラリス
(1)
ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、痙攣、発赤等)(頻度不明)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(2)
QT延長、心室頻拍(Torsades de pointesを含む)、心室細動(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、QT延長等の心疾患のある患者、低カリウム血症のある患者においては特に注意すること。(「慎重投与」の項参照)
(3)
劇症肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、LDH、AL-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸、肝不全(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(4)
血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症(頻度不明)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(5)
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
(6)
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴うPIE症候群・間質性肺炎(頻度不明)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
(7)
偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の重篤な大腸炎(頻度不明)があらわれることがあるので、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(8)
筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うとともに、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること。
(9)
痙攣(強直間代性、ミオクロヌス、意識消失発作等)(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(10)
急性腎不全、尿細管間質性腎炎(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(11)
アレルギー性紫斑病(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
(12)
初期症状として発疹、発熱がみられ、さらに肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な薬剤性過敏症症候群3)(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
その他の副作用
以下のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
ボノサップパック
消化器
5%以上
下痢(10.6%)
消化器
0.1~5%未満
味覚異常、口内炎、腹部不快感、腹部膨満感
過敏症注2)
0.1~5%未満
発疹
肝臓注3)
0.1~5%未満
AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇
タケキャブ
消化器
0.1~5%未満
便秘、下痢、腹部膨満感、悪心
過敏症注2)
0.1~5%未満
発疹
肝臓注3)
0.1~5%未満
AST(GOT)、ALT(GPT)、AL-P、LDH、γ-GTPの上昇
その他
0.1~5%未満
浮腫、好酸球増多
アモリン
過敏症注4)
0.1~5%未満
発熱、発疹、蕁麻疹
過敏症注4)
頻度不明
そう痒
血液
0.1%未満
好酸球増多、貧血
肝臓
0.1%未満
AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇
消化器
0.1~5%未満
下痢、悪心、食欲不振
消化器
頻度不明
黒毛舌
菌交代症注5)
0.1%未満
口内炎、大腸炎(カンジダ、非感受性のクレブシエラ等による)
ビタミン欠乏症
0.1%未満
ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
その他
頻度不明
梅毒患者の場合:ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応(発熱、全身倦怠感、頭痛等の発現、病変部の悪化)
クラリス
過敏症
0.1~5%未満
発疹注6)
過敏症
頻度不明
そう痒感
精神神経系
0.1%未満
めまい、頭痛、不眠
精神神経系
頻度不明
幻覚注6)、失見当識注6)、意識障害注6)、せん妄注6)、躁病注6)、眠気、振戦注6)、しびれ(感)注6)、錯感覚
感覚器
0.1%未満
味覚異常(にがみ等)
感覚器
頻度不明
耳鳴注6)、聴力低下注6)、嗅覚異常注6)
消化器
0.1~5%未満
悪心、嘔吐、胃部不快感、腹部膨満感、腹痛、下痢
消化器
0.1%未満
食欲不振、軟便、口内炎、舌炎、舌変色