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Imatinib(Imatinib Mesilate)イマチニブ錠100mg「サワイ」/イマチニブ錠200mg「サワイ」(五)
2016-04-07 03:32:41 来源: 作者: 【 】 浏览:2392次 评论:0
察し、適切な処置を行うこと。

適用上の注意

薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)

その他の注意

1.
本剤との関連性は明確ではないが、海外からの報告で本剤投与中に骨壊死が発現したとの報告がある。

2.
海外からの報告で、レボチロキシン補充療法を受けている甲状腺摘出患者において、本剤投与中に甲状腺機能低下症があらわれたとの報告がある。

3.
過量投与に関して、ラットを用いた2週間反復経口投与試験では、臨床用量800mgの約2.5倍(体表面積換算)に相当する1,200mg/m2/日(200mg/kg/日)の14日間投与により、死亡は認められていない。約7.5倍の用量である3,600mg/m2/日(600mg/kg/日)では、投与7~10日に一般状態の悪化及び死亡が認められ、病理組織学的検査において広範な組織に変性病変が観察されている。

4.
ラットを用いた2週間反復経口投与試験の200mg/kg/日以上の群及びイヌを用いた2週間反復経口投与試験の30mg/kg/日以上の群で、胸腺・リンパ節等のリンパ系組織において萎縮、リンパ球崩壊もしくはリンパ球枯渇がみられ、サルを用いた39週間反復経口投与試験の15mg/kg/日以上の群でマラリア感染の悪化が認められたとの報告がある。

5.
イヌを用いた13週間反復経口投与試験の30mg/kg/日以上の群で精子形成の低下がみられ、ラットを用いた受胎能及び初期胚発生への影響に関する試験では、交配前70日間の投与により60mg/kg/日群において、精巣重量、精巣上体重量及び運動精子率の低下が認められたとの報告がある。

6.
ラットを用いた2年間のがん原性試験で、腎臓の腺腫/腺癌・尿路(腎盂、膀胱及び尿道)の乳頭腫・小腸の腺癌・上皮小体の腺腫・副腎の良性及び悪性の髄質腫瘍・前胃の乳頭腫/扁平上皮癌・陰核腺の乳頭腫・包皮腺の扁平上皮癌(60mg/kg/日投与)、包皮腺の乳頭腫(30及び60mg/kg/日投与)の発現頻度の増加がみられたとの報告がある。また、非腫瘍性病変として、心臓の肥大及び拡張の発現頻度の増加がみられたとの報告がある。

薬物動態

生物学的同等性試験
○イマチニブ錠100mg「サワイ」
イマチニブ錠100mg「サワイ」と標準製剤を健康成人男子にそれぞれ1錠(イマチニブとして100mg)食後単回経口投与(クロスオーバー法)し、血漿中イマチニブ濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。1)

○イマチニブ錠200mg「サワイ」
イマチニブ錠200mg「サワイ」と標準製剤を健康成人男子にそれぞれイマチニブとして200mg食後単回経口投与(クロスオーバー法)し、血漿中イマチニブ濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。2)

血漿中濃度ならびにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

100mg錠各1錠投与時の薬物動態パラメータ
 

Cmax(ng/mL)  Tmax(hr)  T1/2(hr)  AUC0-48hr(ng・hr/mL) 
イマチニブ錠100mg「サワイ」  552±103  3.0±1.2  12.4±1.0  7198±1553 
標準製剤(錠剤、100mg)  496±131  3.1±1.0  12.2±1.3  6794±1759 

(Mean±S.D.)

各製剤投与時の薬物動態パラメータ

 

 
   製剤投与量
(イマチニブとして) 
Cmax(ng/mL)  Tmax(hr)  T1/2(hr)  AUC0-48hr(ng・hr/mL) 
イマチニブ錠200mg「サワイ」  1錠
(200mg) 
993±235  2.2±0.6  13.1±1.5  12349±2929 
標準製剤(錠剤、100mg)  2錠
(200mg) 
940±252  2.4±0.5  12.5±1.3  11967±3371 

 (Mean±S.D.)
薬効薬理

イマチニブは白血病に関連するチロシンキナーゼのATP結合部位においてATPと競合的に拮抗し、チロシンキナーゼの活性を阻害する。これにより細胞増殖の異常シグナルを抑制し、アポトーシスを誘導することで、抗腫瘍効果を示すと考えられる。

有効成分に関する理化学的知見

一般名
イマチニブメシル酸塩(Imatinib Mesilate)

化学名
4-(4-Methylpiperazi

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