CHLOROMYCETIN TOPICAL SOLUTION(Chloramphenicol)氯霉素外用液5%,クロロマイセチン局所用液5%
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作成又は改訂年月
**2012年6月改訂(第9版)
*2009年9月改訂
日本標準商品分類番号
872634
日本標準商品分類番号等
再評価結果公表年月(最新)
2004年9月
薬効分類名
抗生物質製剤
承認等
販売名
クロロマイセチン局所用液5%
販売名コード
2634706Q1030
承認・許可番号
承認番号
*22100AMX01119
商標名
CHLOROMYCETIN TOPICAL SOLUTION
薬価基準収載年月
*2009年9月
販売開始年月
*2009年9月
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
包装に表示の使用期限内に使用すること。
規制区分
処方箋医薬品※
※注意-医師等の処方箋により使用すること
組成
1mL中に次の成分を含有
有効成分
クロラムフェニコール(日局) 50mg(力価)
添加物
プロピレングリコール
性状
微黄色~淡黄色の粘稠なプロピレングリコール溶液で、においはない。
一般的名称
クロラムフェニコール外用液
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
次の患者には使用しないこと
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
〈適応菌種〉
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、髄膜炎菌、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、インフルエンザ菌
〈適応症〉
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、抜歯創・口腔手術創の二次感染
(皮膚・外科)
症状に応じて適量を局所に点滴、灌注あるいはガーゼ、綿球に浸して貼付、挿入する。
なお、深在性皮膚感染症に対しては他の薬剤で効果が期待できない場合に使用すること。
(点耳・点鼻)
通常プロピレングリコールで0.5~1%の割合に溶解し、罹患部に適量を1日1~数回用いる。
なお、症状により適宜増減する。
(歯科・口腔外科)
本剤を綿線、ペーパーポイントに浸して用いたり、局所に直接注入するかあるいはドレナージガーゼに含ませて挿入する方法がとられる。
用法及び用量に関連する使用上の注意
本剤の使用にあたっては、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめること。[耐性菌の発現等を防ぐ。]
使用上の注意
重要な基本的注意
1.
感作されるおそれがあるので、観察を十分に行い、感作されたことを示す兆候(そう痒、発赤、腫脹、丘疹、小水疱等)があらわれた場合には使用を中止すること。
2.
長期間連用しないこと。
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1. 過敏症注1)
頻度不明
発疹、接触性皮膚炎
2. 長期連用注2)
頻度不明
内服、注射等全身投与の場合と同様な症状
注1)使用を中止すること。
注2)長期連用は避けること。
適用上の注意
使用部位:
(1)
眼科用に使用しないこと。
(2)
注射用として使用しないこと。
薬効薬理
抗菌作用1)
広範囲の抗菌スペクトルを有し、グラム陽性・陰性菌等に作用する。
有効成分に関する理化学的知見
1. 一般名
クロラムフェニコール(Chloramphenicol)
2. 略号
CP
3. 化学名
2,2-Dichloro-N -[(1R ,2R )-1,3-dihydroxy-1-(4-nitrophenyl)propan-2-yl]acetamide
4. 分子式
C11H12Cl2N2O5
5. 分子量
323.13
6. 構造式
7. 性状
白色~黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。
メタノール又はエタノール(99.5)に溶けやすく、水に溶けにくい。
包装
クロロマイセチン局所用液5% (瓶)25mL
主要文献及び文献請求先
主要文献
1)
**第十六改正日本薬局方解説書 廣川書店 2011:C1494-1497
文献請求先・製品情報お問い合わせ先
第一三共株式会社 製品情報センター
〒103-8426 東京都中央区日本橋本町3-5-1
TEL:0120-189-132
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
製造販売元
第一三共株式会社
東京都中央区日本橋本町3-5-1