TIGASON Capsule(Etretinate)阿维A酯(新体卡松)チガソンカプセル10/チガソンカプセル25
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作成又は改訂年月
**2014年7月改訂(第9版)
*2009年6月改訂
日本標準商品分類番号
873119
日本標準商品分類番号等
再審査結果公表年月(最新)
1992年6月
薬効分類名
角化症治療剤
承認等
販売名
チガソンカプセル10
販売名コード
3119001M1020
承認・許可番号
承認番号
60AM0020
商標名
TIGASON
薬価基準収載年月
1985年12月
販売開始年月
1985年12月
貯法・使用期限等
貯法
遮光、室温保存、吸湿注意
使用期限
4年(外箱に表示の使用期限内に使用すること)
**,*規制区分
劇薬
処方箋医薬品注1)
注1)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分(1カプセル中) 有効成分・含有量
エトレチナート 10mg
成分(1カプセル中) 添加物
内容物:結晶セルロース、トコフェロール、ゼラチン、デキストリン
カプセル:ゼラチン、 酸化チタン、三二酸化鉄、ラウリル硫酸ナトリウム
性状
色(キャップ)
淡赤褐色
色(ボディー)
淡赤白色
剤形
硬カプセル(4号)
外形
質量
約103.0mg
販売名
チガソンカプセル25
販売名コード
3119001M2027
承認・許可番号
承認番号
60AM0021
商標名
TIGASON
薬価基準収載年月
1985年12月
販売開始年月
1985年12月
貯法・使用期限等
貯法
遮光、室温保存、吸湿注意
使用期限
4年(外箱に表示の使用期限内に使用すること)
**,*規制区分
劇薬
処方箋医薬品注1)
注1)注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
成分(1カプセル中) 有効成分・含有量
エトレチナート 25mg
成分(1カプセル中) 添加物
内容物:結晶セルロース、ポビドン、トコフェロール、ゼラチン、デキストリン
カプセル:ゼラチン、酸化チタン、三二酸化鉄、ラウリル硫酸ナトリウム
性状
色(キャップ)
淡赤褐色
色(ボディー)
淡赤褐色
剤形
硬カプセル(2号)
外形
質量
約209.0mg
一般的名称
エトレチナートカプセル
Etretinate
警告
本剤には催奇形性があるので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。また、妊娠する可能性のある婦人には投与しないことを原則とするが、やむを得ず投与する場合には使用上の注意を厳守すること(「重要な基本的注意」及び「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
2.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
3.
肝障害のある患者[肝障害が悪化するおそれがある。]
4.
腎障害のある患者[本剤の作用が増強するおそれがある。]
5.
ビタミンA製剤を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
6.
ビタミンA過剰症の患者[ビタミンA過剰症状が悪化するおそれがある。]
原則禁忌
(次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)
妊娠する可能性のある婦人(「重要な基本的注意」及び「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能又は効果
諸治療が無効かつ重症な下記疾患
乾癬群(尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、関節症性乾癬)、
魚鱗癬群(尋常性魚鱗癬、水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症、非水疱型先天性魚鱗癬様紅皮症)、
掌蹠角化症、ダリエー病、掌蹠膿疱症、毛孔性紅色粃糠疹及び紅斑性角化症、
口腔白板症、口腔乳頭腫及び口腔扁平苔癬
用法及び用量
通常成人は寛解導入量エトレチナートとして1日40~50mgを2~3回に分けて2~4週間経口投与する。1日最高用量は75mgまでとする。その後、症状に応じて寛解維持量エトレチナートとして1日10~30mgを1~3回に分けて経口投与する。
幼・小児では寛解導入量エトレチナートとして1日体重1kgあたり1.0mgを1~3回に分けて2~4週間経口投与する。その後、症状に応じて寛解維持量エトレチナートとして1日体重1kgあたり0.6~0.8mgを1~3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.
25歳以下の患者、特に幼児、小児(「小児等への投与」の項参照)
2.
低出生体重児、新生児、乳児(「小児等への投与」の項参照)
3.
糖尿病患者、肥満者、アルコール中毒症患者、脂質代謝異常患者など高中性脂肪血症の素因がある患者[脂質代謝異常が起こるおそれがある。]
4.
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重要な基本的注意
1.
本剤には催奇形性があり、また副作用の発現頻度が高いので、諸治療が無効な重症の場合にのみ、使用上の注意を考慮して使用すること。
なお、使用に際して患者に以下の副作用についてよく説明すること。
2.
本剤の使用に際しては、患者又はそれに代わり得る適切な者に次の注意事項についてよく説明し、理解させた後、同意を書面で得てから使用すること。
(1)
妊娠する可能性のある婦人への投与に際しては、次の正常な生理周期の2日又は3日目まで投与を開始しないこと。また、本剤の投与開始前2週間以内の妊娠検査を行うなど、妊娠していないことを確認すること。
(2)
本剤には催奇形性があるので、妊娠する可能性のある婦人で他に代わるべき治療法がない重症な患者にやむを得ず投与する場合には、投与中及び投与中止後少なくとも2年間は避妊させること。