DEAMELIN.S Tablets(Glyclopyramide)格列吡脲S片,デアメリンS錠250mg
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作成又は改訂年月
**2013年5月改訂(第7版 会社住所の変更)
*2010年7月改訂
日本標準商品分類番号
873961
日本標準商品分類番号等
再評価結果公表年月(最新)
1993年3月
薬効分類名
経口血糖降下剤
承認等
販売名
デアメリンS錠250mg
販売名コード
YJコード
3961002F1031
承認・許可番号
承認番号
21900AMX01734000
欧文商標名
DEAMELIN・S Tablets 250mg
薬価基準収載年月
2007年12月
販売開始年月
1965年11月
貯法・使用期限等
貯 法:
室温保存
使用期限:
外箱に表示
規制区分
劇薬 処方せん医薬品注)
注) 注意―医師等の処方せんにより使用すること
組成
成分・含量(1錠中)
グリクロピラミド 250mg
添加物
結晶セルロース、乳糖水和物、カルメロースカルシウム、バレイショデンプン、ステアリン酸マグネシウム
性状
剤形
裸錠
色調
白色
外形
長径13.0mm
短径5.5mm
厚さ4.2mm
質量約325mg
識別コード
KP-105
一般的名称
グリクロピラミド錠
警告
重篤かつ遷延性の低血糖症を起こすことがある。用法・用量、使用上の注意に特に留意すること。
禁忌
(次の患者には投与しないこと)
1. 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、インスリン依存型糖尿病の患者
[インスリンの適用である。]
2. 重篤な肝又は腎機能障害のある患者
[低血糖を起こすおそれがある。]
3. 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者
[インスリンの適用である。]
4. 下痢、嘔吐等の胃腸障害のある患者
[低血糖を起こすおそれがある。]
5. 本剤の成分又はスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
6. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能・効果
インスリン非依存型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る。)
用法・用量
通常、1日量グリクロピラミドとして125~250mgを経口投与し、必要に応じ適宜増量して維持量を決定する。ただし、1日最高投与量は500mgとする。
投与方法は、1回投与の場合は朝食前又は後、2回投与の場合は朝夕それぞれ食前又は後に経口投与する。
*使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1. 既に肝又は腎機能障害のある患者
2. 次に掲げる低血糖を起こすおそれのある患者又は状態
(1)
肝又は腎機能障害
(2)
脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
(3)
栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
(4)
激しい筋肉運動
(5)
過度のアルコール摂取者
(6)
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
(7)
「相互作用」の項に示す血糖降下作用を増強する薬剤との併用
重要な基本的注意
1.
糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮すること。糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性等、糖尿病類似の症状(腎性糖尿、老人性糖代謝異常、甲状腺機能異常等)を有する疾患があることに留意すること。
2.
適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮すること。
3.
投与する場合には、少量より開始し、血糖、尿糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、効果が不十分な場合には、速やかに他の治療法への切り替えを行うこと。
4.
投与の継続中に、投与の必要がなくなる場合や、減量する必要がある場合があり、また、患者の不養生、感染症の合併等により効果がなくなったり、不十分となる場合があるので、食事摂取量、体重の推移、血糖値、感染症の有無等に留意のうえ、常に投与継続の可否、投与量、薬剤の選択等に注意すること。
5.
重篤かつ遷延性の低血糖を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること。また、低血糖に関する注意について、患者及びその家族に十分徹底させること。
相互作用
併用注意
(併用に注意すること)
(1)血糖降下作用を増強する薬剤
1)臨床症状
血糖降下作用の増強による低血糖症状(脱力感、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣等)が起こることがある。
*2)措置方法
併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。低血糖症状が認められた場合には通常はショ糖を投与し、α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース等)との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。
3)薬剤名:機序・危険因子
薬剤名等
インスリン製剤
機序・危険因子
血中インスリンの増加
薬剤名等
ビグアナイド系薬剤
機序・危険因子
肝臓での糖の新生を抑制する。腸管でのブドウ糖の吸収を抑制する。
薬剤名等
インスリン抵抗性改善剤
トログリタゾン
機序・危険因子
インスリンの作用が増強される。
薬剤名等
α-グルコシダーゼ阻害剤
アカルボース
* ボグリボース 等