PRANLUKAST CAPSULES 112.5mg“TOWA(Pranlukast Hydrate)プランルカストカプセル112.5mg「トーワ」
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作成又は改訂年月
※※2016年4月改訂(第7版、副作用の項)
※2014年11月改訂(第6版)
日本標準商品分類番号
87449
日本標準商品分類番号等
効能又は効果追加承認年月(最新)
2009年9月
薬効分類名
ロイコトリエン受容体拮抗剤
-気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤-
承認等
販売名
プランルカストカプセル112.5mg「トーワ」
販売名コード
YJコード
4490017M1087
承認・許可番号
承認番号
22000AMX01672
欧文商標名
PRANLUKAST CAPSULES 112.5mg“TOWA”
薬価基準収載年月
2008年11月
販売開始年月
2008年11月
使用期限等
貯 法:
室温保存、気密容器
使用期限:
外箱、ラベルに記載
組成
1カプセル中の有効成分
※日局 プランルカスト水和物…112.5mg
添加物
乳糖水和物、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、ステアリン酸Mg
カプセル本体:ゼラチン、マクロゴール、酸化チタン、ラウリル硫酸Na
性状
頭部及び胴部共に白色~帯黄白色の硬カプセル剤で、内容物は白色~淡黄色の粉末である。
識別コード/本体
Tw429
識別コード/包装
Tw429
外形
全長
号数
質量(mg)
約190
一般的名称
プランルカストカプセル
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能・効
1. 気管支喘息
2. アレルギー性鼻炎
用法・用量
通常、成人にはプランルカスト水和物として1日量450mg(本剤4カプセル)を朝食後及び夕食後の2回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
使用上の注意
重要な基本的注意
1. 本剤は気管支拡張剤、ステロイド剤等と異なり、すでに起こっている喘息発作を緩解する薬剤ではないので、このことは患者に十分説明しておく必要がある。
2. 気管支喘息患者に本剤を投与中、大発作をみた場合は、気管支拡張剤あるいはステロイド剤を投与する必要がある。
3. 長期ステロイド療法を受けている患者で、本剤投与によりステロイドの減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行うこと。
4. 本剤投与によりステロイド維持量を減量し得た患者で、本剤の投与を中止する場合は、原疾患再発のおそれがあるので注意すること。
5. プランルカスト水和物製剤を含めロイコトリエン拮抗剤使用時にChurg-Strauss症候群様の血管炎を生じたとの報告がある。これらの症状は、おおむね経口ステロイド剤の減量・中止時に生じている。本剤使用時は、特に好酸球数の推移及びしびれ、四肢脱力、発熱、関節痛、肺の浸潤影等の血管炎症状に注意すること。
6. 他のロイコトリエン拮抗剤を投与した患者で、因果関係は明らかではないがうつ病、自殺念慮、自殺及び攻撃的行動を含む精神症状が報告されているので、本剤の投与にあたっては患者の状態を十分に観察すること。
7. 本剤投与により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意すること。
相互作用
併用注意
(併用に注意すること)
1. 薬剤名等
主にCYP3A4によって代謝される薬剤
臨床症状・措置方法
本剤及びこれらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
機序・危険因子
プランルカスト水和物製剤はin vitro試験でCYP3A4により代謝され、これらの薬剤の代謝を競合的に阻害するとの報告がある。
2. 薬剤名等
CYP3A4を阻害する薬剤
イトラコナゾール
エリスロマイシン
等
臨床症状・措置方法
本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
機序・危険因子
in vitro、in vivo試験でこれらの薬剤によりプランルカスト水和物製剤の代謝が阻害されるとの報告がある。
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用(頻度不明)
1.
※※ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、意識障害、呼吸困難、発疹等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2.
白血球減少:白血球減少(初期症状:発熱、咽頭痛、全身けん怠感等)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
3.
血小板減少:血小板減少(初期症状:紫斑、鼻出血、歯肉出血等の出血傾向)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
4.
肝機能障害:黄疸、AST(GOT)・ALT(GPT)の著しい上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
5.
間質性肺炎、好酸球性肺炎:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増加等を伴う間質性肺炎、好酸球性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
6.
横紋筋融解症:横紋筋融解症があらわれることがあるので、筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中ミオグロビン上昇等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること。
その他の副作用
1. 過敏症注)
頻度不明
発疹、そう痒、蕁麻疹、多形滲出性紅斑等
2. 精神神経系
頻度不明
頭痛、眠気、めまい、不眠、しびれ、味覚異常、ふるえ、けいれん、興奮、不安
3. 消化器
頻度不明
嘔気、腹痛、胃部不快感、下