基準収載年月
2002年6月
販売開始年月
2002年8月
貯法・使用期限等
貯法
遮光下、凍結を避け、10℃以下に保存
使用期限
包装に表示の期限内に使用すること
注意事項
取扱い上の注意の項参照
基準名
日本薬局方
フィルグラスチム(遺伝子組換え)注射液
*規制区分
処方箋医薬品
注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
グランシリンジ150は1シリンジ(0.6mL)中に下記の成分を含有する。
有効成分
日局フィルグラスチム(遺伝子組換え):150μg
添加物
ポリソルベート80:0.024mg
添加物
D-マンニトール:30mg
添加物
pH調節剤
性状
pH
3.7~4.3
浸透圧比
約1(生理食塩液対比)
性状
本品は無色澄明の液である。
販売名
グランシリンジM300
販売名コード
3399405G3022
承認・許可番号
承認番号
21400AMZ00189
商標名
GRAN SYRINGE
薬価基準収載年月
2002年6月
販売開始年月
2002年8月
貯法・使用期限等
貯法
遮光下、凍結を避け、10℃以下に保存
使用期限
包装に表示の期限内に使用すること
注意事項
取扱い上の注意の項参照
基準名
日本薬局方
フィルグラスチム(遺伝子組換え)注射液
*規制区分
処方箋医薬品
注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
グランシリンジM300は1シリンジ(0.7mL)中に下記の成分を含有する。
有効成分
日局フィルグラスチム(遺伝子組換え):300μg
添加物
ポリソルベート80:0.028mg
添加物
D-マンニトール:35mg
添加物
pH調節剤
性状
pH
3.7~4.3
浸透圧比
約1(生理食塩液対比)
性状
本品は無色澄明の液である。
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1.
本剤の成分又は他の顆粒球コロニー形成刺激因子製剤に過敏症の患者
2.
骨髄中の芽球が十分減少していない骨髄性白血病の患者及び末梢血液中に骨髄芽球の認められる骨髄性白血病の患者[芽球が増加することがある]
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
造血幹細胞の末梢血中への動員
<同種及び自家末梢血幹細胞採取時のフィルグラスチム(遺伝子組換え)単独投与による動員>
通常、成人、小児ともに、フィルグラスチム(遺伝子組換え)400μg/m2を1日1回又は2回に分割し、5日間連日又は末梢血幹細胞採取終了時まで連日皮下投与する。この場合、末梢血幹細胞採取はフィルグラスチム(遺伝子組換え)投与開始後4~6日目に施行する。
ただし、末梢血幹細胞採取終了前に白血球数が50,000/mm3以上に増加した場合は減量する。減量後、白血球数が75,000/mm3に達した場合は投与を中止する。
<自家末梢血幹細胞採取時のがん化学療法剤投与終了後のフィルグラスチム(遺伝子組換え)投与による動員>
通常、成人、小児ともに、がん化学療法剤投与終了翌日又はがん化学療法により好中球数が最低値を経過後、フィルグラスチム(遺伝子組換え)400μg/m2を1日1回又は2回に分割し、末梢血幹細胞採取終了時まで連日皮下投与する。
ただし、末梢血幹細胞採取終了前に白血球数が50,000/mm3以上に増加した場合は減量する。減量後、白血球数が75,000/mm3に達した場合は投与を中止する。
なお、いずれの場合も状態に応じて適宜減量する。
造血幹細胞移植時の好中球数の増加促進
通常、成人、小児ともに、造血幹細胞移植施行翌日ないし5日後からフィルグラスチム(遺伝子組換え)300μg/m2を1日1回点滴静注する。
ただし、好中球数が5,000/mm3以上に増加した場合は、症状を観察しながら投与を中止する。
なお、本剤投与の中止時期の指標である好中球数が緊急時等で確認できない場合には、白血球数の半数を好中球数として推定する。
なお、いずれの場合も年齢・症状により適宜増減する。
がん化学療法による好中球減少症
<急性白血病>
通常、成人、小児ともに、がん化学療法剤投与終了後(翌日以降)で骨髄中の芽球が十分減少し末梢血液中に芽球が認められない時点から、フィルグラスチム(遺伝子組換え)200μg/m2を1日1回静脈内投与(点滴静注を含む)する。出血傾向等の問題がない場合はフィルグラスチム(遺伝子組換え)100μg/m2を1日1回皮下投与する。
ただし、好中球数が最低値を示す時期を経過後5,000/mm3に達した場合は投与を中止する。
<悪性リンパ腫、小細胞肺癌、胚細胞腫瘍(睾丸腫瘍、卵巣腫瘍など)、神経芽細胞腫、小児がん>
通常、成人、小児ともに、がん化学療法剤投与終了後(翌日以降)から、フィルグラスチム(遺伝子組換え)50μg/m2を1日1回皮下投与する。出血傾向等により皮下投与が困難な場合はフィルグラスチム(遺伝子組換え)100μg/m2を1日1回静脈内投与(点滴静注を含む)する。
ただし、好中球数が最低値を示す時期を経過後5,000/mm3に達した場合は投与を中止する。
<その他のがん腫>
通常、成人、小児ともに、がん化学療法により好中球数1,000/mm3未満で発熱(原則として38℃以上)あるいは好中球数500/mm3未満が観察された時点から、フィルグラスチム(遺伝子組換え)50μg/m2を1日1回皮下投与する。出血傾向等により皮下投与が困難な場合はフィルグラスチム(遺伝子組換え)100μg/m2を1日1回静脈内投与(点滴静注を含む)する。
また、がん化学療法により好中球数1,000/mm3未満で発熱(原則として38℃以上)あるいは好中球数500/mm3未満が観察され、引き続き同一のがん化学療法を施行する症例に対しては、次回以降のがん化学療法施行時には好中球数1,000/mm3未満が観察された時点から、フィルグラスチム(遺伝子組換え)50μg/m2を1日1回皮下投与する。出血傾向等により皮下投与が困難な場合はフィルグラスチム(遺伝子組換え)100μg/m2を1日1回静脈内投与(点滴静注を含む)する。
ただし、好中球数が最低値を示す時期を経過後5,00