. *筋・骨格
1%未満
関節痛
16. *筋・骨格
頻度不明注9)
背部痛、筋痙縮
17. *その他
1~5%未満
倦怠感、疲労
18. *その他
1%未満
易刺激性、発熱
19. *その他
頻度不明注9)
無力症
その他の副作用の注意
○インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)又はペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)との併用の場合
以上のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、減量、投与中止等の適切な処置を行うこと。
*○ソホスブビルとの併用の場合
以上のような副作用が認められた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
注2)腹痛、血清アミラーゼ値の上昇等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
注3)飛蚊視、視力低下感等を伴うことがあるので、このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。
注4)インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)とリバビリンの併用において発現が認められているが、因果関係が明確なものではない。
注5)国内臨床試験において認められているが、因果関係が明確なものではない。
発現頻度はインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)との併用に対する承認時の臨床試験及び製造販売後調査等、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)との併用に対する承認時の臨床試験の合計より算出した。なお、承認時の臨床試験及び製造販売後調査等で認められなかった副作用については頻度不明とした。
注7)発熱(発現頻度98.3%)に対しては解熱剤の投与等適切な処置を行うこと。
注8)飛蚊視、視力低下感等を伴うことがあるので、このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。
*注9)発現頻度は、国内臨床試験成績に基づき算出した。海外の臨床試験においてのみ報告された副作用は頻度不明とした。
高齢者への投与
国内で実施した臨床試験において、高齢者では、高度の臨床検査値異常等の発現頻度及び減量を要する頻度が高くなる傾向が認められているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与し、必要に応じて減量、休薬、投与中止等の適切な処置を行うこと。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。[動物実験で催奇形性作用(ラット及びウサギ:1mg/kg/日)及び胚・胎児致死作用(ラット:10mg/kg/日)が認められている。](【禁忌】の項参照)
2.
授乳中の婦人には、投与を避けること。やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせること。[動物実験(ラット)で乳汁中への移行が認められている。](【禁忌】の項参照)
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。[使用経験がない。]
適用上の注意
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
その他の注意
1.
マウス3及び6ヵ月間投与試験(1~150mg/kg/日)で精子異常(15mg/kg/日以上)がみられたとの報告がある(休薬により回復)。
2.
ラット長期投与試験(24ヵ月間、10~40mg/kg/日)で網膜変性の発生頻度が対照群に比べて増加したとの報告がある。
3.
細菌を用いる復帰変異試験、ヒトリンパ球を用いる染色体異常試験及びラット優性致死試験は陰性であったが、マウスリンフォーマ試験、マウスBalb/3T3形質転換試験及びマウス小核試験は陽性であった。癌原性試験でマウスに75mg/kg/日までを18ヵ月間、ラットに40mg/kg/日までを24ヵ月間、p53+/-トランスジェニックマウスに300mg/kg/日までを6ヵ月間投与しても本薬投与による腫瘍発生の増加はみられなかったとの報告がある。
薬物動態
1. 血中濃度
(1) 単回投与1)
健康成人男性(6名)に本剤200、400、600、800、1,000及び1,200mgを空腹時に単回経口投与したとき、血漿中未変化体濃度のCmaxについては200~800mg、AUC0-tについては200~1,000mgの用量範囲でそれぞれ線形性が認められ、それ以上の投与量では吸収の頭打ちが示唆された。
(2) 反復投与2,3)
C型慢性肝炎患者(15名)に本剤400mg(800mg/日)を朝夕食後に1日2回48週間、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)(以下:PEG-IFNα-2b)の1.5μg/kg週1回皮下投与との併用により、反復経口投与したときの血清中未変化体濃度を以下の図及び表1に示した。血清中未変化体濃度は投与開始後8週目までに定常状態に到達し、Cmax、Cmin及びAUC0-12hrに基づく累積係数はそれぞれ6.53、12.2及び9.42であった。定常状態に到達後の消失半減期は286時間であった2)。
同様に、C型慢性肝炎患者(28名)に本剤400mg(800mg/日)を朝夕食後に1日2回24週間、インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)(以下:IFNα-2b)600万IU週3回筋肉内投与との併用により、反復経口投与したときの血清中未変化体濃度は、投与開始後8週目までに定常状態に到達し、Cmax、Cmin及びAUC0-12hrに基づく累積係数はそれぞれ5.24、14.2及び8.11であった。定常状態に到達後の消失半減期は291時間であった3)。
(3) 食事の影響4)
健康成人男女(17名、外国人)に本剤600mgを食後又は空腹時に単回経口投与したとき、食後投与時ではCmax及びAUCが約70%上昇し、tmaxの遅延が認められた。
(4) 静脈内投与時5)
健康成人男性(6名、外国人)にリバビリン溶液150mgを急速静脈内投与したとき、血漿中未変化体の全身クリアランス(CL)は40.5L/hr、定常状態における見かけの分布容積(Vss)は241Lであった。同一被験者に本剤400mgを空腹時に経口投与したときのAUCとの比較によって算出した絶対バイオアベイラビリティ(経口投与時のAUC/静脈内投与時のAUC)は64%であった。
(5) 肝機能障害患者6)
肝機能障害患者(17名、外国人)に本剤600mgを空腹時に単回経口投与したときの血漿中未変化体濃度のパラメータを表2に示した。肝機能障害患者では肝機能障害の重症度に応じたCmaxの上昇が認められたが、tmax及びAU